ツーリングクラブ

第５回　北海道ツーリング（2005.8.12～8.19）

１日目：手荒い洗礼
２日目：感動の味の再会！

８月１２日（金）　曇りのち雨ときどき雷雨
自宅～舞鶴港フェリーターミナル
今年も北海道へ行けることに。正確に言えば、強引に行くことにしたのだが・・・。今年の夏期休暇は５日間。せっかく北海道に行くのに、５日だと実滞在は３日になってしまう。そこで勝手に２日延長して、７日間の休暇にした。もちろん先にフェリーの予約をしてしまい、会社には事後報告で済ます。　自宅に近い敦賀からのフェリーを予約したかったのだが、予約が遅かったせいもあり、舞鶴出発になった。　出発日当日の福井は、前線の影響か日中ドシャ降りの雨。１時間に３０ミリ近い雨に加えて、雷も鳴りだした。「舞鶴まで雨の中行くの～？」と不安に思っていたが、普段の行ないが良い？せいか夕方までには雨もあがっていた。定時でソッコーに帰宅。準備は昨晩のうちに済ませておいたので、後は積み込むだけ。　Ｒ８・Ｒ２７を一路舞鶴へ。敦賀を過ぎ美浜町までは順調に進むが、若狭町に入った辺りから突然滝のような雨に出遭う。カッパを着たくても雨宿りできそうな場所がない。ようやく高架下で雨除けできる場所を発見。すっかりずぶ濡れになり、ジャケット下のＴシャツまで濡れてしまった。カッパを着ながらしばらく様子をみたが、雨足の衰える様子はなさそう。時刻も２２時３０分と、乗船受付締切まで１時間ちょっと。意を決して土砂降りの中を走ることに。　シールドの隙間からも雨が入り込み、前があまり見えず、路面もスリッピ-なので、スピードダウンを余儀なくされる。しかし幸運なことに雨は大飯町辺りから小康状態になり、高浜町に入った頃には止んでいた。


２４時、舞鶴港フェリーターミナルに到着。乗船はもう始まっているのか？いたいた！多数のライダーが荷物を満載した愛車とともに乗船を待っていた。しかし、不思議なことにカッパを着たり、濡れた車体のバイクはほとんどいない。もしかしてカッパを着てるのは私ぐらい？　蒸し暑い中、全身カッパに身を包んだ姿は異様に映ったかもしれない。　この日は乗船受付が混んでおり、ズラっと順番待ちの列。私はネット予約していたので、乗船票は記入しなくてもいいのだが、チケット受取のため列に並ぶ。空港のように自動チェックイン機やＥチケット制などを導入してくれればもっとスムーズなのに・・・　定刻の２５時、舞鶴港を出港。　今日は手荒い洗礼を受け、出鼻をくじかれた感があるが、北海道では天気が良ければイイのだが・・・
この日の走行距離：１４６㎞



８月１３日（土）　曇りのち雨
フェリーにて

朝５時一度目が覚めるが、もう一眠り。再び起きたのは８時。レストランが開く時間きっかりとは、さすがは私の腹時計。もちろん朝食バイキングをしっかりいただく。旅の前に日頃の疲れを取り、体力を充電するため、日中はほとんど寝て過ごす。		午後９時、小樽港到着。バイク下船はいつもの通り、クルマの後。ようやく放送が入り車両甲板へ。涼しいはずの北海道だが、甲板内は熱気で蒸し暑い。しかし所々に大型の扇風機を設置してあるので、幾分か和らぐ。このサービスは素晴らしい！



食欲の誘惑
北海道上陸を果たしのは、９時３０分過ぎ。明日の午前中までに上士幌に行きたいので、札幌方面に向かう。　Ｒ５も深夜のせいか、クルマの量が少なく快走。　晩飯の店を探しながら走っていると、手稲区辺りで見覚えのある看板を発見！「リトルスプーンだ！」　昨年食べてその味と安さに感動したカレーショップ。一口食べると、一緒に煮込まれたであろう果物の甘さを感じ、その後辛さがドッと口の中に広がる。感動の味の再会だ！　某最大手のカレーチェーンなど足元にも及ばないこんな美味いカレーが、大盛でも４３０円。最近東京にも次々と支店がＯＰＥＮしているらしいが、是非福井にも早晩進出して欲しい！毎日でも通いますから・・・（笑）
		札幌中心部、ススキノにさしかかる。ネオン輝く街角のあちこちから、欲望という”フォースの暗黒面”が満ち溢れており、ダークサイドからの誘惑をなんとか振り切った。　しかし若きマエダンゴは、豊平区月寒で食欲の誘惑に勝てず、カレー大盛を食べて３０分も経たないうちに２度目の夕食に。
寄り道していたせいか、あと３０分で日付が変わってしまう。Ｒ３６を進んでいると、北広島付近から霧雨のような雨が降ってきた。恵庭市に入っても雨は降り止まず、千歳市に今年６月にＯＰＥＮしたばかりの道の駅”サーモンパーク千歳”で野宿することに。　時刻も遅く、テントや寝袋を出すのも面倒くさいので、雨除けのビニールテントがある舗道部分に銀マットを敷いて、そのまま寝ることにした。横になると風に煽られてか、霧雨が顔にピチャピチャ当たり冷たい。ダボジーを風除けにして、ようやく就寝。
この日の走行距離：８０㎞

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