2007夏 北東北ツーリング
 2007年8月13日(月) 晴れ
 
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 4日目:その3 津軽海峡夏景色
 
 縄文時遊館(昼食)→(R280)→keiichi_wさんと出会う→(R280・339)龍飛崎階段国道(R339)龍飛崎シーサイドパーク(テント泊)
 
 発掘丼
 3時を過ぎてお腹が空いてきた。縄文時遊館内にあるれすとらん五千年の星へ。私は発掘丼(950円)、蘭さんはえがった丼(950円)を注文。
 発掘丼は古代米を使った丼で、中に何が入っているかお楽しみとのこと。そしてハマグリが入っていたら、ソフト栗夢引換券が貰えるそうだ。
 蘭さんのえがった丼は、イカ刺し丼で、津軽弁のえがった=いがった=良かったとイカを掛けている。
大きなガラス張りの縄文時遊館。
オススメメニューの発掘丼(950円)とえがった丼(950円) 蘭さん注文の「えがった丼」。イカ刺し丼にイカのごろ和えが付いている。
発掘丼。古代米を使った丼で、何が入っているかお楽しみらしい。中にハマグリが入っていると、ソフト栗夢引換券が貰える。
ホタテを発掘する。  発掘丼が運ばれてきた。それでは発掘開始。
 まずはホタテ発見!ご飯は古代米にヒエ、粟などの五穀米がブレンドされており、決して美味という訳ではないが、縄文時代の人々もこのような食事をしていたのだろうとロマンを馳せる。

 結局ハマグリは発見できなかった。残念。

 
 
 これを奇跡と言わずとして・・・
奇跡的にkeiichi_wさんに遭遇。  時遊館を出る頃には、4時チョッと前。すっかり予定が遅れてしまい、keiichi_wさんとの会合もかなり難しくなってきた。とりあえず龍飛崎を目指し、R280バイパスに入る。
 もしかしたらすれ違うかもという微かな期待からキョロキョロしていると、反対車線に真夏だというのに全身黒のレザースーツのライダー。バイクも黒のCB1300SFだ。
 keiichi_wさんだ!
 思わず大きく手を振る。向こうも気付いたらしく、コンビニの駐車場へ入る。
私「暑くない?その格好?」  K『何よ、そのTシャツ姿は!昨日今日乗ったばかりの小学生のガキじゃないんだからさ』 リアバッグにはまっちゃん(奥様)特製のてるてる坊主。「可愛い猫と知り合えますように 女の人はダメ!」には思わず笑ってしまいました。
 いや〜、まさに奇跡の再会R280はバイパスと旧道があり、Kさんがもし旧道を走っていたら会えなかっただろうし、我々が後5分遅かったら、KさんはR7へ入っていただろう。この偶然に感謝!

 Kさんおごりの缶コーヒーでしばし歓談。Kさんとは1月の新玉亭オフ以来だ。温泉ライダーKさんは、今回温泉巡りを中心にツーリングされており、今晩は浅虫温泉に宿泊とのこと。明日は下北半島に行くそうなので、大間崎で再会を期して別れる。

また明日お会いしましょう!
 
 
 R280
 蓬田村付近でバイパスは終了。陸奥湾を右手に見ながらR280を北上。対岸には明日向かう下北半島が見える。蟹田から脇野沢へ渡るむつ湾フェリーの時刻を調べにフェリー乗り場へ。午前中は7:50と10:50の2便あり、料金はバイク込みで4,380円。大間までの距離と時間を考えると、フェリーの方が楽なのだが、この料金はチョッと迷うなぁ。
 龍飛崎へは蟹田からK14に入る方が近道なのだが、海沿いを走りたくて敢えて遠回りのR280

陸奥湾沿いを走るR280.
対岸には下北半島が見える。 今別町付近では北海道のような直線路。
まさに気分爽快!
 
