2006夏 岐阜・濁河温泉ツーリング
 2006年6月4日() 晴れ
  
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 その2 トマト丼&わらじコロッケ
 
 つちのこ館→(R256)→桜峠→(K62)松坂峠→笹峠→(R41)→下呂→菅田庵(昼食)→下呂温泉(散策)→(R41)→下呂市小坂→(K437)鈴蘭スカイライン(K441)御嶽パノラマライン(K441)大平展望台(大平峠・休憩)
 
 R256・県道62
 つちのこ館を出て、再びR256へ入る。国道とはいえ、200番台のため隘路が多い。桜峠付近は対向車もほとんどなく、山あいの中を粛々と走る。
 県道62に分かれ、松坂峠へ。ここから先は旧飛騨国だ。

R256
 
 
 菅田庵T
菅田庵。入口は反対側にある。  12時、下呂市街に到着。今日のお昼は菅田庵と決めていた。それは、最近下呂温泉の新名物としてにわかに脚光を浴びているトマト丼なるものを食べるためだ。
 日曜日のランチタイム時だったが、意外にも思ったほど混雑しておらず、すんなりと席に案内される。建物は古い旧家を移築したみたいで、太いケヤキの柱や梁が時代を感じさせる。

 一応メニューに目を通すが、トマト丼大盛(945円)を注文。最初はまばらだった客席も徐々にお客で埋まり始める。
お目当てはトマト丼。 旧家を移築した店内。
トマト丼大盛。
丼にも可愛らしいトマトの絵柄。  やがてトマト丼が運ばれてきた。大きな丼の中は飛騨牛を使った牛丼で、その上に角切りされたトマトがのっている。正直想像していたものと、だいぶイメージが違う。トマト丼というから、もっとご飯が見えないくらいトマトがのっているのかなと思っていたが、これではトマト牛丼ではないか?

 肝心のお味はというと、甘辛味の牛丼にトマトの酸味が合わさって、まあまあいける。難を言えば、トマトがあまり冷えておらず、もう少しシャッキっという食感があった方がもっと美味しくなると思う。
 
 
 菅田庵U
1日20食限定。400グラムのわらじコロッケ(525円)。
半分食べてもまだ、こんなにある。  トマト丼を食べながら、隣のテーブルに座った女性ライダー2人の注文に耳ダンボとなる。彼女たちもトマト丼を注文したが、もう一つ、わらじコロッケ(525円)なるものを注文したからだ。
(わらじコロッケ?あ、あの張り紙のやつか?)

 これも飛騨牛を使ったコロッケだが、重さ400グラム1日20食限定と書いてある。限定という響きに滅法弱い私も、すかさず注文する。(笑)
 彼女達は、もちろん二人で1つを分け合うのだが、それでも途中からペースが落ちていた。そんな彼女たちを横目に、トマト丼大盛完食後にもくもくと一人でわらじコロッケを食べる。(笑)

 お味は、カラッと揚がっていて、ぜんぜん油っぽくない。またしっかり味がついていて、ソースなしでも美味しく完食できた。

 菅田庵
 下呂市森2583
 0576-25-3070 9:00〜18:00 無休
お土産に買った「とまとのカレー・辛口(360円)」
 
 
 下呂温泉T
 お腹も膨れ、腹ごなしに下呂温泉街を散策してみる。
 下呂には子供の頃、家族旅行で来たことがある。遠い昔の記憶であまり定かではないが、昔と比べるとかなりキレイに整備された感がある。
 だが街の中央を流れる川の両側に、旅館が建ち並ぶ様子は変わっておらず、温泉情緒を感じる。

下呂温泉
江戸時代の儒学者、林羅山のブロンズ像。 橋の中央にはいろんな銅像がある。
喜劇王C.チャップリンと一緒に。
 
 
 下呂温泉U
飛騨川の河川敷にある露天風呂(無料)。  飛騨川の河川敷にある露天風呂は、観光パンフレットに必ず載っているほど有名で、無料で入浴できる。一応混浴だが、橋の上から丸見え状態なので、当然のことながら女性の姿はなかった。残念!

 今回は別の温泉に入るのが目的なので、下呂温泉は、見学だけですます。

温泉街。 下呂温泉発祥之地の石碑。街中には無料の足湯が何箇所かある。
下呂にかけて、ゲロゲロとカエル。温泉用のマンホール(排泥弁)
 
 
 鈴蘭スカイライン(県道441)
 R41を北上し、小坂で県道437へ。ここは今年行ったひめしゃがの湯へ続く道だが、今回のお目当てはそのずっと先だ。今回の目的地、濁河(にごりが)温泉までは、麓から延々30キロ近く山の中を走ることになる。この区間GSはないので、ガソリン残量には充分注意。

 県道441、通称鈴蘭スカイラインに入り、次第に山深くなってくる。周りの木々も白樺などの、亜高山帯の植生に変わる。
鈴蘭スカイライン(県道441)
標高が上がるにつれ、白樺林が目立つようになる。 さすがに標高が高いので、気温も20度以下と涼しい。
 
 
 御嶽パノラマライン(県道441)
道幅がせまく、左は崖。  さすがに山道なので、行けども行けどもなかなか着かない。道幅も1.5車線と狭くなり、ブラインドコーナー続く。右手は断崖絶壁で、下が見えないほど。数百mはあるだろうか。対向車に注意しながら慎重に進む。

 大平展望台(大平峠)で小休止。標高1,445mの展望台からは、御嶽山をはじめ中央アルプスの山々が望めるが、この日はあいにくかすんであまり見えなかった。

標高1445mの大平展望台。 展望台には東家があるだけ。
眼下に緑深い山々が広がる。

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