第4回北海道ツーリング(2004.8.10〜8.18)

 7日目:炭鉱遺跡めぐり
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 2004年8月16日(月) 曇り一時雨
 雨のオロロンライン

 5時起床。昨夜は雨が降らないかなと心配だったが、沖にあった雲は南に逸れたみたいで、雨に遭わずに済みラッキーだった。パンや玉子といったあり合わせの材料で朝食を済ませ、撤収準備にかかる。 
 明日はもうフェリーで帰らないといけない。楽しい時間はどうして経つのが早く感じるのだろう。今日はR232を南下し、帯広まで行く計画だ。もちろんお目当ては今年も、豚丼大正カニの家である。(詳しくは第3回北海道ツーリングを参照)

 途中道の駅”ほっと・はぼろ”に立ち寄る。ここも4年前に来たが、附属施設ができていてすっかり様子が変わっており、最初は間違えたかなと思ったぐらいだ。とほ宿”吉里吉里”の前を通りかかる。こちらはほとんど変わっておらず、今回は宿泊できなかったが、次回は必ずライダーズ名鑑の自分に会いに行こう!(詳しくはAROUND JAPAN vol.1を参照)

 苫前(とままえ)町を過ぎ、小平(おびら)町に入るあたりから、雨が降り始めてきた。カッパを装着すべく、道の駅”おびら鰊番屋”へ。1時間ほど屋根付きの休憩所で雨宿りしてみるが、雨足はいっこうに衰える気配を見せず、むしろ強くなる一方である。このままではラチがあかないので、意を決して出発することにする。
 
 
 ひまわり
道の駅サンフラワー北竜の正門。
 留萌(るもい)から北竜(ほくりゅう)町へ入るまで、ずっと雨にたたられ、道の駅”サンフラワー北竜”に着いた頃ようやく上がった。
 それしても、ここの門は笑える。


 近くにあるひまわりの里へ立ち寄るが、開花のピークを過ぎており、少し残念。駐車場付近だけの見学ですます。

北竜町のひまわりの里。開花のピークは過ぎていた。残念。
 
 
 道の駅田園の里うりゅう

 雨竜(うりゅう)町の道の駅”田園の里うりゅう”へ。
 ここは”ほしのゆめ”というお米が有名だそうだ。

道の駅田園の里うりゅう
眠りネコ
 道の駅で人気をひとり占めしていたのが、このネコ
 駅のメインにドドーンと座り込み、近くを観光客が通っても退こうともせず、居座っていた。よほど眠たかったのだろうか?

 
 
 やっぱりジンギスカン!
特上ジンギスカン定食。
 滝川市の道の駅”たきかわ”内にある味蔵小林で昼食。特上ジンギスカン定食(900円)を注文。やっぱりラム肉は美味しい。

 
 
 炭鉱遺跡

 赤平(あかびら)市で見かけた看板で立ち寄った、赤平駅の駅裏の赤間炭鉱ズリ山階段
 ズリ山とは石炭採掘の際にでるズリが積み上がってできたもので、九州では
ボタ山ともいう。ズリ山には木々が生い茂っており、かつての面影はほとんどない。
 頂上まで
777段あり、登山はもちろん遠慮しました。


赤間炭鉱ズリ山階段。
住友赤平立坑跡
 ここ赤平市では、廃墟となった炭鉱施設を20世紀の遺産として保存していて、今年、赤平炭鉱アートプロジェクトというイベントを行っている。

 この住友赤平立坑跡もこの日は閉鎖されていたが、イベント期間中の土曜日に見学会が開かれているそうだ。

大浴場跡。石炭まみれになった鉱夫達が汗を流したであろう。

 立坑前にある坑口浴場跡で、無料で見学できる。鉄筋コンクリート造の浴場内部は薄暗く静寂で、ホラー映画に出てきそうな雰囲気でかなり怖い。大きな浴槽やロビーなどがかすかに往時の繁栄を今に物語っていた。
 
 
 予定変更

 赤平で寄り道したせいか、時刻は14時30分を回っていた。ここから帯広までまだ180qもあり、帯広に着く頃には18時近くになるため、予定を変更して富良野で泊まることにする。

 最初雨が降りだしそうだったので、ライダーハウスにと考えたが、自炊用の買出しを済ませていたこともあり、キャンプすることにした。雨が降らなきゃいいのだが・・・

中富良野森林公園キャンプ場

 中富良野町の中富良野森林公園キャンプ場(0円※)に宿泊することにした。小高い丘の上にあり、静かな場所であるが、買出しも数qとそう遠くなく、便利。ライダーが多くファミリーキャンパーの姿はほとんどいないかった。林間キャンプ場のせいか、フラットなサイトが少ないのが少し難点。
 ※2005年から有料(500円)になりました。

 ここで岡田君というライダーと知り合った。

この日の走行距離:232q

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