テラめし倶楽部 |
■バトル243 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「カツ丼大盛」 | 2008.4.25・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
コーヒー&食事 クレイン(千葉県船橋市) | 850円 | ||||||||||||||||||||||||||
「こんにちは!お久しぶりです。」 『あら、いらっしゃい。元気だった?』 バトル215以来、1ヶ月以上のご無沙汰だったが、おばさんは私の顔を覚えていてくれたようだ。 『今日は何にするの?』 え〜と、どうしよう。前回は肉野菜炒め定食大盛、前々回はオムライス大盛だったから、今日は別のものにしよう。メニューを見て考えた末、カツ丼大盛(850円)に決定。 「それじゃ、カツ丼大盛下さい!」 『カツ丼は定食より盛り具合が少ないけどいい?』 「今日は大人しくしておきます。(笑)」 大盛を制止する店は少なくないが、客の腹具合を心配してくれるお店はそうそうないだろう。(笑) 10分ほどで、カツ丼大盛登場! 『器が小さいから、あんまり盛れなくてゴメンね。』 「はははー・・・(この器のどこが小さいんだ!)」 回らない寿司屋で出前を取った際に、特上寿司が入っているような舟形の器に、ぎゅうぎゅうに押し込められたカツ丼。軽く見積もっても、ご飯4合近くは優にある。 見た目はカツや玉子とじの量はそこそこあるが、煮汁はあまりかかっていなさそう。味噌汁や漬物など配分を考えて食べないと、ご飯が残ってしまいそうだ。 食べ進めていくと、やはり内部はご飯がビッシリ。しかもご飯が熱いので、熱さにも苦しめられる。 カツ丼と格闘していると、2人組の男性が入店。格好から想像するに、トラックドライバーのようだ。2人組はメニューを見ながら、 「生姜焼き定食の大盛下さい!」 「じゃ俺は、野菜炒め定食の大盛!」 『定食の大盛は6合6勺あるけど、大丈夫?』 (おいおい、大丈夫かー?無理じゃない?) 「6合ってどれぐらいかわかんナイけど、大丈夫!」 『食べられるんだったら、イイんだけど・・・(チラ)』 おばさんがそう2人組に話しながら、私の方に視線を向ける。これは多分、説得の助けを求めているのだろう。 「大盛は止めた方がいいよ。ご飯だけで2キロだから。」 「お茶碗で言うとどれぐらいなんですか?」 「だいたい12杯ぐらいかな。」 「えー、12杯ですか!じゃ俺は普通盛りでいいや。」 1人は素直に私のアドバイスを聞き入れ、普通盛りに変更。だがもう1人はまだ大盛への挑戦を諦めていないみたい。 「普通でも3合、茶碗6杯分ぐらいあるよ。 普通にして足りなかったら、お替りしたら?」 ややお節介だったかも知れないが、しぶしぶもう1人も普通盛りに変更。大盛りの現物を見てない彼らが、その凶暴さを想像するのは難しいのかもしれない。 30分でカツ丼大盛を完食。2人組の方に目をやると、やはり普通盛りにすら悪戦苦闘。 素直に忠告を聞いた方は、苦しみながらも順調に量を減らしていたが、もう1人は最初の強気はどこ吹く風、「普通でも意外とあるな〜」とか「「これおかずとのバランスがおかしいよ」と泣き言っぽい愚痴をこぼしており、量もなかなか減らない。 (そ〜ら言わんこっちゃない!) 結局、2人組は完食こそ果たしたが、かなり苦しそうだった。2人組が去った後、 『ありがとうね。』 「いえいえ、明らかに大盛は無理そうでしたから・・・」 クレインの場合、盛り具合の写真がないので、あのような無謀な挑戦をしようとする輩が出てくるんだろう。今度訪問時に、大盛の写真をパウチして持っていってあげよう! |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「コーヒー&食事 クレイン」 千葉県船橋市栄町1-23-14 047-437-2890 営業時間/10:00〜17:00 ※土曜は〜15:00 定休日/日曜・祝日 駐車場/なし |