2007夏 北東北ツーリング
 2007年8月11日() 晴れ
 
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 2日目:その1 絶品!七兵衛そば
 
 道の駅安達→(R4)→福島市→(R13)栗子峠(山形県)→米沢市(朝食)→(R13)→山形市→道の駅天童温泉(休憩)→村山市→(K36)七兵衛そば(昼食)
 
 今日から楽しむぞー!
 6時に目が覚める。3時間ほどしか寝ていないが、すっかり元気になった。昨夜周りにいたチャリダーたちは既に出発したみたいだ。ベンチだったが安達の休憩所はエアコンも効いていて、快適に過ごせた。コーヒーで目を覚まし、私も出発。日差しが強く、今日も暑くなりそうだ。

 福島市からR4と別れ、R13へ。栗子峠を越えて山形県に入る。

道の駅安達の無料休憩所。24時間利用できる。
 
 
 道の駅天童温泉
8:40 道の駅天童温泉  米沢市のコンビニで朝飯を済ませ、R13を北上。この道はGWにも通ったので、まだ記憶に新しい。
 天童市の道の駅天童温泉で小休止。天童と言えば将棋の駒で有名だが、温泉も有名。立寄りたかったが、先を急ぐ。
 今日のメインは、3年前の東北ツーリングで行きそびれた温泉へ行くこと。だが東根市付近を走っていて、あるお店のことが頭に浮かぶ。ここからすぐのところのあのお店はまだあるのかな?時刻はまだ9時チョッと過ぎなので、開店まで結構時間があるが、どうしよう?

 
 
 七兵衛そば@
 結局、K36に入り大石田町の次年子を目指す。あのお店とは?、7年前の日本一周ツーリングの際に寄った七兵衛そば。見覚えのある田園風景の中を進んでいき、9時40分七兵衛そばに到着。

 入口を見ると、暖簾が出ており、準備中の札。良かった!今日は営業するみたいだ。だが11時開店の為、まだ1時間以上待たないといけない。1時間の時間ロスは痛いが、ここの蕎麦を次いつ食べられるか分からない。のんびり待つことにする。
のどかな田園風景が広がるK37。
9:40 七兵衛そば到着
11時開店のため、お客は私一人。 暖簾は出ていたが、準備中の札。玄関内にある整理札を取って順番待ちするみたいだ。
整理札は2番。先客がいて何処かに行っているのかも。  玄関脇に置いてある順番の整理札を取る。てっきり1番だと思っていたが、2番。先客は何処かで時間をつぶしているのだろう。
 最初ダボジーの横で待っていたが、照り付ける日差しにたまらず、玄関脇の日陰へ。
 
 
 日本の原風景
日本の原風景のような農村の景色が広がる。  お店の前には、日本の原風景というべき農村の風景が広がる。照り付ける日差しの中、棚田ですくすくと育つ青い稲、蝉の声。谷間を渡る風が妙に心地良い。つい子供の頃の夏休みを思い出してしまう。

 次第にお客の車が集まり始める。みな車の窓越しに「今日はやっているんですかね?」と訊いてきて、その都度整理札の説明をする私。別にこの店の案内係じゃないんですけど・・・(笑)
 あっという間に駐車所がいっぱいになる。みんなここのそばが好きなんだな。
カナチョロ(トカゲ)君も日陰で涼んでいた。(笑) 玄関の上にはツバメの巣。
 
 
 七兵衛そばA
 11時になり、入店が許可される。玄関から厨房が見えるのだが、お店の方が汗だくになりながら一生懸命蕎麦を打っておられた。たくさん打たないといけないから、大変だなー。
 古い民家を改造した店内には座卓があり、整理札の順番で相席となる。このお店、メニューは一応あるが、料理はたった1つ盛りそば食べ放題(1,050円)のみだ。製麺所で作ったそばの食べ放題はたまに見かけるが、自家製手打ち蕎麦で、しかも1,050円と言う激安料金のお店はほとんど見かけない。
地元のそば粉を使い、手打ちでそばを打っている。
こちらでは蕎麦を茹で上げている。 メニュー。といっても料理は1つかしかない。
箸休めは、キクラゲの辛し和え、胡瓜や瓜のお漬物、フキの煮物など、これ全部がついてくる。 ダイコンの搾り汁にかえしを入れてそばつゆにする。
盛りそば食べ放題(1,050円)1人前
お椀1杯のそばは、だいたい300g  七兵衛そばの素晴らしい点は、まだ他にもいっぱいある。そばが運ばれてくる前に、そばつゆや薬味、箸休めがやってくるのだが、箸休めの量がはんぱじゃない。キクラゲの辛し和え、キュウリや瓜のお漬物、フキの煮物などが小皿いっぱい。もちろん自家製だ。

 またそばつゆのお猪口には、辛味ダイコンの搾り汁が入っており、小徳利に入ったかえしと混ぜあわせる。
 私の故郷、福井にも大根おろしを使ったおろしそばという名物があるが、あちらは一皿300〜500円ぐらい。成人男性なら3皿は楽勝で、高いお店だと1,500円もかかってしまうが、こちらは食べ放題。私が惚れ込んでいるのも、お分かりいただけるだろう。

 着席して10分ほどで、待望のそばが運ばれてきた。所謂田舎そばと呼ばれる皮まで一緒に挽いたおそばは黒っぽい色で、平たく太め。お椀1杯で約300gほどの分量だ。早速いただくことにする。
 ずる、ずる、ずる。 美味い!

 鰹節や醤油の旨みが聞いたそばつゆは、最初甘く感じるが、すぐにダイコンの爽やかな辛さが舌の上に残る。打ちたて茹でたてのそばも、冷たい井戸水で引き締められてコシがある。
 あっという間に1杯目完食。ここ七兵衛そばでは、男性なら3〜4杯、女性でも2〜3杯は当たり前だ。
 2杯、3杯、4杯と周囲の目も気にせず、快調に食べ進める。そのうち言わなくても、勝手にお替りのお椀を置いていくようになった。(笑)
 この後ダボジーに乗れないとまずいので、控え目?に6杯(=1800g)で済ます。(爆)
手打ちの蕎麦は、平たく太め。
その内、言わなくても勝手にお替りのお椀を置いていくようになる。(笑)
 【お店データ】
 七兵衛そば
 山形県北村山郡大石田町次年子266  【地図】
 0237-35-4098
 営業時間/11:00〜18:00
 定休日/第1・3木曜日(彼岸の中日、お盆、正月は臨時休業)
 駐車場/あり

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