テラめし倶楽部 |
■バトル107 | 観戦者 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ナポリタン・理事長」 | 2007.10.17・対戦 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャポネ(中央区銀座) | 850円 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日はちょいと早めにお昼。というのもジャポネで食べようと思ったからである。お昼時は近くのオフィスから溢れ出る昼食難民のため、長蛇の列ができ、30分待ちは当たり前。席についてからも料理にありつけるのに10分以上かかってしまう。 さすがに11時ごろは空いているだろうと、お店の前に行ってみると、既にご覧の通りの行列。これだと20分は並ばないといけない。恐るべしジャポネ! 並びながら、今日の対戦相手に頭を悩ます。 初訪の前々回(バトル82)は、ジャリコ・横綱(800円)。前回(バトル96)は、インディアン・親方(800円)と厳しいかわいがり?にも負けず、順調に勝ち星を積み上げてきた。今日は当然、ジャポネの最高峰、理事長クラスに挑戦せねばならない。 問題は何の理事長を頼むかということだ。既に対戦済のジャリコやインディアンは、手の内が判っているので取り組み易いのだが、これでは注射を打った(※相撲界の隠語で「八百長を依頼すること」)と物言いがつきかねない。 ここは最もハードルが高いと評判のアレにするしかないのか・・・ それは、ナポリタン・理事長(850円)。ケチャップの酸味が後半胃を刺激し、多くの力士たちが苦杯を嘗めているらしい。ケチャップ大好きの私だが、単一の味が大量に続く闘いに、不安が隠せない。 20分並んでようやく呼び出しの声がかかり、土俵下へ。ナポリタン・理事長を注文。特に顔色を変えられることもなく、無事注文が通る。待っている間、力水代わりにポテトサラダ(100円)も注文。 しばらくすると、次第に館内がどよめき始めた。どうやら理事長の登場らしい。 『この相撲一番にて、本日の結びでござりまする。』 立行司テラ村庄之助の口上が響き渡る。 皿は親方同様、通常の皿よりひと回り大きく、オレンジ色の色艶の良い巨体が目の前に現れた。 周りの客や後ろに並んでいる客たちも、「これを昼間から食べるの?」といった好奇の眼差しを向けている。(笑) 隣のお客もナポリタン・ジャンボ(大盛)を頼んでいたが、それと比べると3倍近くはある。 一通り写真を撮り終えると、時間いっぱいとなる。
味は酸味がもっとキツイかと思っていたが、意外にちょうど良い。ジャポネのスパには小松菜が定番なのだが、この少し苦さがケチャップの甘酸っぱさを抑えているのかも。 カウンターには、タバスコや粉チーズが備えられているが、これは後半戦でキツくなった時のため今は我慢。 2/3を過ぎたあたりから理事長の張り手が徐々に効いてきて、味が単調になってきた。 大一番ということもあり、行司の判断で水入り。額の汗を拭いながら口をすすぎ、タバスコと粉チーズをかけて取組再開。 後半怒涛のがぶり寄りで理事長を土俵際まで追い詰め、最後は上手投げで18分で完食。 『マ エ ダ ン ゴ〜』 勝ち名乗りを受け、お店を後にする。 理事長を完食してしまうと、次は何にしようか? 噂ではその上に横綱審議委員なるものがあるとかないとかだが、いっし〜関の話ではガセとのこと。じゃ次回は親方2つを食べるしかないのかな?(笑) |
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お店DATA | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「スパゲッティー&カレー ジャポネ」 東京都中央区銀座西1-2先(※) 銀座インズ3 1F 03-3567-4749 営業時間/10:30〜19:30 (土曜日は〜15:00) 定休日/日・祝 駐車場/なし |