 
 R339
旧盆の祭りだろうか、太鼓や鐘を鳴らしながら、山車を曳いていた。  三厩でR339に変わる。三厩は義経北行伝説の地で、義経寺がある。寄ってみたかったが、日没が近いのでパス。
 この辺りから道幅が狭くなり、道のすぐ脇に民家がひしめき合っている。
 日がだいぶ傾いてきており、海がシャンパンゴールドに輝いている。早く行かないと、龍飛崎に沈む夕日を拝めない。急げぇ〜!ペースを上げて目的地を目指す。

津軽海峡に沈み夕日。
 
 
 階段国道(R339)
 18時10分、龍飛崎に到着。岬に行く前に、日本唯一階段国道へ。R339の一部で、元々村道だったのだが、昭和49(1974)年に国道に昇格させる際に、旧建設省の担当者が現地を見ずに、地図だけでルート決定したからとも言われる。このため人以外は、車もバイクも通行できないというおかしな国道ができてしまったのだ。
 ただし指定当時は今のような階段はなく、急な坂道だったそうで、階段が整備されたのは今から約10年ほど前らしい。

龍飛崎にある階段国道(R339)
日本で唯一の階段国道。 石畳の国道の両脇には、アジサイが満開だった。
 
 
 ♪津軽海峡冬景色
石川さゆりの名曲「津軽海峡冬景色」の歌謡碑。  階段国道の近くには、津軽海峡冬景色歌謡碑がある。石川さゆりの大ヒット曲「♪津軽海峡冬景色(作詞阿久悠、作曲三木たかし)」の歌詞が刻まれた石碑が立っている。

 石碑には赤いボタンがあり、押してみると、
 ♪ジャジャジャ〜ン、ジャジャジャ〜ン
 と大音量で前奏が鳴り始める。
 歌は2番からで、歌詞にもある北のはずれ竜飛岬を前に、思わず熱唱してしまった。(笑)
クリックすると拡大します。 ♪ジャジャジャ〜ン、あの前奏が流れ始める。
歌謡碑の前には「赤いボタン」があり、押してみると・・・
上のボタンの写真をクリックして下さい!

Wmv形式、5.29MB、29秒
  ※閲覧にはWindow Media Playerが必要です。
 
 
 龍飛崎
 時刻は18時20分過ぎ。そろそろ日没の時刻なので、灯台のある龍飛崎へ。
 岬の展望台には、夕日を見ようとする観光客やライダーが大勢いた。日本海に沈む夕日を見ながら、写真撮影。
 この美しい夕日の前では、言葉は要りません。しばし時間を忘れて、茜色に輝く海を眺める。
 次回はできることなら、野郎同士じゃなく、女性と一緒に来たいものだが・・・(爆)
龍飛崎灯台前には夕日を見ようとする観光客やライダーが大勢いた。
日本海に沈む夕日。言葉は要りません。
 
 
 龍飛崎シーサイドパーク
龍飛崎シーサイドパーク。1泊500円。  今宵のネグラ、龍飛崎シーサイドパークへ。1泊500円とちょい高めだが、木製デッキのあるサイトや自販機、シャワールームなどもあり、まずまず。真っ暗になる前に、テントを設営。
 だがここで問題発生!。蘭さんはなんと寝袋だけで、テントを持参していないのだ。私のテントに入れてあげたいところだが、私のテントは2人用。ただ2人用といっても、実質1人入ればいっぱいで、男2人が入るのはまず無理。
 結局、蘭さんは夏だし、雨の心配もなさそうなので、外で寝袋で寝ることになった。
夜の帳が降りてくる。 木製デッキの上にテントを張る。
 夕食の買出しがまだなので、管理棟で尋ねると、15qほど戻った三厩に行かないと、コンビニがないらしい。だが、早朝4時から活動している蘭さんは渋り気味。そんな蘭さんを拉致して、コンビニへ向かう。(笑)
 途中よろずやみたいな商店はいくつかあったが、品揃えや鮮度が不安なので、パス。蘭さんはきっと、ここらで手を打ちましょうよと思ってるに違いない。結局往復30qかけて、ようやく夕飯とアルコール類を調達。
 ごめんなさいね。蘭さん。食い物のことだと理性をなくしてしまうもので・・・(爆)
乾杯!今日はお疲れ様でした。
 龍飛崎シーサイドパーク
 青森県東津軽郡外ケ浜町三厩竜浜54 【地図】
 0174-38-2741 4月下旬〜11月上旬 高床式テントサイト1基500円(テント持込)
この日の走行距離:309q

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