テラめし倶楽部

 ■バトル34 観戦者 Counter
 「ド根性ラーメン&ド根性餃子」 2007.2.3・対戦
 日本一(京都市北区)  900円・550円
ド根性ラーメン(900円)
場所は堀川通り沿いにある。 13時15分、ラーメン日本一到着。
 またしても掲示板へのカキコミから始まった。

 私の住まう京都には、「テラメシ」にあげていただくべきものがいくつかあります。アローンのオムライス、 〜(中略)〜 そして、ラーメン日本一の「ド根性ラーメン」です。一杯の総重量1.4Kg、普通は一杯900円です。これを二杯食べると無料、三杯食べると・・・、
 
もう知ってますよねー

 京都にこられるときには、ぜひ行ってみてください。
時間さえあえば、お供しますよ!!

 by だいぼん

 ラーメン日本一ド根性ラーメン?知らないなー。初耳だ。
 早速ネットで調べてみる。情報通り、1杯が通常のラーメンの約2.5杯分あり、チャーシューが富士山の如く、うず高くそびえたっている。そしてこのド根性ラーメン(900円)は、以下の様に大食い・早食いチャレンジになっている。

【ド根性ラーメン挑戦者の条件】

一.ド根性ラーメン2杯20分以内で完食された方は、無料
一.ド根性ラーメン3杯40分以内で完食された方は、当店での飲食は永久に無料
一.3杯完食されたお客様をご紹介頂いた方には、紹介料として
金壱萬円也進呈
一.挑戦される方は、挑戦前に2杯か3杯か申し出て下さい。
挑戦不成功の方は実費を申し受けます。

 公式HPでは、過去の挑戦で2杯完食がチャレンジ3,000名中、300名3杯完食は100名中37名とのこと。2杯では成功率10%の難関であり、当然スープまで完飲が条件である。

 40分で3杯完食なんて、私にはまず絶対無理だ!20分で2杯もかなりキツそう。

 以前から述べているように、私は本来、大食い早食い苦手。ただ他人より、ほんの少し食べることに貪欲なだけなんですが・・・
 まぁ、1杯だけだったら、ノープロだろうから、とりあえず情報をとして、地図だけはプリントアウトして寝よう。

 朝起きて、掲示板を見てみると、多数のカキコミが。みなさんえらい期待されてますなー。

 これはどうあっても「挑戦しろっ!」ということでしょうか・・・?

 しかし写真実物では大いに異なるケースが多いので、今日は下見を兼ねて、1杯を食べに行こう。念のため掲示板に京都へ行くことを書き込んでおく。多分誰も来ないと思うが・・・

お店の名物、ド根性ラーメン

 一昨日からののため、マーチで出動。シタミチ(R8・R161)を3時間かけて京都市へ。途中事故と工事のせいで、堀川通りが大渋滞していた。
 もしかして誰か来ているかな?と思ったが、店の前にはそれらしき人はおらず。情報源のだいぼんさんも掲示板に、「突然なので、あいにくご一緒できません。」とのカキコミ。まぁ、仕方ないよな。

 店内に入ると、1時過ぎというにもかかわらず、ほぼ満席。待っているお客が数名いたが、一人ということで、すぐにカウンター席に案内される。

 店員 「何にしましょ?」
 マエダンゴ 『ド根性ラーメン1杯とド根性餃子1皿を下さい!」

 特に顔色を変えられることもなく、普通に注文が通る。

ド根性ラーメン挑戦者への条件ド根性ラーメン完食への心得。

 待つ間、店内の様子を観察。店内にはド根性ラーメン3杯完食者の名前や挑戦に向けての心得条件などが掲げられている。満席なので気を遣いフラッシュなしの撮影となり、ピンボケや露出不足の写真が多くなってしまう。
 しばらくすると、ド根性餃子(550円)用のタレ用皿が出される。大きさは通常のタレ皿の優に2倍以上あり、大根おろしがドカっとのっている。これに卓上の餃子タレを入れて食べるそうだ。

