テラめし倶楽部

 ■バトル317 観戦者 Counter
 「メガどかスタ」 2008.11.3・対戦
 どかスタ 高崎(群馬県高崎市) 130円
メガどかスタ(2,250円) ※20分以内に完食した場合、無料。
JR高崎駅に隣接するヤマダ電機本店。 道路を挟んだ向かい側に、どかスタ高崎がある。
 3連休最終日のこの日。今日こそ何処かへ出かけよう。そうだ!だいぶ前に掲示板に投稿があったあの店へ行こう!

 向かったのは群馬県高崎市にあるどかスタ高崎。ここは高崎の郵便屋さんから情報をいただいたお店で、所謂スタミナ丼と呼ばれる肉丼専門のお店らしい。デフォルトでも結構なボリュームがあり、一番大きなサイズの”メガどか”は、過去に1人しか完食者がいないとのこと。
 しかも25分以内に完食すると、賞金1万円が貰える企画があったのだが、情報をいただいた8月からなかなか行けなかったため、この企画は既に終了してしまったそうだ。残念!

 シタミチで行こうともっと早く出るつもりだったが、起きると既に正午過ぎ。不本意だが、高速で高崎へワープ。

 14時30分、JR高崎駅に到着。隣には群馬発祥で、売上高日本一の某家電量販店の本店ビルがどーんとそびえている。その道路を挟んで向かい側に、今回のスポット、どかスタ高崎がある。こんな一等地にテラめしスポットがあるとはチョッと意外。

紫色の暖簾がひと際目立っていた。看板の両脇にはこんなコピーが・・・

   
ならガツンっと 丼めし食うぜ
スタミナ   俺流
   

 を基調とした外壁に白い看板。本紫色の幟や暖簾がひと際異彩を放っており、すぐに発見できる。
 また看板には、”男ならガツン!っとスタミナ!””丼めしを食うぜ!俺流!”という挑発的なコピー

店内の様子。このレイアウト、どこかで見たような気がするが・・・

 店内に入ると、内部も焼き板張りの壁に黒い腰壁や天井とジャパネスクモダン。座席は全てカウンター席。このレイアウトどこかで見たような気がするが・・・

 注文は入口脇の券売機で食券を購入するシステム。情報でだいたいのことは知っていたが、改めて入魂のススメで、システムを確認。

注文の仕方を書いた秘伝?の”入魂のススメ”

入魂のススメ
 其の一
  ・好みの大きさを決めるべし!
   じゃり (ミニサイズ) (▲200円)
   どか (普通サイズ) ( ― 円)
   超どか (メタボサイズ) (+270円)
   メガどか (喧嘩上等) (+1570円)
 
 其の二
  ・好みのを決めるべし!
   スタ (にんにくスタミナ味) (680円)
   ジン (旨みしょうが焼き味) (680円)
    (塩ゴマ風味) (680円)
   味噌 (極み味噌味) (680円)
   キム (本格キムチ味) (780円)
   しゃぶ (特製胡麻ダレ味) (780円)
    (焼肉&マヨネーズ味) (780円)
 
 其の三
  ・玉子・味噌汁・飲み物などの購入を迷うべし!
 
 其の四
  ・お金を投入し、覚悟してボタンを押すべし!
 
 其の五
  ・席につき、食券を店員に手渡すべし!
 
 外伝
  ・サラダ・日替り小鉢は、席につき現金で購入するべし!

 どかスタではサイズが、じゃり(ミニサイズ)、どか(普通サイズ)、超どか(メタボサイズ)、メガどか(喧嘩上等)の4種類。
 味がスタ(にんにくスタミナ味)、ジン(旨みしょうが焼き味)、(塩ゴマ風味)、味噌(極み味噌味)、キム(本格キムチ味)、しゃぶ(特製胡麻ダレ味)、(焼肉&マヨネーズ味)の7種類。
 この組み合わせで合計28パターンの中からチョイスすることになる。

