テラめし倶楽部

 ■バトル245 観戦者 Counter
 「ごく流 わんこつけ麺14玉」 2008.4.28・対戦
 ごくらーめん(東京都武蔵野市)※提供終了 780円
ごく流 わんこつけ麺(780円) ※平日(月〜金)限定
JR吉祥寺駅北口にあるヨドバシ吉祥寺。 8Fのレストラン街にある。
 柳沢吉保芸人魂殿から掲示板に、吉祥寺わんこつけ麺なるものがあるとのカキコミ。情報をいただいた時は、第1回わんこつけ麺大会なるものが開催中で、通常780円のところ500円大出血プライスで提供。完食玉数に応じてサービス券なども貰えるとのこと。
 大会期間中は生憎都合が悪く行けそうになかったが、期間外でも前述の通り780円で食べられるらしい。

 お店はJR吉祥寺駅北口から吉祥寺大通りを歩いて1分。ヨドバシカメラ吉祥寺ビル内の8階レストラン街にある。お店の前には、ごくわんこランキングという歴戦の勇者たちのポラ写真が掲示。4玉以上完食すると掲示され、この時点での男性のKING13玉、女性のQUEEN10玉柳沢吉保芸人魂殿も10玉完食で上位にランキングされていた。さすがはテラめし倶楽部会員!(笑)

入口付近に掲示してある「ごくわんこランキング」。横や内部にもある。
08.04.28現在、男性のKINGは13玉。芸人魂殿も10玉完食でランキング入り。

 実はこの2日前の26日に、ごくらーめんに訪れていた。その時も外部の写真を撮ったりして、さぁ入ろうとすると、どうも様子がおかしい。入口脇にあるわんこつけ麺のポスターをよ〜く見ると、

 赤字大奉仕に付、 平日限定販売

 (なんですとー!

 今日は土曜日。土曜は多分平日ではないよな?もしかして日・祝以外かも?と甘い期待を込め、店員に聞いてみると、やはり月〜金までとのこと。orz

 そのまま様子見で別のモノを食べても良かったのだが、お腹はわんこつけ麺に備えて激空き状態。生半可な量じゃ絶対許してくれない。
 失意の中、隣のしゃぶしゃぶすき焼き食べ放題の店で、ヤケ食い。(笑)

わんこつけ麺は平日(月〜金)限定メニュー。ごくらーめん隣のお店で、すきやき食べ放題ランチ(60分・1,780円)をヤケ食い。

 という訳で、2日後のこの日、満を持してやってきたのだ。店内はを基調とするシックな雰囲気で、中央にコの字型のカウンターが16席。その脇にはテーブル席も18席ほどある。
 ふと見ると、雑誌の取材だろうか、撮影が行なわれていた。

雑誌の取材だろうか、撮影が行なわれていた。わんこつけ麺のメニューを確認。

 織田信長 「わんこつけ麺下さい!」
 店員 『わんこつけ麺ですね。かしこまりました。』

 特に驚かれることもなく、注文が通る。

満足定食(980円)や満腹定食(1,280円)なるものもある。7つの具が乗った豪華盛(990円)も美味そう!

 待つ間、他のメニューも確認。ごくらーめんは豚骨ラーメンの名店、世田谷の百麺がプロデュースしたらしく、豚骨魚介のダブルスープの豚骨ラーメンがメイン。棒餃子と銀シャリ(ご飯)付いたごく満腹定食(1,280円)や7つの具が乗ったつけ麺豪華盛(990円)も美味しそうだ。

 数分後、わんこつけ麺が運ばれてきた。

最初はつけ汁とお椀が2つ出てくる。
2つのお椀のうち、1つには味玉、きくらげ、キャベツ、メンマの具が入っている。濃厚なつけ汁。魚介系の香りがする。

 食べる前に、店員から簡単なルール説明
 最初は2杯で、お替りは2つともなくなってからで、1杯ずつとなる。つけ汁が少なくなった場合、スープが貰えるが、これには味が付いていないので、卓上の割り下調味料を使って自分で味付けすることになる。あと赤字大奉仕品なので、他の客への麺の流用は禁止。制限時間については特に言われず、メニューにも書かれてなかったが、まぁ60分ぐらいが分別あるところだろう。

 早速バトル開始!

