温泉シールラリー・西濃編B

 平成18年2月11日(

 迷い道
菰野町付近で再度道に迷ってしまう。後ろに見えるのは鈴鹿山脈。  Oさんと別れ、帰路へつく。といっても途中に未入湯の2湯があるので、これに寄っていくつもりだ。

 「帰り道わかるー?」とOさんから言われ、『大丈夫』と答えたにもかかわらず、早速道に迷う
 R306へ入ろうとしていたのだが、高架になっているのを知らずに通り過ぎてしまう。
 では別の道でと思いリルートするが、これも表示板が判りづらく、見落としてしまう。

 不思議なもので、一度迷いだすと何度も迷う。R306からR258へ抜けるため、朝通ったはずの県道を通るつもりが、違う道へ。
 ようやく現在地を把握して、復帰しようとするが、今度は行き止まり。後ろを走っていた名古屋ナンバーのハーレー2台を道連れにしてしまった。
 どうやら彼らは、(違うのでは?)と思いながらも、他県ナンバーのマーチが自信をもって走っていくので、つい付いてきてしまったみたいだ。スミマセン。(笑)

迷ってUターンする際に見つけたキレイな小川。
R258  右往左往しながら、なんとかR258へ合流。交通量は多いが、この道ならもう迷わないだろう。

 再度岐阜県に入り、駒野から県道58に分岐する。迷ったせいもあり、時刻は4時近く。先を急ぐことにする。

 第29湯目:四季のふるさと養老
四季のふるさと養老。地中海風の外観。  16時、四季のふるさと養老に到着。外観は美しいガーデニングに彩られたオシャレな地中海風。隣接して養老汗蒸幕ゆせんの里というトータルセラピー施設があり、石の釜風呂で発汗する今流行のデトックス(毒抜き)が楽しめる。
 内部は大きなホールがリクライニングチェアの置かれた休憩コーナーとなっており、その周りに食事処、ショップ、浴室などがある。料金にはタオル類館内着が含まれている。
この他にも施設がある。雨除けのキャノピー。
内風呂の様子。奥に見えるのが高温浴槽。 美しいガーデニング越しに養老の山々が望める。
 お風呂は、このような大きな施設にありがちな気泡浴や薬湯といった変り風呂が細々あるのかと思いきや、高温浴槽低温浴槽、サウナと意外にシンプル
 特に低温浴槽は100%源泉掛け流し、高温浴槽も加温のみで循環・消毒していない。低温と高温を交互に入ると、温泉の効果が一層期待できる。お湯は鉄分を含んでいるせいだろうか、やや茶褐色がかっていた。
 露天風呂は美しいガーデニング越しに、養老の山並みを望める。
 ただ立ち寄り客向けとして、1,500円はかなりキツイ。もう少し料金体系を見直して欲しい。

 残り7湯!

お湯はやや茶褐色。
入口付近に飾ってあったお雛様。タオルや館内着(無料)

 第30湯目:安八温泉 保養センター
 続いて向かったのが、揖斐川を越えた安八町にある安八温泉 保養センター。安八町は揖斐川長良川に挟まれた輪中にあり、昔から洪水に悩まされていた地で有名である。
 思えばこの温泉に入るまでに、2度も無駄足を運び、3度目の正直でようやく入れた。事前に休館日をチェックしなかった私が悪いのだが・・・(笑)
 休日の夕方ということもあり、館内は超〜満員!休憩室も浴室も人、人、人だらけ。

安八温泉 保養センター。
「君が代」にでてくる『さざれ石』。功名が辻の山内一豊ゆかりの牧村城址が近くにある。 休憩ルームは囲碁・将棋を楽しむ人でいっぱい。浴室入口。
4人も入ればいっぱいの露天風呂。眺めも全くない。  浴室は内風呂も露天風呂も狭いのひと言。特に露天風呂は、4人も入ればいっぱいというぐらい狭く眺めも開放感も著しく劣る。
 驚いたのが囲碁将棋に興ずる人の多いこと。10卓以上あり、まるで大阪新世界のジャンジャン横丁のような雰囲気だった。また大広間では、ステージでカラオケをするオバサマたちでいっぱい。まさに地元の人々の憩いの場になっており、立ち寄り客にはチョッと居心地が悪そうだった。

 残り6湯!

 あんかけスパゲティー
あんかけスパゲティー。  今日の晩ご飯は、大垣であんかけスパゲティー。いわゆる名古屋フードのひとつだが、結構最近ハマっている。ピリっとしたソースのかかった極太のスパゲティーはボリュームもあり、まさに私向き。この店では麺の量が100g単位で選べ、3倍盛(900g)まである。この日は控え目?に2倍盛(600g)の半熟卵のせを注文。

 お腹を満たした後は、財布の中身が寂しいこともあり、チンタラと3時間かけてシタミチで帰宅した。

    

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