 サイズはやはりメガどかしかないだろう。だがコピーの”喧嘩上等”には笑った!
 事前に斥候の任に赴いた近藤勇しんのすけ殿の報告では、メガどかはご飯1,500g肉700g計2.2sあるとのこと。これはバトル42(吉祥寺どんぶり)で対戦したの破壊王バトル122(丼達)大魔神約1.5倍ヤバいもしくは激ヤバクラスはあるだろう。
 残念ながらしんのすけ殿は完食できなかったそうで、私に敵討ちを求めてきていた。うーん仕方ないな〜(笑)

 次なる問題は。7種類の中から一つ選ぶのが迷ってしまうほど、どれも美味しそう。しんのすけ殿はスタ(にんにくスタミナ味)を選択し、大量のネギニンニクに苦しめられたそうだ。
 ここはアッサリ系のジン(旨みしょうが焼き味)か(塩ゴマ風味)辺りにしようかとも思ったが、常連の高崎の郵便屋さんの一押しスタだそうで、掲示板でも熱弁を振るっておられた。
 織田信長 (よし!やはりメガどかスタに逝くしかない!)

情報をいただいた8月には1,500円だったメガどかは、2,250円と750円も値上げされていた。

 券売機で食券を購入しようとすると、なんかおかしい。

 織田信長 (え〜っと、メガどかスタは・・・ へっ?!

 情報では1,500円だったメガどかスタが、なんと!2,250円
 実に750円も値上がりしている。お知らせでは、原材料高騰の影響で、11月1日から一部商品が値上げされたようだ。うーん、750円UPは痛い・・・ これならもう1週早く来るべきだった。

 ここに来るまでに高速代やガソリン代で既に4,000円近く消費。そこにさらに2,250円の出費は正直キツい。
 一瞬、超どかスタ(950円)に変更しようかとも思ったが、ふと横に飾られたパネルに目が留まる。

メガリスト募集(タイムチャレンジ)のパネル。


メガリスト募集!!



20分以内に
完食でタダ!!


 新たな企画として、メガどか20分以内完食した猛者には、料金がタダ(※サイドメニューは除く)になり、返金されるようだ。
 織田信長 (うーん、20分以内か・・・ 結構キビしいなぁ〜)

 食べる前なので偉そうなことは言えないが、恐らくメガどかを完食するのはなんとかできるだろう。ただ元々マイペースで、他の会員諸侯たちより食べるスピードが遅い私。20分というのはかなりのハイペースバトルになるのは必死。しかも1万円進呈企画の時より5分も短く、ハードルが上がっている。
 織田信長 (どうしよう・・・)

 悩んだ末、覚悟してメガどかスタ(2,250円)のボタンを押す。

 入魂のススメの掟に従い、魂の味噌汁(80円)と生玉子(50円)も購入する。それにしても”魂の〜”ってどんな味噌汁なんだろう?(笑)

食券を店員に手渡す。どこかで見たと思ったら、吉●家の店舗を再利用していた。

 席につき店員に食券を手渡す。
  『! メガどかスタですね。 チャレンジされます?』
 織田信長 「はい、お願いします!」

 こうなったらもう後にはひけない。意地でも成功して、高速代を浮かさねば・・・

 待つ間、店内を観察。カウンターには埋め込み式のクールケース。中にはサラダ類が入っている。
 織田信長 (これってもしかして・・・ !)

 オープン型の厨房に、U字型カウンター。そしてクールケース。そう!ここは以前某最大手の牛丼チェーンの店舗だったらしい。だから入った際に、どこか見覚えがあると感じたのだろう。おそらくレイアウトはほとんどそのままで、内装だけリフォームしたようだ。
 外伝にあるサラダも美味しそうだったが、さすがにコレはパス。

丼のサイズが展示してある。オープンタイプの厨房も吉●家の名残りそのもの。
カウンターには無料のしば漬と紅生姜が置いてある。食べ易いようにという配慮からか、茶碗とスプーンを付けてくれる。

 厨房側にある大きな液晶テレビを見ていると、生玉子にじゃりサイズの茶碗とスプーンが運ばれてきた。そろそろ本命の登場が近いようだ。

  『お待たせしました。メガどかスタです!』


これって手水鉢じゃない?(笑)

 でかっ!!

