テラめし倶楽部

 ■バトル377 観戦者 Counter
 「スペシャルカツカレー大」 2009.10.6・対戦
 レストラン べるしい(鳥取県鳥取市) 1,200円
スペシャルカツカレー大(1,200円)
一見するとただの民家にしか見えない。 内部はオークを基調としたアーリーアメリカン風。
 ある日地図を見ていると、ある事に気付く。
 織田信長 (なんだ、意外と近いんだ!)


 福井を中心にして200q同心円を描くと、大阪や名古屋、松本などが含まれる。西の方に目をやると、鳥取市は円の外だがそれほど離れていない。もっとも一直線には行けないが、ルート検索するとシタミチでも290qほど。これなら先月2回行った大町市とほとんど変わらない。鳥取には以前から行きたかったお店もあるし・・・

 織田信長 (よし、鳥取に行こう!)

 早朝5時に自宅を出発。夜明け前のまだ暗いR8を南下。敦賀からR27に入り、舞鶴からR175、福知山からR9へ。後は一本道だ。

 11時過ぎ、鳥取市に到着。6時間チョッとで着いた計算だ。

 今回の鳥取遠征で、ピックアップしたお店は2つ。1つはレストランべるしい、もう1つはレストランBelieve。連休が取れたので、昼に1軒、夜にもう1軒対戦するダブルヘッダーの予定なのだが、問題はその順番
 どちらの店も鳥取を代表するテラめしスポット。ネット情報などから推測すると、ヤバいレベル以上のようだが、両者とも盛り具合の画像や情報がそれほど多くない。悩んだ末、まずはレストランべるしいとのバトルをチョイス。
 べるしいは以前武田信虎アッキー殿が訪問されていて、その際はJR鳥取駅前の栄町にあったのだが、昨年10月に現在の場所に移転。プリントアウトしてきた地図を片手にお店を目指す。
 場所は旧店舗から千代川を渡った緑ヶ丘という所。けっこう見通しが良い道路沿いにあるのだが、看板を見落とし、最初通り過ぎてしまった。

外壁の看板がなければ、レストランだとは思わないかも。
 それもそのはず。お店は一見すると普通の住宅のようで、外壁脇の看板がなければレストランだと気付かないかも。お店の前に舗装された駐車場が数台分あるが、横の砂利敷きの駐車場の方が広くて停め易い。

 店内に入ると、正午前ということもあり、私が一番乗り。良かった、この方がギャラリーを気にせずバトルできる。

ご飯モノのメニュー。ふつう・中・大とサイズが選べる。

 早速メニューを確認。情報ではスペシャルカレーはデフォでも他店の大盛レベルで、とバージョンアップできる。特にご飯4合(お茶碗約8杯分)ほどあるらしい。
 織田信長 「スペシャルカツカレー大、お願いします」
  『大はかなりボリュームがありますが・・・』
 織田信長 「それを目当てで来たんです。」
  『かしこまりました。お待ちください。』

 一応注意が入るが、無事オーダーが通る。注意が入るということは、残す人も多いのだろう。これは期待できそう。
 なお中以上はボリュームが多いため、複数で注文し取り分けることも可能。ただしその場合、中で+300〜350円、大で400〜550円アップとなる。

”御注文は腹八分目でね♪” はい!分かりました(笑)ビーフシチューやハンバーグのセットも美味しいそう。

 店内はオークを基調としたアーリーアメリカンの内装。照明や小物もお洒落で、デートにも充分使える。
 ハンバーグステーキといったグリル料理やビーフシチューなどもボリュームがあって美味しそう。まさにオシャレな洋食屋さんといった感じである。

 某番組でやっていたが、鳥取市はカレールウの一世帯あたり消費量日本一。直近のデータでは佐賀市に次いで2位となってしまったが、カレー王国であることは間違いない。いったいどんなカレーが出てくるのだろう?
 ちなみに我が北陸地方も、金沢市が3位、富山市が6位、福井市が8位と、全てベスト10入りしている。もっとも上位はほとんど田舎、地方都市ばかりだが・・・(笑)

  『スペシャルカツカレー大です!』

珍しい三角形の深鉢で、スペシャルカツカレー大が登場。
器の深さは10cm。上から見ると、ロータリーエンジンのローターのよう。

 ロータリーエンジンのローターのように、丸み帯びた三角形の大きな器が登場。一辺が30cm近くある。深さも10cmとかなり深い。さすがカレー王国、鳥取市が誇るテラめしだ!
 そこになみなみとルーが入ったマール型(註:テラめし学会分類)の様相で、バトル157で対戦したお食事処Doカツカレー大盛を思い起こさせる。

 しかもよ〜く見ると、カツはなんと2枚。しかも1枚15cm以上あるジャンボカツだ。付合せの福神漬も別皿でどっさり。これは心してかからねば・・・

1枚15cm以上のジャンボカツが2枚。福神漬も別皿でどっさり。

 まずはカレーをひと口。粘度はほとんどなく、どちらかというとカレースープに近い。じっくり煮込まれて溶け込んでしまっているのか、具はほとんど見えない。かろうじてタマネギの切れ端があるぐらいだ。
 味は中辛で、やや薄味。個人的にはもう少しスパイシーな方がいいのだが、バトル的にはちょうどいいかも。

 カツはロース肉を使っており、中はジューシー、衣はカラっと揚がっており、単品でも充分美味しい。後半にカツを残すと、冷えて肉が固まって食べにくくなるので、ルーはなるべく温存し、カツとライスを中心に食べ進む。

24分で完食。ちょうど腹八分目だ(笑)

 後半少しペースが落ちたが、ルーの配分が良かったせいか、24分で完食。ちょうど腹八分目かな?(笑)
 さぁ、ポーションを飲んで、夜のダブルヘッダーに向けて体力を回復させないと・・・


ボリューム ★★★★★
★★★★☆
インパクト ★★★★☆
料金 ★★★★☆
お店の印象 ★★★★☆
テラめし度 86テラ
所要タイム 24分・KO勝ち
難易度 ヤバい

 お店DATA 
 「レストラン べるしい」

 鳥取県鳥取市緑ヶ丘1-11-11
 0857-27-4536
 営業時間/11:00〜21:30
 定休日/第3木曜
 駐車場/あり
 地図
 ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。
「レストラン べるしい」  住所/鳥取県鳥取市緑ヶ丘1-11-11 電話/0857-27-4536 営業時間/11:00〜21:30 定休日/第3木曜 駐車場/あり