テラめし倶楽部

 ■バトル159 14駅目 神田 観戦者 Counter
 「ぶっかけうどん(冷)10玉」 2007.12.28・対戦
 麺処 讃岐うどん半次郎(中央区日本橋本町) 380円※
ぶっかけうどん(冷)10玉(380円) ※現在は料金システムが異なります。
オフィス街の一画のビル1Fにある。 かけうどん、ざるうどん、ぶっかけ(冷・温)、釜あげがあり、どれも同一金額。
 今年も残すところ、あと4日。28日は官公庁の仕事納めで、民間でも今日までというところが多い。それじゃ私も今年のテラめし納めと参りますか!

 今回選んだお店は、中央区日本橋本町にある讃岐うどん半次郎。何でも情報では、(1玉)・(2玉)・(3玉)とあるのだが、『もっと食べたい!』という人向けに、大の料金(380円)のままで何玉でもOKという太っ腹なお店らしい。これは非常に興味をそそられるお店だ!
 ただネックなのが、平日(月〜金)の11:30〜15:00しかやっていないこと。また年内は28日までで、新春は7日からの営業らしい。すると今日のお昼に逝くしかないのか・・・
 実はこの店、take殿北条氏康ユウ殿という新旧イケ麺王子が既に訪問済。両者とも10月の村山うどん大食い粋麺選手権グランドチャンピオン決定戦に進出し、僅か15分間2s超のうどんを食べ尽くしたツワモノたち。
 一方、半次郎の最高記録(12月25日時点)は8玉だが、彼らにかかればそんな記録も風前の灯火状態。事実、26日にtake殿が訪問し、タイ記録となる8玉を余裕で完食。翌27日には、takeさん、ユウ殿が揃って訪問。ユウ殿は11玉、take殿は13玉を見事完食され、記録を更新されたようだ。

 神田駅から歩いて6分ほどで、讃岐うどん半次郎に到着。昭和通り江戸通りから一本入ったところにあり、若干分かりにくいがなんとか無事辿り着く。お店はビルの1階にあり、外観はなまこ壁が印象的なを基調とした和風の店構え。

うどん食べたらスリムになると医者が言っているそうなので・・・(笑)

 店内に入ると、まずうどんの種類を先に注文し、その後好きなトッピングうどんだしを選ぶシステムのようだ。
 take殿記録を塗り替えるべく14玉といきたいところだが、たった1日でタイトル奪取してしまうのもあまりにも失礼なので、今回は10玉に決定!もう少しチャンピオンの余韻に浸らせてあげよう。(笑)

 問題はうどんの種類かけうどん(温)、ざるうどん(冷)、ぶっかけうどん(冷・温)、釜あげうどん(温)の4種類5バリエーションがあるのだが、温かいかけうどんや釜あげうどんは大量に食べるにはかなりキツそう。ここはやはり冷たいざるうどんかぶっかけうどんがいいだろう。またツユに付けて食べるざるうどんより、ツユをぶっかけたぶっかけうどんの方が食べ易そうなので、ぶっかけうどん(冷)に決定!

 店員 『へい、何玉でしょう?』
 織田信長 「10玉、ぶっかけ冷でお願いします!」
 店員 『ふふふ・・・ 10玉ですね。毎度あり!』

 無事注文が通る。それにしてもあの含み笑いはいったい何だろう?

 次の瞬間、その笑いの原因が明らかになった。店員はうどん鉢ではなく、巨大な甕のような器を重そうに取り出し、その中にうどん玉を1杯、2杯と入れていく。
 そして10杯入れ終え、上に大根おろしをのせて、
 店員 『はい、ぶっかけ冷10玉お待ちっ!』

最早、うどん鉢とは呼べぬ器に入った、ぶっかけうどん冷10玉!
ツユの入った小徳利も2つ付いてくる。天かす、刻みネギ、おろし生姜、ゴマなどは無料。

 なんじゃこりゃ〜!

