テラめし倶楽部 |
■バトル330 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「カツカレー大盛」 | 2008.12.20・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
喫茶(小料理) 金曜日(千葉県長南町) | 1,000円 | ||||||||||||||||||||||||||
館山を後にし、東京湾に沈む夕陽を見ながら北上。日中こそ暖かいが、さすがに日が暮れてくると寒さが堪える。暖を取るべく、君津市内で入浴タイム。 ひとっ風呂浴びた後は、一路R409(房総横断道路)を西へと進む。向かっているのは、茂原市の隣にある長南町。掲示板の情報では、ここにオススメのお店があるらしい。お店の名前は喫茶金曜日。長南町にあるということとR409沿いにあるという情報のみでやってきたが、果たしてすんなり見つかるだろうか? 緩やかなアップダウンが続くR409を走ること30分、長南町に入る。見落とさないよう慎重に走っていると、暗闇にぼーっと輝く看板を発見。おー、ここだここだ! 最初に見つけた看板には、情報通り、『喫茶金曜日』と書いてあるが、もう一つあった看板には『小料理金曜日』と書かれている。いったいどっちなの? お店の外観は和風で、とても喫茶店には見えず、地元客が集まりそうなまさに飲み屋といった感じ。しかも看板にはこの時間、カラオケ&軽食となっている。うーん、お店はやっているが、情報のテラめしは出して貰えるのだろうか?テラめしって軽食にならないよな?(笑) 暖簾をくぐり店内へ。入るとまず廊下で、右手にはカラオケルーム。奥にもう一つ扉があり内部は見えない。 扉を開けると、やはり飲み屋の雰囲気。先客は常連と思しき4名ほどで、カウンターで一杯やっている。やっぱりこの時間は駄目なのかな? 「食事ってできますか?」 『はい!できますよ。』 食事ができると分かり少し安心するが、まだお目当てのテラめしが可能かどうか分からない。小上がり席に案内され、真っ先にメニューに目をやる。 壁に貼られたお品書きには、つまみの他各種定食があったが、情報の料理が見当たらない。あれ?やっぱりこの時間はないのかな?そう思っていると、ホワイトボードに本日の定食と書かれたメニューを渡される。 (どれどれ・・・、え〜っと、あった!) お目当てのテラめしはカツカレー(900円)。デフォでもかなりボリュームがあるようだが、大盛り(+100円)にするとテラめしに変貌するらしい。 「カツカレーって、大盛りにできますか?」 『できますよ。でもかなりボリュームがありますよ。』 「はい、そのボリュームを楽しみに来たんです。」 無事、注文が通る。待つ間、店内の様子を観察。店内はカウンター席と小上がり席のほか、奥にはお座敷部屋もあるようで、宴会の声が聞こえてくる。 『お待ちどうさま、カツカレー大盛りです。』 (うっ、意外にあるな〜 ) カツカレーの入った皿は長さ約25p。ボッティチェリの「ビーナスの誕生」を彷彿させる白い貝殻のようだ。そこに3合以上はあろうかと思われるご飯とジャンボなトンカツ。付け合せのサラダも結構ボリュームがありそうだ。 ルーがこぼれないためだろうか、ソースポッドも添えられている。 『お、お兄ちゃん、大丈夫?本当に食べられる?』 「ええ、多分なんとか・・・」 ほろ酔い気分の常連客たちも、その異様さに目がテン状態。携帯を片手に写メを撮っていた。ギャラリーの視線を浴びながら、バトル開始。 カレーは中辛で、大きめのジャガイモやニンジンがゴロゴロと入っており、家庭で作るような感じだ。ただし過去の経験上、後半にカツはキツいので、カツから優先的に食べていく。 『だ、大丈夫? 無理しないでね』 「(もぐもぐ)はい。」 ギャラリーのお1人が、チラチラとこちらを見ながら話しかけてくる。後半ややキツくなってきたが、カツから先に食べる戦法が功を奏し、21分で無事完食。 『うわぁ〜、全部食べたんだ!』 よほど驚かれたのか、食べ終わった皿も写メに撮っていた(笑) 食後、お店の方や常連さんたちとしばし歓談。カツカレー大盛りのパワーアップバージョンとして、おかず大盛りもあるそうで、カツが2枚になるとのこと。カツ2枚はかなりキツそうだな・・・ |
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詳細は、ツーリングクラブ 2008.冬 南房テラめしツーリング でも紹介しています。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「喫茶(小料理) 金曜日」 千葉県長生郡長南町須田81-1 (R409沿い) 0475-46-3466 営業時間/11:30〜24:00 定休日/水曜 駐車場/あり ※営業時間・定休日は変更されている場合もあります。 |