テラめし倶楽部 |
■バトル231 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「びっくりそばめし」 | 2008.3.28・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
居酒屋 田(新宿区中落合) | 980円 | ||||||||||||||||||||||||||
最近仕事が多忙でなかなかテラめしバトルができずにおられる渋谷っこ殿をお誘いしての夜のプチオフ会。開始時刻が21時からなので、今回選んだお店は居酒屋田。 その名の通り居酒屋で、西武新宿線中井駅前にある。居酒屋?とお思いの方もおられるかもしれないが、ここに総重量1.7kgを誇るびっくりそばめしなるテラめしが存在する。 ここでプチトリビアを1つ。居酒屋田はお笑い芸人のクワバタオハラのクワバタさん(眼鏡をかけている方)が、ブレイクする前にアルバイトしておられたそうで、その関係で相方のオハラさんも常連になられたそうだ。TVでその大食いぶりを披露するオハラさんの発案で、通常の3倍以上あるびっくりそばめしが生まれたそうだ。へぇ〜へぇ〜 ネットで知って前から気になっていたのだが、1人で居酒屋へ行くのも気が引け、今まで来ずじまいだった。 今回元々名乗りを上げていたのは、マエダンゴ、渋谷っこ殿とかんちゃんさん、芸人魂殿の4名だったのだが、急遽2名のオブザーバーが加わる。 DJ急行さんとセラチェン春山さんで、新宿ロフトプラスワンを中心にチョッとおバカなイベントをプロデュースされている。 実は前日、DJ急行さんからメールが来て、彼らの企画するイベントに是非出演して欲しいというオファーを受けていた。詳しい話を聞かせていただくのと、オフ会の様子を拝見したいということで、急遽ご一緒することになった。 中井駅付近は、妙正寺川沿いにやや低くなっており、しかも細い路地が多いので、車の進入は厳しそう。マーチを山手通り沿いのCPに停めてお店へ。 お店の前に行くとまだ誰もいない。どうやら私が一番乗りのようだ。しばらくすると、芸人魂殿が登場。先月の蘭州・ジャポネオフ(バトル196、197)以来のご一緒だ。程なくDJ急行さんも登場。セラチェン春山さんは遅れてやってこられるそうだ。最後に渋谷っこ殿とかんちゃんさんが登場。昨日に引き続きご苦労様です。これで全員集合でいざ店内へ。 奥の小上がり席に通され、メニューを見ながら注文を協議。実は芸人魂殿は10日ほど前に、居酒屋田に偵察に来られており、その際びっくりそばめしを注文され、見事完食されている。 協議の結果、びっくりそばめし(980円)を2つとそばめし(580円)1つ、その他サラダや一品料理を頼むことにし、店員を呼ぶ。 「すいません、びっくりそばめし2つとそばめし1つ下さい。」 『えっ!そばめし1つに、びっくりそばめしを2つですか?』 「はい。」 『し、少々お待ち下さい・・・』 女性店員は驚きながら、厨房に確認に向かう。しばらくして店主と思しき方が、 『びっくりは残すと倍の料金を頂きますが、大丈夫?』 「大丈夫です。全部食べきります!」 なんとか注文が通る。 まずはビールやサワーで乾杯!車の私はもちろんウーロン茶だが・・・(悲) 料理を待つ間、DJ急行さんからイベントの説明を受ける。イベント名は「第2回急行春山新年会」。開催は5月なのに何故新年会?もっとも私のマエダンゴの部屋のTOPページも未だに正月バージョンのままだから、逆にツッコまれそうだが。(笑) 内容は大まかに言うと、サブカルチャーに焦点を当てながら、それを肴にみんなでワイワイ騒ぎましょうという企画らしい。 今回は「大食い・大盛り」特集で、我がテラめし倶楽部に白羽の矢が立ったのだ。しかももう1人ゲストがおり、それはなんと、「喰いしん坊」「極道めし」など料理漫画の巨匠、土山しげる先生。私も大好きな漫画で、よく読ませていただいている。そんな土山先生と私が一緒にトークライブをするという、なんとも畏れ多い企画。 色々迷ったが、せっかくの機会なので参加させていただくことにした。土山先生の大ファンの渋谷っこ殿も早仕舞いして駆け付けるそうだ。 (※イベントは5/1に終了済で、後日テラめし番外編で紹介する予定です。) そうこうしていると、1つ目のびっくりそばめしがやってきた。そのボリュームから一気に2つは作れないようだ。 30cm×15cmの角平皿にこんもり盛られたびっくりそばめし。上には目玉焼きが2個乗っている。デフォのそばめしもすぐやってきたので、お決まりのサイズ比較。3倍はおろか、4倍近くは優にありそうだ。これで値段が980円なのだから、CP度の高さがお分かりいただけるだろう。残したら倍の料金になるのも頷ける。 オブザーバーのDJ急行さん、パーティーに加わったセラチェン春山さんも、その巨大さに驚きを隠せない。 もう1つのびっくり〜がまだ来ていないが、冷めるので先に食べさせていただく。 神戸が発祥とされるそばめし。焼きそばと焼きめしをコラボするという斬新なアイデアは、いったい誰が考えたのだろう。もっとも関西圏では、焼きそば定食やお好み焼定食のように、粉もんをおかずにして、ご飯を食べるのはごく当たり前の行為。それを最初から混ぜてしまえ!という考えから生まれたのだろうか。私もよくナポリタンや冷し中華をおかずに、ご飯をいただいています。 具は細かく刻んだネギ、キャベツ、ニンジンなどの野菜類がごく僅かで、総重量の95%近くは炭水化物というメタボな一品だ。(笑) 肝心のお味はと言うと、ソース味でガーリックが効いている。もっと濃い味かと思いきや、塩分を抑えてあり意外にあっさり。本来お酒の席で締めにみんなで取り分けていただくメニューなので、スパイシーさを抑えた味付けなのかも。 そばの隙間にびっしりとご飯が詰まっており、箸でほぐすとボリュームが膨れ上がる。だが箸だと食べづらいので、スプーンをお借りする。 上に乗った目玉焼きを崩して、半熟の黄身をそばめしに絡めていただくと、マイルドな味になり、美味しさアップ。 ワイワイと話しながらのバトルだったので、45分と意外に時間がかかってしまった。ただこれらを差し引いても、1.7kgのボリュームは伊達じゃないので、挑戦される方は充分お気をつけ下さい。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「居酒屋 田」 東京都新宿区中落合1-17-1 03-3950-5070 営業時間/18:00〜翌4:00 定休日/月曜 駐車場/なし ※付近にCPあり(30分100円程度) |