ガイドブックの地図に案内看板の位置が細かく載っているので、親切だなぁと思っていたが理由が判った。看板が割りと地味で目立ちにくく見落とし易い。また右折させる交差点の信号の先に設置してあったり、曲がらせる方向とは反対側に設置してあったりするなど、設置場所がイマイチというか、ドライバーの視点に立っていない。これじゃ管理人を含め、初めて来る人は見落としてしまう。看板の裏表で上下両方向に対応させているのだろうが、交差点に進入してからしか気付けない看板はどんなものだろう。
外観は白壁風の壁に瓦葺という和風スタイル。駐車場に雨除けのキャノピーや屋根付の自転車置場があるのは充分評価できる。内部には食事処を含め、リラクゼーションマッサージなどのスペースもあり、いわゆるスーパー銭湯と健康ランドの中間のような施設。ただ休憩室が食事スペースとつながっているため、ゴロリと横になって安らぐには、うるさすぎて落ち着かない雰囲気。
肝心の温泉は、脱衣場がこの規模の割には窮屈な感じ。内風呂は白湯、電気風呂、アトラクションバスなどがあり割と広いが、一つ一つのスペースは少し小さめなのが残念。
一転、露天風呂はここのウリで、檜風呂、岩風呂、気泡風呂のほか、桶風呂、腰掛風呂、癒し岩盤浴とまさに多種多彩だ。都会の施設のため、眺めが期待できないのはいたし方ないが、湯遊びを充分楽しめる。気になったが、浴槽の温度が頻繁に変わることで、露天風呂に2回入ったが、1℃以上温度が違っていた。
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