 麺は極細麺で、1杯分は茹で上がり後で200gぐらいだろうか?つけ汁は、前述の豚骨魚介ダブルスープで、節系の風味豊かな味が極細麺によく絡んで美味い!
 具は、味付玉子1/2、キャベツきくらげメンマ。具は後半の味変に重宝するので、つけ汁の受け皿に移動。

 あっという間に2杯を平らげ、お替りを注文。岩手のわんこそばの様に、空いた器を積み上げていくのかと思っていたら、器は下げられてしまう。じゃどうやってを数えていくのかというと、カウンター上に置かれた伝票に、店員がお替りを出す度にの字でカウントしていく。なおカウントはお替りした数のみで、最初に出される2杯は含まれない。

 また店員はわんこそばの様に、傍でお替り麺を持って待機しているのではなく、お替りと告げてから空いた器を取りに来て、それから麺を運んでくる。このためタイミングが悪いと、茹で上がった麺が切れていて、コールからお替りが来るまでに1分以上かかってしまう。
 このピット作業のもたつきが、なんとも歯がゆい。せっかく調子よく食べているのに、急にインターバルが空いてしまい、リズムが崩れる。こんなのが長く続くと、脳から満腹指令が出始めてしまい、折角のゴールデンタイムが終了しかねない。

食べ始めから12分。お替り4杯目(計6杯)。つけ汁が少なくなったので、豚骨スープもお替り。

 食べ始めから12分経過。お替り4杯目(計6杯)に入っており、そろそろつけ汁が薄くなり、量も減ってきた。スープのお替りも頼むと、そば屋でそば湯に使われるような容器で豚骨スープがもらえる。
 ただ前述のようにこれにはが付いていないので、割り下を入れて味を付け調節。この調節具合が難しく、最初の風味豊かなつけ汁が協奏曲だとすると、独奏曲の如く味が薄っぺらく感じてしまう。
 8杯目を過ぎた辺りから、徐々にペースダウン。既に1.6s近く胃に入っており、イヤイヤうさぎの耳が見え隠れし始める。しかし最低でも芸人魂殿と同じ10杯はクリアしないと、御館様としての面目が立たない。

 9杯目を過ぎると突然、すーっと胃が楽になる。所謂イーターズハイが到来。この好機を逃す訳にはいかない。10杯、11杯と順調にクリア。これなら13杯も楽勝か?
 そんなイーターズハイのゴールデンタイムも、あっという間に終了。またしてもイヤイヤうさぎが目の前にチラツキ出す。しかも今度は先ほどと違い、ひと口がやたら重い

36分経過。お替り11杯目(計13杯)でようやくタイ記録。

 36分経過。ようやくお替り11杯目(計13杯)に突入。これを食せば、現KINGタイ記録だ。しかし苦しさは既にピークを迎えており、いつギブアップしてもおかしくない。新KINGへの願望だけが、今にも切れそうなモチベーションをかろうじて繋いでいる。

ついにお替り12杯目(計14杯)に突入。52分で14杯目をクリア。新KINGとなる。

 47分経過。ついに前人未到お替り12杯目(計14杯)に突入。店員店員も目の前で生まれそうな新記録を意識してか、始めの頃よりはかなりスムーズなピット作業をしてくれた。(笑)

 最後の一杯だということで、イヤイヤうさぎも一時雲隠れ。このまま出ないでくれ〜!
 14杯目は2分で平らげ、開始から52分。なんとか14杯を完食

 総重量約2.8sと、バトル100で対戦した練馬梅もとつけ麺ブラックホール盛り(10玉)とほぼ同じぐらいなのだろうが、苦しさはコチラの方がめちゃくちゃ苦しい。

 店員 新記録達成、おめでとうございます!
    まだ逝きますか?!』

 織田信長 「いえ、今日はこれが限界です。」

 完食後、ランキング掲示用のポラロイドを撮影。

ポラ写真と一緒に撮ってもらう。景品としてラーメン無料券を2枚いただく。

 会計時、景品としてらーめん無料券を2枚いただく。と言うことはまたこないと行けないなぁ。でも食事代より、駐車場代のほうがかかるのが痛いんだよな〜(笑)
 今回、なんとか新KINGになったが、バトル163のようにまたすぐに塗り替えられ、束の間の王座になるに違いない。

 なお後日談ですが、6月16日(月)〜20日(金)で第2回わんこつけ麺大会が開催され、最終日の20日に織田信長私も参加。その時点ではまだKINGでした。

 かかってこいや〜!(笑)

 こんな挑発をしたら、”かかりましょう!”とある御方の闘志にを付けてしまい、先日16玉を完食され、あっさり抜かれてしまいました。ちなみにある御方とは男性ではありません。でもこの御方に抜かれるのは仕方ないかな?(笑)

 ※残念ながらわんこつけ麺は12月末をもって、提供終了されたそうです。


ボリューム ★★★★★
★★★★☆
インパクト ★★☆☆☆
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★☆
テラめし度 82テラ
所要タイム 52分・勝ち
難易度 極悪凶暴

 お店DATA 
 「ごくらーめん」

 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-19-1 ヨドバシ吉祥寺8F
 0422-20-0590
 営業時間/11:00〜23:00(LO22:15)
 定休日/無休
 駐車場/あり ※有料(ヨドバシ吉祥寺駐車場・60分700円)
 地図
ごくらーめん