温泉シールラリー・三重県編&オフミーティング

 平成18年2月11日(

 ダボジーはお預け。
 今回の温泉シールラリーチャレンジは、三重県と西濃の残り2湯を回る計画。三重県と言えば、ネット仲間occhanさんのお膝元で、掲示板等で打ち合わせをした結果、時間が合えばオフミがてらご一緒してくれるということで話が進む。
 数日前から天気は小康状態で、雪もかなり溶けてきた。予報は雨だったが、あわよくばダボジーで出動と考えていたのだったが・・・。
 迎えた当日の朝、無情にも予報通りの。今回もダボジーはお預けで、マーチでの出動となった。
雨のR8。

 通り過ぎちゃったよ〜
北陸自動車道。  待ち合わせ時刻は10時。シタミチでは約3時間ぐらいかかる。家を出たのが7時30分だったので、武生ICから北陸自動車道へ。
 高速はチェーン規制こそなかったが、雨のせいかバイクは1台もいなかった。

 米原JCTから名神高速に合流。
 待ち合わせ場所へは、関ヶ原ICで高速を降りて、R365・R306を進むのが近道であり、関ヶ原IC出口、あと3キロという看板で左側車線に寄る。

 しかし、ラジオの番組が面白く、つい夢中になっていたため、気付くとまさにIC出口を過ぎようとしていた。

 なんたる大失態!

 もう急ハンドルを切って出口レーンに入れる状態でなく、バックするしかない。無情にも関ヶ原ICを通り過ぎ、約15キロ先大垣ICまで行くことになった。

 走りながらも、頭の中はルート修正の検討でフル回転。
 大垣ICから再度高速にのって関ヶ原まで戻るか?それとも大垣から南下していくか?
 関ヶ原まで戻ると高速利用とはいえ合計30キロのロス。そこで大垣からR258で南下していくことにする。

 R258〜県道26・612・14
 右手に山頂部に雪が残る養老山地を見ながら、R258を南下。先月寄った海津市の南濃温泉水晶の湯の前を通り過ぎ、三重県へ。

 R258からR1・R477を通るルートの方が、道も広くわかり易いのだが、桑名市街や四日市市街を通るため、混雑が予想される。待合せ時刻まであと30分弱しかないので、香取南から県道でR477までショートカットすることにした。

R258から望む養老山地。
県道26にある多度大社の大鳥居。  多度大社大鳥居をくぐりながら、県道26・612・14と進んでいく。

 前から気になっていたが、三重県内の国道・県道はこれって県道?と疑いたくなるような狭い箇所が多い。対向車とのすれ違いにも往生する箇所が多々あり、思うようにスピードがあがらない。
 待ち合わせ時刻となったが、目的地まではまだ10キロほどあるため、occhanさん(以後”Oさん”と省略)へ遅れる旨の電話を入れる。

 初顔合わせ
R477入口にある看板。駐車場入口の看板。湯の山片岡温泉。  遅れること15分。待合せ場所の湯の山 片岡温泉に到着。
 開館から間もないにもかかわらず、結構クルマが停まっていた。さぁ、Oさんはどこだ?

 屋根付の駐輪場に、1台のホンダカラーCB1000SFと赤のシンプソンのジャケット。あれだー!

 『遅くれてすみません。あっ、はじめまして。マエダンゴです。』
 そうOさんとはネットで知り合った仲間で、実際にお会いするのは今回が初めて。
 軽く自己紹介を交わし、早速温泉へと向かう。

 第28湯目:湯の山 片岡温泉
 受付でラリー帳割引券を出すが、今日は祝日のため割引券は不可。シールがいっぱい張られたラリー帳を見て受付の女性が、
 「す、すご〜い!」
 他にも全湯制覇を目指す人は多くいるだろうが、ここは比較的来易い場所にあるので、皆ラリー初期に回って来るのだろう。
 チョッと優越感を感じる。もっとも向こうは驚き半分呆れる半分だろうが・・・(笑)

