テラめし倶楽部 |
■バトル145 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「ジャンボラーメン」 | 2007.12.7・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
らーめん ほん田(千代田区神田錦町) | 750円 | ||||||||||||||||||||||||||
12月もあまり変わらぬペースでバトルを続けるマエダンゴ。今日のお昼もテラめしです!(笑) 今回の舞台はJR神田駅と東京メトロ神保町の中間ぐらいに位置するらーめんほん田。最寄駅はスキー・スノボの専門店がひしめく靖国通り地下の小川町駅(都営新宿線)で、徒歩2分ほど。 私がスキーにハマっていた20年ほど前は、バブルだったこともあってかスキーを買い求めるカップルや若者で活況を呈していたが、現在はウインターシーズン到来だというのにかなり寂しい雰囲気。あの頃はスキーブームの真っ最中で、1シーズンで15回も滑りに行ったこともあったけ。 そんな話はさておき、ここらーめんほん田は低料金でお腹いっぱいになるということで、お昼は付近のサラリーマンでいっぱいになるらしい。このため正午きっかりにお店に行ったのだが、店先には既に行列ができていた。恐るべし!らーめんほん田。行列の最後尾に並び、入店を待つ。 ラーメンはなんと300円の安さ!味噌ラーメンや塩ラーメンも450円と安価で、しかも麺類の大盛りは無料。カレーライスや丼などのご飯ものもほぼワンコインという価格で、なるほどこれなら行列ができるのも頷ける。 店内の券売機で食券を買って注文するシステムなのだが、回転を良くするためか、並んでいるお客に予め注文を聞いてきた。 『何にしましょう?』 「ジャンボラーメンお願いします!」 『ジャンボラーメンね。挑戦する?』 「はい、一応お願いします。」 ジャンボラーメン(750円)とは、麺約300g、野菜約2s、スープなども入れると総重量3sになるシロモノである。しかも15分で完食すると、無料になるのだ。 もちろん15分で、しかもスープまで完飲するのはかなりハードな闘いで、私が成功する確率は限りなく0に近い。またテラめし道的にはこういったチャレンジメニューは邪道でもある。だが失敗しても750円であり、とりあえずタイムトライアルもしてみよう。 回転が良いせいか、5分ほどで店内に入る。ジャンボラーメンの場合の食券は買うのかどうか疑問だったが、一応750円で食券を購入し、チャレンジ成功なら返金されるシステムみたいだ。 席につき店内を観察。麺類大盛り無料以外にも、先着180名までのゆでたまご(生卵に変更可)サービスや餃子3個サービス(17:00〜19:00)などがあり、嬉しい。ジャンボラーメンにもゆでたまごが付いてくるのだが、思うところがあり生卵に換えてもらう。 次第に行列が長くなり始めると、店員が注文の事前確認をしながら、ゆでたまごを配り出した。並んでいる客たちも、「先にゆでたまごだけ貰ってもな〜?」と少々困惑気味だった。(笑) 『ジャンボラーメンあがるよ〜!』 おお〜! カウンターの客や並んでいる客たちから歓声が上がる。相席の男性たちも、オドロキながらも半ば呆れた様子。 第一印象は、バトル98で対戦したビッグラーメンの男性専科に似ているが、器の大きさがこちらの方がひと回り以上大きい。 『あの時計で18分から開始なので、33分までです。』 『では頑張って挑戦して下さい!』 満席の店内の注目を浴び、緊張しながらバトル開始。まずはスープをひと口。味噌味で、めちゃ旨とは言えないがまずまずの味だ。問題はこの熱い麺や野菜。熱いものは苦手ではないが、早く食べるとなると勝手が違う。迂闊に急いで食べると、口や食道が火傷しかねない。 しかし、そこは百戦錬磨のマエダンゴ。食べる前にサービスの生卵を箸でかき混ぜる。この溶き玉子の入った器に熱い野菜や麺をとり分けて、荒熱を取る戦法である。ゆでたまごから生卵に換えてもらったのも、このためである。 2sの野菜はもやしやキャベツがメインで、まずはこれを片付けていかないと麺に辿り着けない。器に移しながら、ひたすら野菜を食べていく。野菜はしっかり噛まないと喉を通ってくれないので、なかなか減ってくれない。 私が座った席は券売機のすぐ横だったので、入ってくる客は一応に私と私の前のジャンボラーメンにガン見状態。おそらく、「コイツ、昼間っから何バカなことしてるんだ?」と思っているのかも。(笑) 野菜の半分を食べた辺りで時計を見ると、既に7分経過。残り8分での完食は、まず絶望的状況だ。でもやれるところまで頑張ろう。 野菜はあらかた食べ尽くし、麺に入る。麺は多加水の中太麺で、野菜よりは食べ易い。だがスペシャルアイテムの生卵も底をつき、ここからは通常の戦法を取らざるしかない。 あと3分、あと2分と時間が過ぎ、健闘むなしく麺が1/3ぐらいとスープというところでタイムアップ。やっぱり15分の壁は厳しかった。 有料確定でここからはゆっくり味わうべく、ややスピードダウン。麺を全て完食し、残るはスープのみとなる。レンゲではまどろこしいので、大きな器を両手で持って直接口へ流し込む。 スープも完飲し、時計を見ると12時40分。結局23分もかかってしまった。やはり私は大食いや早食いには向かないようだ。 今回チャレンジには失敗したが、このボリュームで750円とは非常にコストパフォーマンスが高く、まさにテラめしである。腹具合的には7分目ぐらいなので、今度は餃子とライスも注文してゆっくり味わいたい。 実は今回のバトル、当初山手線テラめし各駅停食の12駅目、神田駅でのバトルとする予定だったが、このレポをUPした前日によりふさわしい対戦相手と出会えたので、急遽変更しました。なおその神田駅でのバトルは既に終了済ですが、前のレポが溜まっておりバトル160ぐらいになる予定です。(笑) |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「らーめん ほん田」 東京都千代田区神田錦町1-14 03-3292-5455 営業時間/11:00〜22:00 土曜は〜20:00 定休日/日曜・祝 駐車場/なし ※付近にコインパーキングあり |