テラめし倶楽部

 ■バトル184 観戦者 Counter
 「唐揚そば・5ヶ入り」 2008.1.31・対戦
 そばうどん 弥生軒 5号店(千葉県我孫子市) 620円
唐揚そば・5ヶ入り
JR常磐線・成田線の我孫子駅。 お店がホーム内にあるので、食べるのには入場券(130円)が必要だ。
 ある日テラめし倶楽部の黒い彗星こと石田三成まりーん殿から、掲示板にテラめし情報のカキコミ。JR我孫子駅のホーム内で巨大な唐揚げの入った立ち食いそばが食べられるとのこと。また唐揚げ1ヶ80円で増量可能らしい。さすが鉄ちゃんのまりーん殿、近江在住なのによくこんな情報知っていたな〜。

 我孫子は千葉といっても、2駅行けばもう茨城県。さすがにチョッと遠いので、暫く先のバトルかと思っていた矢先、仕事で松戸方面に行くことになる。松戸からだとそれほど遠くないので、足を伸ばしてみる。

 我孫子駅に到着し、車を近くのコインパーキングに駐車。駅に向かう。情報ではお店はホーム内にあるため、券売機で入場券(130円)を購入。なお乗車券やSuica(パスモも同じ)だと同一駅での入退場はできないのでご注意を!

 また入場券を買う際、こんな考えが思いつく。

 例えば上野駅から常磐線我孫子駅に向かうと、片道540円、往復1,080円かかる。
 だが、弥生軒唐揚そばを食べた後、帰りは常磐線でなく成田線に乗って成田駅に向かう。更にそこから総武本線(快速)に乗り換え、千葉駅経由で錦糸町駅へ。ここで総武線(各駅)に乗り換えて秋葉原駅で下車。凄く遠回りだが、こうすれば上野駅→秋葉原駅130円の乗車券ですむ。
 一瞬違法と思うかもしれないが、これは「大都市近郊区間内乗車の特例」という制度内の合法行為途中下車せず、経路が重複しない限り、区間内をどんなに大回りルートで通っても、最短経路の運賃で済む。なお常磐線を往復してしまうと、経路が重複するのでキセル行為になります。
 時間に余裕がある方は、のんびり電車の旅を楽しみながら、130円でテラめし訪問ができますよ!

4・5番ホームにある弥生軒5号店。デフォルトの唐揚そば(うどん)は、1ヶ入りの300円と2ヶ入りの380円。

 JR我孫子駅内には何故かキオスクがなく、売店も弥生軒(1・2・3・7号店)。立ち食いそばやうどんのお店は5・6・8号店3店舗あり、今回は4・5番ホームにある5号店へ。
 弥生軒の歴史はとても古く、創業はなんと昭和3年。駅弁やお茶を販売して、乗客から愛され続けている。
 また昭和17年から約5年間、裸の大将こと天才放浪画家の山下清画伯が、なんと!ここ弥生軒でアルバイトしていたそうだ。
 武田信虎アッキー殿、もし関西から遠征される際は、是非、ランニングシャツ短パン姿にリュックを背負ってお越し下さい。貴殿なら注目を一身に浴びること間違いなし!(爆) もっとも確実に職質されると思いますが・・・(オイ)

 店内に入ると券売機があり、まずはお目当ての唐揚そばを探す。唐揚そばは1ヶ入り(300円)と2ヶ入り(380円)があり、2ヶ入りを購入。これでも充分ボリュームがあるようだが、テラめしにするにはチト物足りない。そこで下にある単品の唐揚(1ヶ80円)のボタンを3度押す。麺の大盛り(+60円)も可能で一度は考えたが、多分入らなくなると思われたので今回はパス。

単品で唐揚を追加する。結局こんな注文になりました。(笑)

 購入した食券をカウンターに差し出し、
 織田信長 「すみませ〜ん。お願いします!」
 ウェートレス 『えっと、唐揚そば(2ヶ)に・・・ えっ!、さらに3個も入れるの?!

 お店のおばちゃんが動揺
 織田信長 「はい。そうです!」
 ウェートレス 『それじゃ3個は別の丼に入れようか?』
 織田信長 「いえ、別皿は欲しいけど、とりあえず全部一緒に入れて下さい。
 ウェートレス 『はい。でも乗るかな〜??』

 無事?注文が通る。おばちゃんもバカな注文をするヤツだと思ったに違いない!(笑)

他にもかき揚げそばやちくわ天そばなど、全部自家製のメニューがいっぱい!このあなご天(120円)のデカさ!

 他にもかき揚げ(70円)やちくわ天(70円)といった天だねがあり、ボリュームがある。その中でもひと際異彩を放っていたのが、あなご天(120円)。長さ30cm近くはあり、これで120円とは安過ぎる!恐るべし弥生軒
 厨房ではおばちゃんが、どうやったら崩れないかと少々悩みながら唐揚を盛り付けていた。無理を言って、すみません。
 ウェートレス 『はい、唐揚そばの方。言われた通り、全部入れたよ。』

おばちゃん苦心の作。唐揚5ヶ入りそばが登場!
上から見たところ。そばがほとんど見えません!(笑)

 唐揚そばやや盛り 登場!

 カウンターに出されたその姿に、周りの客も唖然カフェマジョリ唐揚げ弁当を彷彿させる姿に、思わず顔がほころぶマエダンゴ。
 そのデカさと重さのせいか、そばは丼の底に沈んでおり、ほとんど見えない。このままじゃそばに辿り着くまで大変なので、まずはもう一つお借りした空の丼に、唐揚3ヶを移動。

食べ易くするため、別の丼に唐揚げ3ヶを移動。1個でもこのデカさの唐揚げ。

 1個の大きさは7〜10cm、厚さも5cm近くあり、他店の唐揚だったら、この1/3もあるかどうかだろう。また重さも1個で100g近くありそうで、箸を持つ指先がプルプルと震えてくる。これを食べるには握力も必要だ。(笑)
 肉質は柔らかく、噛むとジュワ〜っと肉汁が出てくる。美味〜い!

 そばつゆは、関東風の醤油が効いたダシで、やや甘め。唐揚を2個食べたところで、ようやくそばを口に入れることができた。

8分でそばがなくなるが、唐揚げが1個余ってしまう。12分で完食。

 8分でそばがなくなるが、唐揚げが1個余ってしまう。やっぱり大盛りにすれば良かったかな?
 残りの唐揚げも平らげ、12分で完食

 これだけボリュームいっぱいの唐揚げそばを食べても、620円とは本当に安く、CP度も高い。また変な注文にも嫌な顔をせず、聞いてくれたおばちゃんにも感謝です。
 次回はあなご天3本のせそばにでも挑戦しようかな?(笑)


ボリューム ★★★★☆
★★★★☆
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 90テラ
所要タイム 12分・KO勝ち
難易度 入門編

 お店DATA 
 「そばうどん 弥生軒 5号店」

 千葉県我孫子市本町2-4-3 JR我孫子駅4・5番ホーム内
 047-182-1239
 営業時間/??(調査中)
 定休日/??(調査中)
 駐車場/なし ※付近にCPあり(30分100円程度)
 公式HP/ http://www.ekiben.or.jp/higasikanto/yayoi_m.html
 地図
そばうどん 弥生軒 5号店