テラめし倶楽部

 ■バトル335 観戦者 Counter
 「ミニのっけ丼 ※愛情バージョン 2009.1.11・対戦
 中華のんき(福島県いわき市) 850円
ミニのっけ丼(850円)
お馴染み、中華のんき。1年ぶりの訪問だ。 前回のっけ丼ミニスペシャル(880円)に対戦した際の写真が飾ってあった。
 今日もマーチでお出かけ。向かったのは福島県いわき市。そう、あのお店に行くためである。ETC割引利用のため、深夜に自宅を出発し、8時にいわき市に到着。開店時刻までまだ3時間もあるので、温泉博物館で時間調整する。この様子はマーチでGO!GO!をご覧下さい。

 11時、中華のんきに到着。ちょうど暖簾が出されたところで、今回も一番乗り
 織田信長 「こんにちは〜、ご無沙汰してます!」
  『あら〜、いらっしゃい。元気だった?』

 ご主人女将さんの歓迎を受ける。お二人ともお元気そうだ。厨房が見渡せるカウンター席へ。
  『前もって連絡してくれれば、良かったのに・・』
 織田信長 「ははは〜、でもそうするとアレでしょう?!」
 前回(バトル176)のっけ丼ミニスペシャル(880円)に対戦。ミニ〜という可愛らしい名を冠しているが、実態はご覧の通り。

前回対戦したのっけ丼ミニスペシャル(880円)
のっけ丼ミニスペシャル
トッピングが落ちないよう、鉄串が刺さっている(笑)苦闘83分、ついに力尽きる。

 見た瞬間、己の敗北をほぼ確信。いかにより良い負けとするか奮闘。だが苦闘83分、揚げ物2品を残して、ついに力尽きた。帰り際ご主人に、
 店員 『今度来る時は、事前に電話してちょうだい!
      完食できなくてもいいから、のっけ丼スペシャル
      食べてもらいたいから・・・』

 と嬉しいお言葉をかけていただいた。そう、アレとはのっけ丼スペシャル(1,000円)との対戦のことなのだ。
 だがのっけ丼スペシャルは、ミニスペシャルを遥かに凌駕し、ご飯は6合(約2s)以上。そこにこれでもかー!というぐらいトッピングがのっけられている。しかもこれは過去のスペックで、

中華のんきのフラッグシップ、のっけ丼スペシャル(1,000円)。※のっけ丼ミニスペシャルを完食した人しか挑戦できません。
のっけ丼スペシャル
 最近は写真よりパワーアップしており、総重量はなんと、10s!
 ズワイガニ丸ごと1パイのっている。プロのフードファイターでも完食するのが??というシロモノを、私1人では絶対不可能
 残していいから・・・とおっしゃっているが、確実に無理だと分かっている無謀な戦いをする訳にはいかない。連絡すれば多分コレが出て来そうなので、敢えて連絡しなかった(笑)


 今回の対戦相手を決めるべく、店内に所狭しと貼られたお品書きを見渡す。1年ぶりの訪問なので、さすがに一部値上げされているかと思っていたが、どうやら変わらない様子。のっけ丼シリーズも以前と同じ値段だ。
 材料高騰で値上げしたお店も多い中、ご主人たちの経営努力には拍手したい。

のっけ丼、のっけ丼ミニスペシャルも前回と同価格だった。スペシャルかつ丼、ミニのっけ丼、食ッキング定食大盛の注意書き。

 さて、今日はどうしようか? 前回のリベンジを果たすべく、再びのっけ丼ミニスペシャルに逝くべきか? それとも食ッキング定食大盛(880円)かミニのっけ丼(850円)にしようか?
  『今日は前回のリベンジするんでしょ?』
 織田信長 「いえ、今日は食ッキング定食大盛にしようかと・・・」
  『食ッキング?ダメよ〜!そんなんじゃ。』
 織田信長 「えー、ダメですか? あのリベンジはちょっと・・・」
  『じゃ、ミニのっけ丼にしようね!ミニ1つ!』
 店員 『はいよ! ミニね! フフフ・・・』
 食ッキング大盛は速攻で却下され、問答無用で厨房に注文が通される。

 ミニのっけ丼(850円)は初挑戦だが、一度近藤勇しんのすけ殿が対戦した画像を見たことがある。その際、しんのすけ殿は苦戦しながらも見事に完食。まぁ、アレぐらいなら、問題ないかな? でもご主人の含み笑いが気になるが・・・

 待つ間、女将さんと最近のバトルの報告やお店の近況などを談笑。毎月何人かミニスペシャルの挑戦者がいるらしいが、ほとんど全滅らしい。
 ふと厨房の中に目をやると、店員ご主人がミニのっけ丼製作の真っ最中。

製作に没頭する芸術家のように、手を休めないご主人。
 マエダンゴ (前にも見たような光景だが・・・)

 だがコチラ側に背を向けているせいか、肝心のミニのっけ丼の様子が分からない。

それ、器の大きさが違うんじゃないでしょうか?(笑)
 マエダンゴ (それ、ミニの器じゃないと思いますけど・・・)
 確かしんのすけ殿の画像では、器はラーメン鉢だったはず。でもご主人が盛り付けている器は、前回のミニスペシャルの器と同じもの。
 織田信長 (あの含み笑いは、コレだったのか!

