テラめし倶楽部 |
■バトル339 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「肉とワカメのマヨネーズラーメン大盛」 | 2009.1.22・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
蘭州(2F)(中央区銀座) | 1,350円 | ||||||||||||||||||||||||||
ある日上司に呼ばれ、辞令を告げられる。
つ、ついに来たかー! 今を遡ること2年前、2007年2月に国替え(異動)で関東に赴任。もともと関東への赴任は期限付きで、実は以前から越前(福井)への帰国を度々要請されていたのだが、ずっと拒み続けていた。 その理由は、もちろんテラめし! 越前にいた頃は、せいぜい月に1〜2回程度だったバトルが、テラめしの宝庫である関東に赴任を機に、水を得た魚の如く、大幅に激増。新たな仲間や馴染みのお店もできて、私にとってはまさに天国のような環境だった。 当初の予定を大幅に超え、このままなし崩し的に関東にいれるかなと思っていたのだが、そうは問屋が卸さず。ついに赤紙(辞令)が来てしまった(笑) これまでは打診だったので、のらりくらりとかわすことも可能だったが、今回ばかりは辞令なので、宮仕えの悲しい性(さが)、従うしかない。 江戸在府の残された日数はあと1週間。この間にまだ行けていないお店を回るという手もあるが、色々お世話になった店もあるので、ご挨拶回りをすることに決定! そしてこの日、昼食に向かったのが、銀座にある蘭州2F。バトル143以来、レポアップしていない分も含めると、10回近くお邪魔させていただいている。 「どうも、こんにちは。」 『あ、いらっしゃい!』 開店間もなかったので、先客の姿はなく、一番乗り。この時間帯の方が混雑しておらず、色々とお話もできるからだ。 『今日は何にしましょう?』 これまで蘭州で食べたのは、ほとんど丼もの。もちろん麺類もあるが、まだ一度も食べたことがない。よし、今日は前から気になっていたあの料理にしよう! 「マヨラー大盛をお願いします!」 正式名称は肉とワカメのマヨネーズラーメン。略してマヨラーと呼ばれている。 マヨネーズとラーメン。一見ミスマッチとも思われるこの組み合せ、いったいどんな味なんだろう?麺類の特盛も可能だそうだが、特盛は一律2,000円なので、今回も大盛(+350円)にする。 麺類は他にも、五目酢ラーメン(1,000円)や小エビチリソースラーメン(1,000円)など個性的な味のものが多い。 なかでも特筆すべきは、「極」シリーズ。通常の麺とは小麦粉から異なる最高級の特製麺を使用しているそうだ。この日の「極」は、「極」四川天津タンメン(2,400円)。食べてみたいが、給料日前のお財布にはかなり厳しいよ〜(笑)。 『はい、マヨラーの3倍の大盛です。』 いつもの常套句で、マヨラー大盛が運ばれてきた。この口上もしばらく聞けなくなるのは残念だ。お馴染みの銀色の巨大な器に、なみなみと入ったスープはかなりのボリューム。何故か一緒に茶碗に盛られた炒飯も付いてきた。もしかしてこれはサービスなのかな? ありがとうございます。 豚肉とワカメがどっさり入っており、表面にはマヨネーズらしき白い塊が浮遊している。見た目はチョッとエグそうな感じだが、肝心のお味はどうなのだろうか? (うん?、イケる!) マイルドでコクのある味はまさに私好み。程よい酸味がアクセントとして、スープを引き立てている。もともとマヨネーズは卵黄を油と酢で包んだもので、これらが熱で分解し、スープと混ざり合って味のハーモニーを奏でている。マヨネーズとワカメって、意外に合うんだ。 炒飯は、茶碗に盛られているとはいえ、山盛り。ヘタなお店の1人分は優にある。パラっと炒められており、チャーシューもゴロゴロ入っている。 残ったスープも飲み干し、16分で完食。 店員さんに転勤の挨拶をして、名残惜しいがお店を後にする。 短い間でしたが、どうもありがとうございました。東京に遊びに来る時は、また寄らせてもらいます。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「蘭州(2F)」 東京都中央区銀座6-16-6 2F 03-3543-7167 ※1Fは03-3542-1067 営業時間/11:30〜15:00 18:00〜20:30 (土曜は〜14:00) 定休日/日曜・祝日 駐車場/なし ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。 |