ド根性餃子用のタレ皿。大根おろしがてんこ盛だ。チャーシューやもやしのため、麺は見えない。

 店員 「お待ちどうさん。ド根性ラーメンです。」

 目の前に普通のものより、ふた廻り近く大きなラーメン丼が運ばれた。
 表面にはもやしネギがどっさりと盛られ、その回りをチャーシューが囲んでいる。そしててっぺんには、と呼ばれるチャーシューの刻み端が、これまたドカっと盛られており、麺はほとんど見えない。
 第一印象は、「まぁこれ1杯なら、何の問題もないなー」今回はチャレンジじゃないので、時間を気にする必要はないのだが、後日の挑戦?のため、一応タイムチャレンジ

 先ずはスープをひと口すする。所謂豚骨醤油味で、どちらかというと濃い目の味である。次に心得どおり、もやしから食べ始める。シャキシャキしたもやしは食べ応えがある。豚バラのチャーシューは、口に入れるととろけるほどの柔らかさだ。
 肝心のは、ストレート麺でやや柔らかめ。食べていて判ったが、麺の固さはお好みで選べるらしい。私的には、もう少し固めにすれば良かったかも。

ド根性餃子(550円)

 しばらくすると、ド根性餃子が運ばれてきた。別名バナナ餃子とも呼ばれるこの餃子、一皿3個だが1個がデカイ!これ1個で、通常の餃子7個分もあるらしい。早速こちらも食べたいところだが、ラーメンのタイムトライアル中なので、後からにする。

ド根性ラーメン、10分で完食。「だいぼん」さんがサプライズ登場。

 10分でド根性ラーメンを完食。このペースだと、20分2杯完食は結構キビシイ。
 続いてド根性餃子へ。餃子の皮はモチモチしてやや固め。大きいので、箸で崩しながら食べるしかない。一見もたれそうな感じであるが、たっぷりの大根おろしのせいか、意外とサッパリ味。汗をかきながら餃子と格闘していると、会計を済まされたお客の一人がをかけてきた。

 「頑張っていますね。」

 (はて?どなただろう?)

 脇に差し出された名刺には、「だいぼん」とある。「外で待っていますから・・・」

 なんと!「だいぼん」さんがサプライズ登場。

 急いで餃子を平らげ、会計を済ませ外へ。だいぼんさんとは最近掲示板で知り合ったばかりで、お会いするのは今回が初めて。掲示板では「今日は参上できない」とあったが、わざわざ来て下さっていたのだ。
 ラーメン日本一からすぐのところにお住まいで、今日は別のラーメン店に行く予定だったが、私の掲示板へのカキコミを見て13時に一度日本一まで来られたらしい。その時はまだ私が未到着だったので一旦現場を離れたが、再び寄ってみると駐車場に福井ナンバーのマーチを発見したとのこと。店内が混雑していたので、なかなか声をかけられなかったそうで、しっかりチャレンジの一部始終を見られていたんだ。なんか恥ずかしいー

だいぼんさん。お忙しいところお越しいただき、ありがとうございます。

 しばらく、だいぼんさんとテラめしや京都のオススメラーメンなどについて歓談。だいぼんさんは健康を気遣い、ラーメンは週1回と決めているそうで、今日はその貴重な1日だったにもかかわらず、私のチャレンジを見届けようとお寄り下さったと判り、本当に恐縮です。
 様子も判ったので、次回来る時はド根性ラーメン2杯にチャレンジしますので、その節はまたお会いしましょう!


ボリューム ★★★★☆
★★★★☆
インパクト ★★★★☆
料金 ★★★★☆
お店の印象 ★★★★☆
テラめし度 82テラ
所要タイム 18分・KO勝ち
難易度 ちょいヤバ

 お店DATA 
 「ラーメン日本一」

 京都市北区堀川通り北山上ル北郵便局向(紫竹上本町1)
 075-491-5245
 営業時間/11:00〜翌3:00
 定休日/月曜日(祝日は営業)
 駐車場/あり(6台ほど)
 公式HP/ http://www.a-dos.ne.jp/gourmet/nipponichi
 地図
ラーメン日本一