湯の山片岡温泉。
ロビーにあった題字。 浴室入口。脱衣場の床は畳敷き。
ロビー。食事処。
庭園露天風呂。  Oさんの話では、ここはいつも混雑しており、夕方になると満員らしい。
 早速二人で露天風呂に向かう。露天風呂にはすでに6人ほど入っていた。100%源泉掛け流しのこの温泉、湯加減はややぬるめ、湯量も少なめで、半身浴状態。
 でもぬるめのお湯なので、Oさんとネットのこと、ツーリングのこと、互いの仕事のことなどを話しながら、30分近くも入っていた。全身からは汗や老廃物が噴出し、爽快感を感じるお湯だった。

 入浴後は休憩コーナーで、少々のぼせ気味の身体を休めながら、Oさんと談笑。
 Oさん、私よりけっこう年上だが、本当にお若い外見はお世辞でなく、充分30代に見られるほどだ。更に外見以上に気持ちもお若く、何でもチャレンジしようする姿勢や今年のツーリング計画など、バイタリティが溢れ出ている。
 私がOさんの年齢になったときに、同じような行動ができるだろうか?あやかりた〜い!

 残り8湯!
occhanさんと愛車CB1000SF。

 ミルクロード(県道140)
同じ寒さを共有するため、窓を開けて走る。(笑)  Oさんオススメの亀八食堂で昼食をとるべく、亀山へ向かう。道をよく知ったOさんの先導で、狭隘箇所の多いR306でなく、県道140(通称ミルクロード)を走る。なんか北海道や阿蘇みたいだが、一見平野みたい見えても、結構アップダウンがありナルホドと納得。

 気温10℃とそんなに寒くはなかったが、私一人だけ暖かいマーチでは申し訳ないので、を開け風を浴びながら走る。

先導されるocchanさん。

 亀八食堂
 1時過ぎ、亀八食堂に到着。ここはOさんが30年以上も御用達のお店で、昔はよく会社の同僚の方と来られたそうだ。その頃は工場帰りの工員たちやトラックの運ちゃんたちが多く、女性の姿はほとんどなかったらしいが、最近では女性も結構来るそうだ。
 ピークは過ぎたようだが、店内には多くのお客さんがいた。

亀山市の県道565沿いにある亀八食堂。
入口。 店内の様子。
壁に書かれたお品書き。  注文はOさんにおまかせで、ぶた肉3人前ホルモン1人前、それにうどん玉3つご飯大盛を注文。

 「お待ちどうさま!」

 目の前の鉄板の上に、盛り沢山のキャベツもやしねぎなどの野菜、豚肉ホルモン、それにたっぷりの八丁味噌が手際良く盛られた。
 す、すげぇ〜!
このボリュームに圧倒される。
味噌と肉を混ぜる。 野菜から出る水分で味噌が溶けはじめる。 野菜もほど良い色になってきた。早く食べたいよ〜! この料理にうどん玉はかかせない。
うどん玉3玉が入る。 だんだんうどんに味が染みてきた。  鍋奉行ならぬ鉄板奉行はもちろんOさん。Oさんは手馴れた手つきで、野菜や肉を炒めていく。さすが30年の常連の技だ!(笑)
 うどん玉は最初から入れるのと、半分食べてから入れるのとあるらしいが、全てOさんまかせで、今回は最初から入れる。
待つこと10分。ようやく出来上がり。いただきま〜す!
 「できたよ!」
 ようやくお奉行様ゴーサインがでた。

 う、うま〜い!
甘辛の味噌味が食欲をそそる。ごちそうさまでした。
 甘辛い八丁味噌がキャベツ、肉にからんで、美味しい。本当はビールも飲みたいところだが、お互い運転があるので、ここはお茶でグッとガマン。
 一見中華料理の回鍋肉(ホイコーロー)のようだが、こちらの方が断然うまく、ご飯がすすむ。味がしみ込んだうどんもボリューム満点だ。
 最初は少し多いかなと思った量だったが、無事Oさんと完食

 食後しばし歓談した後、Oさんとはここでお別れする。
 せっかくのお休みのところ、ご一緒いただきありがとうございました。今度はまたツーリングでご一緒しましょう!

 西濃編B に続く・・・

   

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