テラめし倶楽部 |
■バトル332 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「特薦ジャンボかつカレー大盛」 | 2008.12.26・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
キッチン ニューほしの(さいたま市北区) | 1,000円 | ||||||||||||||||||||||||||
今年も残すこと6日。年末の挨拶で得意先のある大宮に行くことになった。無事訪問を終え、時計を見ると11時30分。少し早いが昼食にしよう。折角大宮まで来たので、以前から行きたかったお店にいくことにしよう。 向かったのはさいたま市の北端、あと数百m行けば上尾市という位置にある大宮中央青果市場。その名の通り、野菜や果物を扱う市場なのだが、ここにお目当てのお店がある。 場所はR17沿いで、車でのアクセスは良いが、電車だと最寄駅のニューシャトル今羽(こんば)駅から徒歩15分と、チョッと歩かねばならない。 この市場、特に入場規制がなく、一般客にも開放されている。場内の駐車場に車を停めて、お目当てのお店を探す。場内には飲食店がいくつかあり、看板で位置を確認。場内の右手側に進んでいくと、お目当ての店、キッチンニューほしのを発見! 先日、むーん殿から『ここのカレーは絶品ですよ!』と聞かされており、是非ともその味を確かめたかった。 入口脇のメニューボードには、限定20食のランチプレート(1,000円)やランチビーフシチュー(1,000円)など魅力的なメニューがあったが、今日のお目当てはコレ。 特薦ジャンボかつカレー。 1日300食限定で、数々のメディアにも取り上げられており、その味とボリュームは折り紙付らしい。 店内に入ると、ダークを基調とした内装で、市場内の飲食店とは思えぬほどお洒落な雰囲気。1人ということで、厨房が一望できるカウンター席へ案内される。 ここでも一応メニューを確認。関東で最大級という形容詞が付いた特薦〜。まぁこれにはチョッと首を傾げたくなるが、果たしてその実態は? 注文を取りに来た店員さんに特薦ジャンボかつカレー大盛(1,000円)を告げる。後から気付いたのだが、むーん殿のレポではその上の特盛りもできるみたい。しまった! お昼の仕込みの真っ最中で、厨房の中はまさに戦場。慌しく店員さんたちが動いていた。 店員さんが冷蔵庫から取り出したある物体に目がテンになる。 (す、すげぇー!!) 大きな金属トレイに山積みされた豚ロース肉。大きさもさることながら、厚みも2cm近くある。何でも国産3ランクの内、一番上質のものを使用しているとのこと。 また目の前にはカレールーだろうか、所々膜が張ってあり、いかにも濃厚そうな色合いで、ひと目でじっくりと何日も煮込まれていることが分かる。これはマジで期待できそうだ! 10分ほどで待望の特薦ジャンボかつカレー大盛が運ばれてきた。器は長径30cmの大皿。そこに揚げたてのジャンボロースかつの入ったカレー。うーん、この色、ツヤ、たまりませんな〜!まずはカレーをひと口。 う、う、うま〜い! 惚れてまうやろ〜! 霜降りがびっしりと付いた神戸和牛のスジ肉を5日間、原型が無くなるまで煮込んで作られたルーは、濃厚な旨みがギュ〜っと凝縮されている。もちろんスパイスの配合も絶妙で、大きめに切られた玉ねぎから出る甘みと相まって、味のシンフォニーを奏でている。 続いてカツをいただく。先ほどの分厚いリブロース肉に、薄くパン粉を付けてカラッと揚げたカツは、噛むとサクっとした食感の後、ジュワ〜っと豚肉の甘みが口の中に広がる。さすが肉質にこだわっているだけのことはあり、これ単体でも充分美味しい。 スプーンの勢いが全く衰えず、14分で完食。うーん、もう1杯食べたいほどだ。関東最大級は別として、関東最美味級はありかも。 また他の客が注文していたチキンかつカレー(850円)は、これまたジャンボなチキンかつが、どーんと3枚も乗っており、ビジュアル的には特薦〜より優っていた。次回はこれの特盛も捨て難いな〜。 腹具合はまだ5分目ほどで、同じ場内にある花いちの特大海老フライか穴子一本揚げも続けてバトルとも考えたが、さすがに仕事途中なので後ろ髪を引かれつつ後にする。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「キッチン ニューほしの」 埼玉県さいたま市北区吉野町2-224-1(大宮中央青果市場内) 048-664-6128 営業時間/6:00〜14:00 17:00〜21:00 定休日/日曜・祝日 駐車場/あり 公式HP/ http://www.new-hoshino.com/ ※営業時間・定休日は変更されている場合もあります。 |