テラめし倶楽部 |
■バトル12 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「若鶏カツ定食(大)」 | 2006.04.18・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
とんまさ(奈良県大和郡山市) | 1,417円 | ||||||||||||||||||||||||||
約2ヶ月ぶりの対戦となった第12戦目の会場は、奈良市大和郡山市にあるとんまさ。以前から雑誌やネットで知っており、対戦できる機会を密かに狙っていたが、ようやくそのチャンスに巡り合うことができた。 夜の訪問ということで、多少道に迷うもどうにか到着。主要道9沿いのマンションの1階にある。 入口脇のショーケースを見ると、メニューのサンプルが陳列されているが、その上には、 「サンプルを信じないでください。」 との張り紙。 (じ、上等じゃねーか!) 威勢を張るも、多少不安を頂きながら入店。店内はカウンター5席、テーブル席4卓、座敷席4卓とMAX40人ぐらいは入れそうだ。店内には10人ほど先客がいた。 カウンター席に座り、まずはメニューを拝見。ここにはとんまさ3兄弟とも呼ぶべき爆盛定食がある。 三男: 若鶏カツ定食(大)・1,417円 次男: 百匁とんかつ定食・2,415円 (※1匁=3.75グラム) 長男: スーパーヘレ棒カツ定食・2,940円 ここは長男か次男と言いたいところだが、給料日前の緊縮財政のため、三男の若鶏カツ定食(大)に決定!お店の人は特に驚く様子もなく、たんたんと注文を受け、オーダーが無事通る。 料理ができる間、店内を見渡す。TVや雑誌などのマスコミに数多く取り上げらているみたいで、奥には完食新記録達成者のタイムが貼られていた。 ちなみにお持ち帰り専用だが、スーパーとんかつ2,800g(10,500円)、〃3,800g(13,650円)というのもあるらしい。2,800g?つまり、2.8sっていうこと?こんなの絶対一人では食べられないだろう。 待つこと15分。待望の料理が運ばれてくる。目の前にお盆が置かれるが、見るとお盆の上にはご飯と味噌汁等だけで、肝心のカツがない! はて? なんで? その疑問は1分後に判った。お店の人がカツが載った皿を、カツが落ちないように上から手で抑えながら運んできたのだ。 「お待ちどうさま。若鶏カツ定食(大)です!」 す、すげぇー! さながらジェンガのように積み上げられたカツが、今まさに目の前に降臨。 さすが奈良!カツが崩れないよう、正倉院の校倉造(あぜくらづくり)の技術を活かしたとか活かさないとか定かではないが、その姿には神々しさすら感じる。 さてこれはどうやって食べようか?万一食べ方を誤ると、カツが崩れてしまう。ここは慎重に箸を進めなければ・・・ まずはカツを一切れ、特製ソースにつけて頬張る。 美味い! 衣がサクサクしていて、ぜんぜん脂っぽさを感じさせない。カツ1切れもでかく、普通のカツの2切れ分ぐらいはありそうだ。傍らに手帳を置き、正の字でカツの数をカウントしながら、食べ進む。 最初の10切れぐらいまでは順調に食べ進むが、半分を超えたぐらいからだんだんペースダウン。しかもカツの量が多いので、ソースもすぐになくなってくる。店員がソースを注ぎ足しにきてくれるが、食べに進むにつれ、ソースの減りが一段と加速。結局4回もソースを注ぎ足してもらうことに。 完食できない場合、折り詰めにして持ち帰ることも可能だが、格闘家として、そんなひきょうなマネは許されるはずもない。 格闘すること45分、かろうじて完食することができた。 カツの枚数を合計してみると、なんと22切れ! しばらく、カツは見たくもないよ〜! なお若鶏カツ定食(大)や百匁かつ定食などは、お腹いっぱい食べてもらおうと、原価割れ・赤字覚悟の商品らしいので、複数人で1つを食べ分けることができません。必ずお一人でチャレンジして下さい! |
|||||||||||||||||||||||||||
詳細は、ツーリングクラブ 2006春 奈良・吉野山ツーリング でも紹介しています。 |
|||||||||||||||||||||||||||
お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「とんまさ」 奈良県大和郡山市南郡山町363-23 梅花ハイツ1F 0743-55-2075 営業時間/11:00〜21:00 定休日/月曜 駐車場/あり ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。 |