 比較のため丼が飾ってあったが、改めて間近で見ると、一段とその大きさに驚く。直径は30cm以上は優にあろうか。底部にかけて尻すぼみになっており、これってもしかして手水鉢じゃない?(笑)
 魂の味噌汁も運ばれてきた。具は岩のりにネギと豆腐だろうか?

 しばし時間をもらい、写真撮影。ひと通り撮り終えると、
  『では始めますが、宜しいでしょうか?』
 織田信長 (あれ?ストップウォッチは置かないのかな?)
 尋ねると厨房でタイムを計るそうだ。付近の壁に時計がなかったので、携帯を脇においてバトル開始!

 まずは肉を掻き分けて中央にくぼみをつくり、玉子を混ぜてばぁ〜っとぶっ掛ける。
 タイムチャレンジじゃなければ、最初は何もかけずにそのまま味わって、途中から玉子をかけて味変を楽しむのがセオリーだろうが、そんな悠長なことは言ってられない。玉子かけご飯にして流動性を出し、まずはひたすらご飯をかきこむ。
 ご飯も1,500g(約4合)あるが、豚肉700g。700gというと、す●家の豚皿だと7杯分。全体だと、いわばメガ豚丼2杯半食べるようなものだろう。

 味はかなり薄味。しかも茹でた後焼いてあるので、煮汁がほとんどなし。生玉子がないとかなり食べ辛い。

大量の肉に混じって、ネギや玉ねぎもどっさり入っている。魂の味噌汁(80円)。

 傍らの携帯をチラチラ見ながら食べ進むが、普通の時刻表示なので残り時間がイマイチつかみにくい。
  『残り10分で〜す!』

 厨房の店員から、10分経過のコールが入る。どうやら10分経過残り1分を知らせてくれるようだ。10分経過時点での進捗状況は半分を少し超えたあたり。残り10分でこの残量だと、成功はかなり微妙になりそう。もっとスピードを上げねば・・・

 大量の肉に混じって、ネギ玉ねぎもどっさり入っている。このネギたちが曲者で、シャキシャキ感があり美味しいのだが、咀嚼回数が激増。単調な味が続くのと大量のにんにくも胃に負担を与えだす。

 玉子かけ部分も消滅し、卓上にある食べ放題の漬物や紅生姜で味変したいところだが、余分な負担は避けねばならない。味噌汁や水でひたすら流し込む。

  『残り1分で〜す!!』

 そう店員がコールした段階で、あと5口程度。残りの力を振り絞ってラストスパート。最後のひと口を飲み込み、店員に告げる。

 織田信長 「終わりました! セーフ??」

  『・・・ はい、セーフです!!」

完食したが、果たしてタイムは・・・?残り時間は僅か11秒。

 なんとか20分以内に完食し、見事タイムチャレンジ成功!!

 店員さんに残り時間を尋ねると、なんと僅か11秒。薄氷を踏むような成功だった。しんのすけ殿、仇は取りましたぞ!

  『おめでとうございます。これ、ご返金です。』

成功で2,250円が戻ってきた。

 メガどかスタ分の代金、2,250円が手元に戻ってきた。これで高速代を取り返したぞ!(笑)
 このモチベーションがなければ、絶対成功しなかっただろう。

 その後、掲示用の達成記念の写真撮影。店員さんの話では、メガどかとしては2人目、新ルールになってからは初めての達成者だそうだ。

  『また是非来て下さいね。
    次回は
違う味のメガどかをご賞味下さい!』
 織田信長 「はははー、はい! (はぁ・・・)」


ボリューム ★★★★★
★★★★☆
インパクト ★★★★★
料金 ★★★☆☆
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 90テラ
所要タイム 19分49秒・KO勝ち
難易度 激ヤバ

 お店DATA 
 「どかスタ 高崎」

 群馬県高崎市栄町3-22 (JR高崎駅前)
 027-327-9339
 営業時間/11:00〜24:00
 定休日/無休
 駐車場/なし
 地図
「どかスタ 高崎」  住所/群馬県高崎市栄町3-22 電話/027-327-9339 営業時間/11:00〜24:00 定休日/無休 駐車場/なし