前回のミニスペシャルとあまり変わらない気がするんですが・・・
 マエダンゴ (前回とあまり変わらない気がするんですが・・・)

バトルしやすい様、大きなグラスのお茶。
  『フフ、もうすぐ出来るからね。』

 女将さんが大きなグラスに入ったお茶を運んでくれる。こういう配慮はウレシイのだが・・・(笑)

  『はい、ミニのっけ丼お待ちどうさま!』

コレのどこがミニなんだ!
ミニのっけ丼(愛情バージョン)
小鉢まで付けてくれて・・・

 こ、これのどこがミニなんだ!
 ご主人の愛情溢れるミニのっけ丼が登場。想像していたミニより遥かにデカい
 でもよ〜く見ると、トッピングの量が前回よりやや少なく、転落防止の鉄串もささっていない。
 また千切りキャベツが前回より半分ぐらいのせいか、上部は随分細くなっている。確かにミニスペシャルより少ないが、ご飯の量はさほど変わらない感じ。
 マエダンゴ (完食できるだろうか・・・)

 一瞬、前回の悪夢が脳裏をよぎるが、気を取り直してバトル前の分析を開始。

 山盛りキャベツの上にのっけられたトッピングは、フライ類がトンカツメンチカツコロッケから揚げ。他に目玉焼きと海苔ものっており、キャベツの下には焼肉も隠れている。あーあー、マヨネーズもどっさりかかっているし・・・
 フライ類など汁気のないものが多いので、元気な前半戦の内にフライエリアを優先して食べる戦法をチョイス。キャベツは咀嚼回数を増やすので、最後にまとめて食べよう。

横から見たところ。ボウル皿にトッピングとキャベツを移設。

 当然このままでは食べ難いので、付いてきた白いボウル皿にトッピングとキャベツを移設し、ようやくバトル開始

 メンチカツ、トンカツをかじりながら、スプーンでご飯を口に運ぶ。一番悩まされたのはから揚げ。大ぶりで、しかもキャベツが絡まっているので、しっかり咀嚼しないとうまく喉を通ってくれない。

 バトル開始から10分ほど経過すると、入店客が増えてきた。また見世物状態になるのか?(笑)

 20分を過ぎた辺りで味変すべく、焼肉エリアへ。焼肉の下のタレが染み込んだ部分は、苦しい後半戦には貴重な戦力。ここで上手くご飯を減らしていく。
 30分経過。この付近から案の定、イヤイヤうさぎが出現!うー、苦しい。
 咀嚼回数が激増し、なかなか飲み込みにくくなってきた。このまま放置しておけば満腹指令が出てきて、一気にモチベーションがダウンしかねない。お茶のお替り回数もめっきり増えてきた。
 40分経過。ようやくご飯がお茶碗1杯あるかどうかまで減らす。だがこの頃には、水分なしではほとんど飲み込めない状況となる。仕方ない!お行儀が悪いが、満を持して味噌汁をぶっかけ、一気にかきこむ。

49分でなんとか完食。

 45分、やっと丼がカラとなる。だが、まだボウル皿にキャベツが残っている。最後のキャベツを口に収め、49分で完食。フー、苦しい・・・ 

 食後、頂いたアイスコーヒー飲みながら息を整える。もうお腹がタプタプだ(笑)
 お客が増えてお忙しそうなので、名残惜しいがお店を後にする。
 織田信長 「ご馳走様でした。また来ますね!」
  『次はミニスペシャルかスペシャルだからね!』
 マエダンゴ 「やっぱり?! (あのね・・・)」


ボリューム ★★★★★
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 98テラ
所要タイム 49分・KO勝ち
難易度 極悪凶暴

 お店DATA 
 「中華のんき」

 福島県いわき市平作町3-1-12
 0246-21-2663
 営業時間/11:00〜21:00
 定休日/無休
 駐車場/あり(2台)
 地図
 ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。
「中華のんき」  住所/福島県いわき市平作町3-1-12 電話/0246-21-2663 営業時間/11:00〜21:00 定休日/無休 駐車場/あり(2台)