テラめし倶楽部 |
■バトル23 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「かつ丼大盛」 | 2006.12.12・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
玉屋(名古屋市千種区) | 800円 | ||||||||||||||||||||||||||
今回の対戦相手は、名古屋市千種区にある玉屋。日本で唯一お釈迦様の遺骨を安置する寺とされる、覚王山日泰寺の参道入口近くにある大正12(1913)年創業の老舗食堂だ。以前からそのテラ度は聞いていたが、なかなか行けずじまいになっていた。今回マーチで出かけたので駐車場が心配だったが、隣がコインパーキング(20分100円)なので、難なく停めることができた。 このお店はうどんと丼がメインなのだが、特に丼はボリュームがあると定評。普通盛でも他店の大盛以上で、一般の人なら小盛(−20円)、女性や食の細い方は少々盛(−50円)で充分。肝心の大盛(+100円)は、もともと一人暮らしの学生さんに腹いっぱい食べてもらおうとして作られたメニューだそうだ。 壁に貼られたお品書きを眺め、かつ丼大盛を注文。丼はプラス250円で定食にでき、定食には本日のおかず1品と赤だしがつく。この日の1品おかずは、メンチカツだった。最初定食にしようか迷ったが、どんなものがくるか判らないので、とりあえず止めておく。 店内は平日なので、それほど混雑はしていなかったが、常連客で活気が感じられる。後から来たお客のメニューが運ばれていく中、私のかつ丼大盛はなかなか出てこない。そんなに作るのが大変なものなのか?チョッと不安を感じる。 (うん?) 厨房から配膳台のお盆の上に、てんこ盛りのご飯が置かれた。 (すごい盛のご飯だなー! 定食のご飯か?) と人ごとのように見ていると、料理も出てきた。 もしかして、あれが・・・ 『お待ちどうさま、かつ丼大盛です。』 てんこ盛のご飯と別皿の煮カツが運ばれてきた。別盛になっているのは、ご飯の上に乗せられないからであろう。 すげぇー 2合はあろうかと思われるご飯には、食べやすくするための配慮なのか、煮かつのツユがかけられている。別皿の煮かつも、わらじのような大きさで厚みもあるのだが、ご飯のボリュームに圧倒されている。そのため、最初チョッと具が足りないかなと、再度定食への変更も考えたが、定食のおかずの分量が不明なので、とりあえず今回はこれで挑戦することにする。 別盛なので、丼のご飯が崩れにくく食べやすいのだが、ご飯と具の食べるバランスが難しい。まずは全体を眺めて戦略を立てる。かつは6切れで、1切れ当たりでどれだけのご飯を食べれば良いだろうかとざっと目算。後半戦は味も単調になり苦しくなるので、終盤での具の不足はキツい。勢いのある前半戦に、1切れのかつでどれだけご飯を食べるかが、勝負の分かれ目になりそうだ。 かつを少しかじりながら、ご飯をひたすらかきこむ。鰹だしの利いた甘いツユがかかっているとはいえ、ご飯ばかり食べている感がする。ツユは丼の底に染み込んでいるので、上部の方は喉を通りにくく食べにくい。特にキツイのは一番胴回りのある中央部で、食べても食べてもなかなか減らない。煮かつにあるツユをかけて食べやすくしようかと思ったが、それでは配分が狂ってしまう。中央部を過ぎればラクになると弱気な自分に言い聞かせながら、ご飯を掘り進めていく。 どうにか中央部を過ぎ、待望のツユをかけて具をのせる。ようやく普通のかつ丼になった。ここからは、ツユだくのかつ丼なので、すべる様に口の中に流し込んでいく。 その甲斐?があったのか、最初は足りないかもと思ったかつが、2切れも余ってしまった。 どうしよう?もう少しご飯を食べようかな?(笑) 完食後の腹具合も8分目ぐらいで、これなら定食にしても良かったかも・・・。だが他の人が頼んだ本日のおかず1品であるメンチカツを見ると、充分メインディッシュになるボリューム。最初から定食にしてしまうと、そのボリュームで気持ちが萎えてしまいそうだ。 余談だが、私の後から入店してきたお客が、私と同じかつ丼大盛を注文した時に、 お店のおかみさんが、 『大盛は別皿盛で、普通盛でもかなりの量ですよ。大丈夫??』 と尋ねていた。 オイオイ、私の時はそんなこと聞いてこなかったぞー! |
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詳細は、チャレンジ温泉シールラリーPart22〜愛知場所〜 でも紹介しています。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「玉屋」 名古屋市千種区山門町2-47 052-751-5512 営業時間/11:30〜14:30 17:00〜20:45 定休日/日曜 駐車場/なし ※隣りにコインパーキング有 |