 バトル61で対戦したぎょうざやさん中華丼LLを遥かに凌ぐ巨大な器は、到底食べ物を食べる容器とは思えない。後ろに並んでいた男性もドン引き状態だった。
 トレイにのせて運ぼうとするが、これがまた実に重い!うどん1玉は約150gぐらいだろうから、10玉だと1.5s。更にこの器が重く、おそらく3s以上は優にありそう。つまり合計すると約5s。片手で持ち上げようとするが、とても重くてバランスが取れない。しっかり両手で持って運ぶことにする。腕の筋肉の鍛錬にもなりそうだ。(爆)

 10玉で380円だと、1玉当りの値段はなんと38円!なんちゅうコストパフォーマンスの良さだろう!実はホットペッパークーポン券をプリントアウトしてきたので、これを出すとトッピング1品サービスになるのだが、10玉頼んでおいてトッピングもサービスとなるとさすがに気が引けるので、現金で野菜かき揚げ(120円)を追加。でもこれでも合計500円。涙モノの安さであることは間違いない!

 またウレシイことに、天かす刻みネギおろし生姜ゴマなどは、入れ放題。かけそばに僅かな天かすを入れたたぬきそばで、80円もUPさせるどこぞの立ち食い蕎麦屋にはこの店の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいもんだ!

器が大きすぎて、逆にうどんが少なく見えてしまう。(笑)

 店内の奥はかなり広くなっており、80人以上は優に入れそう。手前のテーブル席に座り、早速いただくことにする。

 『何玉でも380円だと、味もそれなりじゃない?』
 こう思う人も当然いるだろう。実際私も食べるまでは内心そう思っていたのだが、食べてビックリ

 うまい×3!

 冷水で一気に引き締められたは、コシがあってシコシコ。喉越しもツルツル。なんでも坂出の老舗製麺所から直送しているそうだ。
 また鰹ダシの効いたツユもくど過ぎなくgood!さらに大根おろしピリ辛感が食欲をそそり、ジアスターゼたっぷりで消化にも良い。これなら何玉でもいけそうだ。

 私の座った席の横を通る客は、ほとんど足を止め、私と巨大な器をガン見していく。
  「ヒソヒソ、何あれ〜!マジかよ?」
  「TVか何かの収録?どっかにカメラあるんじゃない?」

 おいおい聞こえているぞ!(笑)

14分で完食。

 後半ややキツくなりだしたが、14分で美味しく完食

 食器返却場所へ器を戻すと、店員同士でOKサインが飛びかい、入口の店長らしき人に私の完食が伝わる。
 店員 『完食おめでとうございます。次回は是非14玉に挑戦ください!』
 織田信長 「そうですね。でもそれまでに記録が大幅に上がっていたりして・・・」
 店員 『それじゃ営業初めの7日にお越しください!(笑) 良いお年を!』
 織田信長 「良いお年を!それじゃ7日に来ますね!(笑)」

 と思わぬ約束をしてしまった。(笑)

 味・価格・ボリューム・雰囲気と全てに満足できるお店で、今年のテラめしを締めくくるに相応しいバトルでした。
 結局2007年の1年間で対戦したバトル総数は132。このほかにもがせテラや諸般の事情でUPしていないバトルを入れると、実は140を超えていました!(爆)
 さすがに2008年は少しペースを落としてやっていこうと思います。

 【お知らせ】
 半次郎の料金システム9/1から変更となり、大盛の値段で何玉でもOKというのは廃止されました。
 現在でも10玉の注文も可能ですが、4玉目からは1玉100円プラスとなりました。

 当レポのぶっかけうどん10玉の場合、
 420円+(100円×7玉)=1,120円となります。


ボリューム ★★★★★
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 98テラ
所要タイム 14分・KO勝ち
難易度 ちょいヤバ

 お店DATA 
 「麺処 讃岐うどん半次郎・日本橋」

 東京都中央区日本橋本町4-7-1 三恵日本橋ビル1F
 03-5205-3303
 営業時間/11:30〜15:00
 定休日/土・日・祝および年末年始
 駐車場/なし ※付近にCPあり(10分100円程度)
 地図
麺処 讃岐うどん半次郎・日本橋