テラめし倶楽部

■バトル１４６		観戦者
「穴子天丼」			2007.12.8・対戦
深川　つり舟（東京都国立市）			９４５円
今日は休みだが、仕事で八王子方面へ。無事用事を終え、帰路の途中お昼をどうしようかと思っていると、或るお店が思い浮かぶ。そのお店は深川つり舟。そう、テレビチャンピオン２デカ盛り王選手権の接待対決の際に、チャンピオン加藤氏が選んだお店である。 　もともとはいっし〜殿が第一候補で選んでいたお店だったらしいが、予選敗退で加藤氏に回ったようで、いっし〜殿は自分が紹介できずにえらく悔しがられていた。 　収録（9/8）の際に加藤氏が紹介した料理が、かき揚げ丼（１，０５０円）。丼の上にかき揚げが２３枚ものっており、高さ３０ｃｍ、重さ６�sに及ぶシロモノだ。 　つり舟と聞いて、「いよいよマエダンゴが挑戦か？」とご期待された方もいるかもしれないが、さすがにこれは無理！私も収録の際にいただいたが、１枚でもどっしりお腹にくるほど具が詰まっており、２枚食べて結構苦しかった。 　またかき揚げ丼は１日１食限定、要予約ということもあり、ふらっとやってきても食べることはできない。 　高級割烹のような雰囲気の入口。初めての人は、「こんな処に本当にテラめしがあるの？」と疑ってしまうかもしれない。店内に入り、カウンター席へ。回らないお寿司屋さんの如く、目の前のクールケースには色んなネタが入っている。 　でもここのメニューは１，０００円程度がほとんど。しかも美味しくてボリュームがあるのだ。 　さて今日は何しようか？先客が注文していた海鮮丼（１，４７０円）がメチャクチャ美味そうだったが、テラめし的にはチョッとインパクトに欠けそう。迷った末、穴子天丼（９４５円）に決める。 　女将さんに注文を告げると、何事もなく注文が通る。どうやら私のことは覚えていないようだ。もっとも加藤氏がセレクトしたお店で、私は隅っこで見ていただけだったから仕方ない。（笑） 　カウンターの上の垂壁には、来店した著名人の色紙がビッシリ。収録の際の松本明子さん、ほっしゃん。さん、ギャル曽根嬢の色紙も飾られていた。 　１０分ほどで穴子天丼が登場。 　（うん？なんか小さくない？） 　長さ２０�pほどの大きな穴子２本。器からはみ出しているが、器自体はやや大きめのお茶碗で、ご飯の量は１合もないだろう。でも実はご飯と味噌汁はお替り自由なので、足りなければ厨房に持っていくと入れてくれるのだ。 　食べ易いように取り皿がつけてあるのもうれしい心配り。穴子を取り皿に移すと、下に野菜天（ニンジン・玉葱・かぼちゃ・さつまいも）が隠れていた。 　カリっとした衣の穴子天を頬張ると、中には肉厚でプリプリの穴子。柔らかくジューシーな味に思わず顔がほころぶ。 　あっという間にご飯を平らげ、お替りをお願いすべく厨房へ。 　　「ご飯お替りお願いします。」 　　『はい、どのくらい？』 　　「めいっぱい大盛りで！」 　　『はい。うん？この間の収録で来られた方ですよね？！』 　ようやくご主人が気付いてくれた。良かった〜。（笑） 　デカ盛り王の放送以後、いろんな番組から取材依頼がくるそうで、つい先日も某番組の収録があったそうだ。 　席に戻り、再びバトルを再開していると、隣の席に男女２人組が座ってきた。 　　「ここ美味しくて、ボリュームがあるらしいよ。先日のＴＶでも・・・」 　２人とも初めてのようだが、女性が男性にお店の説明をしている。どうやら先日の放送も見ているようだ。 　　「あのかき揚げ丼って本当にあるんですか？」 　女性がご主人に尋ねると、 　　『はい。ありますよ。ちなみにお隣の方が、そのＴＶに出ておられた方ですよ。』 　　「えっ？！」 　　「ははー。どうも。（ペコリ）」 　お二人と収録の際のこぼれ話などをしながら、難無く完食。 　浦安からだとなかなか来れないが、また機会があればやって寄ってみよう！
ボリューム ★★★☆☆ 味 ★★★★★ インパクト ★★★★☆ 料金 ★★★★★ お店の印象 ★★★★★ テラめし度 ８６テラ 所要タイム ２３分・ＫＯ勝ち 難易度 普通
お店ＤＡＴＡ
「深川　つり舟」 　東京都国立市東1-15-18 　042-576-9910 　営業時間/11：30〜14：00　17：00〜24：00 　定休日/日曜　※12月は日曜も営業 　駐車場/なし　※付近にコインパーキングあり（20分100円程度）