テラめし倶楽部

 ■バトル347 観戦者 Counter
 「はるまげ丼」 2009.3.27・対戦
 とんかつ・そば 吉ちょう(福井県福井市) 2,800円
はるまげ丼(2,800円)
JR福井駅に続く駅前大通り沿いにある放送会館。 半年振りの訪問の吉ちょう。
 3月の或る日、吉川元春めぐみ帝国殿から密書が届く。


今度たまげた丼挑戦すべく、越前に参ります。
吉川元春  

 たまげた丼。それは半年前の昨年9月、越前(福井)に一時帰省した際に吉ちょう対戦。巨大な朱塗りのお椀に、3人前カツ丼が入っており、多少苦戦したものの無事完食
 織田信長 (そうか、たまげた丼を食べに来るのか。)

 当日は生憎仕事だが、せっかく関西から遠征されて来られるので、ご一緒しますと返信。
 織田信長 (そう言えば吉ちょうには・・・)


 次回は是非はるまげ丼に挑戦して下さいね。』


 吉ちょうには、たまげた丼完食者のみに挑戦権が与えられるはるまげ丼(2,800円)というフラッグシップメニューがある。たまげた丼を遥かに凌ぐ5人前のカツ丼で、過去成功者は1人しかいないという。体調が万全でもかなりの難敵で、ましてや昼テラするレベルのシロモノではない。
 織田信長 (はるまげ丼はパスして、私もたまげた丼にしようかな?)
 あれこれ迷いながら当日を迎える。久しぶりの昼テラのため、10時のおやつも控え、体調を整える(笑)

 福井駅でめぐみ殿と合流し、吉ちょうのある福井放送会館へ。お昼をやや過ぎていたせいか、店内は空いていた。めぐみ殿はやはりたまげた丼を表明。
 織田信長 (う〜ん、どうしよう?)

 散々悩んだ末、
 織田信長 「彼はたまげた丼。私ははるまげ丼を下さい。」
  はるまげ丼ですか!?』

 持参した完食証明書を提示。すると
  『かしこまりました。たまげた丼とはるまげ丼ですね。』

 無事注文が通る。待つ間、めぐみ殿とテラめし談義。筋金入りのジロリアンであるめぐみ殿は、相変わらず神保町(二郎)詣をされているらしい。
 空いていたせいか、意外と早く10分ほどで運ばれてきた。

まずは私のはるまげ丼が登場。前回はなかったスプーンが添えられていた。

 吉べえ一の矢などでだいぶ見慣れたとは、巨大なお碗には圧倒させられる。よく見ると、前回にはなかったスプーンが添えられている。食べ易いようにという配慮なのだろう。
 続け様にめぐみ殿のたまげた丼(1,800円)も運ばれてきた。

右がはるまげ丼、左がたまげた丼。

 同じ器のため、を取らない限り見た目は一緒だが、開けるとそのは一目瞭然。はるまげ丼の方が、明らかに多い。
 織田信長 (はぁ コレを食べるのか・・・)

見ていると、戦意が喪失しそう(笑)
カツで埋め尽くされ、ご飯はほとんど見えない。このヒレカツが10枚入っている。

 画像に収めた後、バトル開始!

 表面はカツで埋め尽くされ、ご飯はほとんど見えない。1枚のカツが5cmほどと大きく、このカツが合計10枚入っている。吉ちょうのカツはヒレなので、ロースから比べれば脂身が少なく食べ易いはずなのだが、さすがに10枚となると・・・
 ご飯もデフォのカツ丼5人前分なので、約5合(お茶碗約10杯分)。これは長丁場になりそうだ。
 ご飯5合ヒレカツ10枚。どちらもかなりハードだが、前半にカツ中心に食べていき、後半に残ったご飯を食べる方がよさそう。まずはひたすらヒレカツを口に運んでいく。

 バトル中、2組ほどお客が入ってきたが、大きなお碗にかぶりつく我々のバトルに、目を丸くしていた。まかないタイムだった店員さんも、こちらが気になるのか、チラチラと視線を投げかける。

 開始から10分。まだ3分の1ほどしか食べていない。めぐみ殿の方に目をやると、意外なことに残り3分の1もない。随分早いペースですね。でもややペースが落ちてきていたので、カツを先に片付けた方が良いとアドバイス。

 アドバイスの効果があったのか、めぐみ殿は15分で完食。見事70人目完食者となった。前回の私のタイムより10分ほども早く、これなら次回ははるまげ丼も余裕なのでは?(笑)
 こうなると残るは織田信長私のみ。カツは既に7枚ほど片付けたが、私を苦しめたのは意外にも大量のネギ。通常の量ではシャキシャキ感があっていいのだが、5倍となるとその歯応えが逆に支障となる。
 織田信長 (ふぅ くるしぃ・・・)

 この頃になると、めぐみ殿と話すことさえおっくうに感じ、次第に寡黙になってくる。もはや水分なしでは飲み込めない状態で、口に入れては水で流し込む。

めぐみ殿は見事15分で完食。めぐみ殿遅れること30分。なんとか完食を果たす。

 最後のひと口を流し込み、苦闘46分。なんとか完食を果たす。

  おめでとうございます!
    
はるまげ丼2人目完食者です!』
 店員から祝福を受けるが、ほとんど余力のない状態だった。やはりヒレカツ10枚は半端じゃなかった。恐るべし、はるまげ丼!

はるまげ丼の完食証明書。後日吉ちょうを訪れたところ、ショーケースにこのような写真が飾られていました(笑)

 余談ですが、後日掲示板のカキコミで吉ちょうを訪れたところ、入口脇のショーケースに私の写真が飾られていた。しかもしっかりにまで納めてあり、なんかウレシイやら恥ずかしいやら・・・
  『あれ?今日ははるまげ丼じゃないの?』
 織田信長 「もう勘弁してください・・・(笑)」


ボリューム ★★★★★
★★★★☆
インパクト ★★★★★
料金 ★★★☆☆
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 90テラ
所要タイム 46分・KO勝ち
難易度 極悪凶暴

 お店DATA 
 「とんかつ・そば 吉ちょう」

 福井県福井市大手3-4-1 放送会館B1F
 0776-23-3727
 営業時間/10:30〜20:00(LO19:30)
 定休日/第2火曜
 駐車場/なし ※付近にCPあり(20分100円程度)
 地図
 ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。
「とんかつ・そば 吉ちょう」  住所/福井県福井市大手3-4-1 放送会館B1F 電話/0776-23-3727 営業時間/10:30〜20:00(LO19:30) 定休日/第2火曜 駐車場/なし