テラめし倶楽部

 ■バトル147 12駅目 目黒 観戦者 Counter
 「北極ラーメンジャンボ・野菜大盛定食」 2007.12.9・対戦
 蒙古タンメン 中本 目黒店(品川区上大崎) 1,100円
北極ラーメンジャンボ・野菜大盛定食(1,100円)
赤と黒の毒々しい外観。見るだけで想像がつきそうだ。(笑) 開店から10分ほどなのに、半分以上お客が入っていた。
 金曜日、携帯にメールが入ってきた。

 お誘い!
徳川家康 日曜、お暇でしたら、デカ盛りしませんか?
いっし〜

 送信者は徳川家康いっし〜殿。またしても悪魔のお誘いかな?(笑)

 何処かと尋ねると、『目黒の良いところ!』との返答。目黒山手線テラめし各駅停食でもまだ未踏の駅。既にピックアップ済の対戦相手があるが、そこなのだろうか?それとも別のスポットなのだろうか?一抹の不安を抱きながら、当日集合場所の目黒駅へ。
 いっし〜殿と無事会え、今日の行先を尋ねる。
 織田信長 「何と言うお店なの?」
 徳川家康 『良いところ。すぐそこだよ』

 いっし〜殿は煙に巻いたような答えで、私を先導していく。そして見えてきたのが、目に眩しいの店構え。
 織田信長 「も・し・か・し・て、ここ?」
 徳川家康 『そうだよ。ココ!』

 計られた!(笑)

 ひと目で毒々しい色合いのお店は、蒙古タンメン中本目黒店激辛通聖地とも崇められた中国料理中本の流れを汲むお店で、平成16年秋にオープンしたお店だ。
 織田信長 「ココはデカ盛りじゃなくて、激辛じゃないの?」
 徳川家康 『麺や野菜などを増量すると、デカ盛りになるよ!』
 実はこの日、柴田勝家よしぞう殿足利尊氏おやっさん殿たちもいっし〜殿から誘われていたようだが、危険を察知したのか、彼らは都合が合わなかった。(笑 ※本当は仕事だったようです。)
 いっし〜殿に拉致されて店内へ。11時開店からまだ10分ほどしか経っていないのに、店内にはもう8割ぐらいの人と凄い盛況ぶり。

券売機で食券を購入。

 事前に券売機で食券を購入するのだが、初中本の私は勝手が全く分からない。いっし〜殿に尋ねると、北極ラーメンジャンボがオススメだそうだ。
 織田信長 (ふーん、北極ラーメン・・・って辛い度10じゃないの!)
 徳川家康 『別に強制はしませんが、やはりテラめしとしては北極しかないでしょう!』

 と挑発するかのようないっし〜殿の発言。初めてなので、ここは大人しく辛い度6蒙古タンメンにしようかとも思ったが、ここで北極を回避するのもなんかシャクだ。結局いっし〜殿の挑発の乗せられ、北極ラーメンジャンボ・野菜大盛(950円)を注文。いっし〜殿も北極ラーメンジャンボ・バター入り(950円)となる。

一番辛いのは冷し味噌ラーメンの辛い度12。あれが悪魔のエキスなのか・・・

 注文後、カウンターのメニューを改めて確認。北極ラーメンは「初めての方はご遠慮下さい。」と書いてある。やっぱり無難に蒙古タンメンで行けば良かったかもと後悔するが、もう遅い。
 麺とセットできる定食は、半ライス特製辛しマーボー豆腐がついて150円。ジャンボの量が不明なので、最初購入しなかったがこれも美味しそう。

 まずはいっし〜殿注文の北極ラーメンジャンボ・バター入りがやってきた。

いっし〜殿注文の北極ラーメンジャンボ・バター入り。

 キタ――――(゚∀゚)――――!!!!

 血の池地獄を思わせるかの如く、目にも痛そうな真っ赤なスープ。唐辛子の粒がラーメン鉢の縁にびっしりついている。まさに悪魔のエキスが凝縮されたスープだ。(笑)
 だがその色に反して、ボリュームはジャンボとはいえ大したことない。私のは野菜大盛なので、もう少しボリュームがありそうだが、麺やスープは変わらないはず。様子見していた定食にすべく、慌てて券売機へ。食券を購入して席に戻ると、ちょうど私の北極ジャンボもやってきた。

野菜大盛だともやしの量がほぼ倍になる。
定食もやってきた。ご飯にかけてミニマーボー丼にする。

 まず恐る恐るスープを飲んでみる。
 織田信長 (うん、美味い!辛いけど大したこ・・・)

 ヒィィ――― 辛っ〜!

 最初はやや甘さすら感じる辛さだったのが、一転激辛が舌に襲ってきた。一気に体温が上昇し、額に汗がにじみだす。
 一方徳川家康いっし〜殿はまだ物足りないらしく、持参の激辛ソースを添加。なんちゅうお人だ。この人には痛点というものがないのだろうか?(笑)

 でもいっし〜殿が言っていたように、痛い辛さでなく、”うまから”のスープはほんと美味しい!辛いのだけど、なぜか食べたくなる味だ。
 定食のマーボー豆腐と半ライスを先に平らげ、空いた器に麺を移して食べる戦法に切り替える。この方が荒熱が取れるせいか、幾分辛さが和らいで食べ易い。

いっし〜殿は12分ほどで完食。24分でなんとか完食。

 さすが激辛大好きのいっし〜殿は、12分で完食。早ぇ〜!ふと回りを見渡すと、既に順番待ちの客が並んでいた。早く食べないと・・・。
 20分ほどで麺と野菜は食べ尽くしたが、まだスープが残っている。このスープを飲み干さないと完食したとはいえない。唐辛子のびっしり浮いたスープを、ひと口またひと口と飲んでいく。
 そして格闘24分。最後のひと口を飲み終え完食。いっし〜殿の倍の時間がかかってしまった。

 いっし〜殿の話では、期間限定メニューだが北極ラーメンの更に上をいく激辛ラーメンがあるとのこと。また拉致されてしまいそうだ。(爆)


ボリューム ★★★★☆
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★☆
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 88テラ
所要タイム 24分・KO勝ち
難易度 ちょいヤバ

 お店DATA 
 「蒙古タンメン 中本 目黒店」

 東京都品川区上大崎2-13-45 トランスリンク第3ビル1F
 03-3446-1233
 営業時間/11:00〜23:00 ※金・土〜24:00 日〜22:00
 定休日/無休 (年末年始除く)
 駐車場/なし
 HP/ http://nakamoto.in/
 地図
蒙古タンメン 中本 目黒店