テラめし倶楽部

 ■バトル154 観戦者 Counter
 「メンチカツ定食ご飯特大」 2007.12.23・対戦
 秋葉屋市場食堂(横浜市神奈川区) 800円
メンチカツ定食ご飯特大(800円)
向かって左側の青果部エリアのスロープ下にある。 入口の泥除けマット。
 もうすぐ2007年も終了。関東へ国替えになって以来、デカ盛りの聖地と呼ばれるやよい食堂古都など数々のテラめしスポットへ参り、数多のバトルを挑んできた。だが、なんか忘れているような気がする。

 そうだ!あそこへ行かねば!

 テラめしを提供するお店には、大きく分けて2つある。
 一つはある特定メニューのみテラめしのお店で、もう一つは全てのメニューがデフォでも他店の大盛以上のレベルで、大盛特盛にするととてつもないテラめしに変貌するお店だ。前述のやよい食堂や古都も後者の部類に入るお店で、”お腹いっぱい食べて欲しい!”というお店の愛情の表れでもある。
 そんなお店を語る上で忘れてはならないのが、横浜市神奈川区秋葉屋市場食堂。その名の通り、みなとみらい地区に程近い横浜中央卸売市場内にある食堂で、市場で働く人々の胃袋を魅了し続けている食堂だ。

 お店はR15(第一京浜)から入ってきて向かって左側の青果部エリアにあるのだが、道路からは見えない。入口には関係者車両以外立入禁止とあり、恐る恐る守衛さんに尋ねると、奥にあるらしく車で入っても良いとのこと。進んでいくと2階駐車場へと続くスロープ部分の下に市場食堂の看板を発見。
 市場食堂を語らせるとこの人の右に出るものはいないと思われる徳川家康いっし〜殿HPでも書かれていますが、基本的には市場関係者のための食堂であり、我々一般利用者は迷惑をかけないようにマナーを守ることが大切です。特に朝や昼のピーク時は外して利用された方が良いと思います。

壁一面に貼られたメニューこれ全部食べた人っているのかな?

 13時を過ぎていたので、店内は先客が3組ほどと空いていた。壁一面に貼られたメニューはまさに壮観!多過ぎて目移りしてしまい、どれしようか迷ってしまう。しかも値段も700〜800円前後がほとんどとリーズナブル。

 あれこれ迷った末、メンチカツ定食(700円)に決定!注文を告げようとすると、テーブルにある伝票に自分で記入して渡すシステムとのこと。伝票を見ると、注文の品・数のほかにご飯の量が選択するようになっている。ご飯の量は特大の4種類があり、上部に盛り具合の目安が書かれている。

自分で伝票に注文を書いて渡すシステム。

盛り具合 重さ 備考
250g (=1合弱) 女性向け お替り無料
450g (=1合半) オススメ お替り無料
650g (=2合) 他店の特盛級
特大 1,300g (=4合) 大の2倍 +100円

 (250g)・(450g)はお替り自由で、中がオススメとあるが、これとて約1合半はあり、他店の大盛クラス。その上の(650g)、さらにその2倍の特大(1,300g)は充分テラめしの部類に入る。
 体調があまり良くなかったので、大人しく?にしようかとも考えたが、ここは敢えて特大に逝くしかあるまい!特大にを付けて店員に渡すが、特に制止も注意もなくすんなり注文が通る。(笑)

 待つ間壁のメニューを再度観察。本当にいったい何種類あるのだろう。
 忙しく重労働の市場関係者たちにとって、早い・安い・多い必須条件。さらに味にもうるさい彼らを日々満足させるためには、美味い豊富なメニューも重要な要素なのだろう。

 果たして、これを全部食べた人はいるのだろうか?
 もっとも、かつて徳川家康いっし〜殿全メニュー制覇をもくろんだことがあり、HPに載っているだけでもその数60以上。今も継続中らしいが、最近は別のお店での全メニュー制覇も行なっているので、すっかりご無沙汰のようだ。いやはや恐れ入ります。(笑)

 そうこうしていると、注文の料理が運ばれてきた。

ついにメンチカツ定食ご飯特大がやってきた。
まさに日本昔話に出てくるようなご飯。メンチカツは3個

 ・・・(呆)

 小丼にこれでもか!というほど盛られたご飯は、まさに日本昔話に出てくるような感じ。高さは15pほどあり、バトル127で対戦した上州屋特特盛ご飯と比べても何ら遜色がないほど。
 一方圧倒的な量のご飯に対して、おかずのメンチカツは3枚。大きさは普通で、ほかに付け合せの赤スパとキャベツのみ。ご飯とおかずのバランスが極めて悪い。このままじゃさすがにご飯が余ってしまうので、単品で生卵(100円)を追加注文。

 メンチをひと口頬張りごとに、ご飯を4口ほどかきこむ。まずはある程度ご飯を減らしていかないと、スペシャルアイテムの生卵すらかけられない。
 10分でようやくご飯が半分ぐらいになるが、ここからは満腹指令が出まくり。だんだん喉を通りにくくなり、口の中で咀嚼する回数も激増。まだ半分もあり、生卵の投入はもう少し後にしたかったが、このままではイヤイヤうさぎさんが出そうなので、満を持して投入。

20分で完食。

 スペシャルアイテムの効果もあり、一転、滑るようにご飯をかきこみ、20分で完食
 次回はもう少し汁気の多いおかずにしよう。

 いよいよ明日からはみちのく遠征だ!


ボリューム ★★★★★
★★★★☆
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★☆
テラめし度 90テラ
所要タイム 20分・KO勝ち
難易度 激ヤバ

 お店DATA 
 「秋葉屋市場食堂」

 神奈川県横浜市神奈川区山内町1-1 横浜中央卸売市場内
 045-441-1919
 営業時間/24時間 ※日曜11:30〜
 定休日/土曜 (2:00〜日曜11:30)
 駐車場/あり
 地図
秋葉屋市場食堂