テラめし倶楽部 |
■バトル349 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「カツカレー普通盛り」 | 2009.5.3・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
食堂 萬来(新潟県柏崎市) | 1,050円 | ||||||||||||||||||||||||||
愛を求めて訪れた越後国(新潟県)。その柏崎の地に、テラめし界で超〜有名なお店がある。その名は食堂萬来。TV等マスコミでも何度も取り上げられており、以前からずっと来たいと思っていた。 お店はR8バイパスと県522が交差する場所にあり、比較的簡単に見つけることができた。開店時刻は11時30分からなので、時間ピッタリに到着したのだが、既に先客が3組ほど入店済。人気の程が伺える。 店内はカウンター席、テーブル席のほか、小上がり席もあり、40人ぐらいは入れそう。窓際のテーブル席に座り、メニューを手に取る。 入口の暖簾にもあるが、萬来は中華料理が中心で、麺類メニューが充実。だが萬来を有名たらしめているのはご飯モノ。 特にカツカレーは凶暴で、普通盛り(1,050円)でも2sあり、大盛り(1,300円)に至っては4sに達する。 「カツカレー大盛りお願いします!」 『大盛りは4sあり、ほとんどの方が残されます。』 「多分大丈夫だと思いますが・・・」 『普通盛りを完食された方でも、ほとんど残すんです。』 お店の娘さんだろうか、女性店員が大盛りの凶暴性を切々と諭す。制止を振り切って、大盛りに挑戦するのも可能かもしれないが、総重量4sは過去のバトルを振り返っても、間違いなく極悪凶暴クラス。完食できるかもしれないが、大きなダメージが残りそう。 ツーリングの途中でこの後の予定もあるので、今回は制止に従い、カツカレー普通盛りにする。 後から来た客たちも何人か大盛りを告げるが、その都度店員の制止を受け、普通盛りに変更していた。よっぽど完食者が少ないのだろう。 待つこと15分、ようやくカツカレー普通盛りが運ばれてきた。 春日山出現! 上杉氏の居城、春日山を思わせるカレーの山が登場。これを見ると、店員が大盛りを制止したのも頷ける。 コニーデ型(テラめし学会分類)の山を分析すると、ご飯の上に、千切りキャベツとトンカツをのせてその上からルーがどっさりかかっている。今にもこぼれ落ちそうだが、粘度が高いせいか、かろうじてへばり付いている。 うっかり食べると山体崩壊に繋がりかねないので、比較的傾斜が緩やかな部分を見つけて、そこから食べていくことにする。 カレーは小麦粉たっぷりで、濃厚な味。辛さもやや甘めなので、万人向けといった感じ。よく煮込まれており、かろうじて小さくなったニンジンやタマネギなどの野菜が見えるほど。 ルーとご飯の間に千切りキャベツが敷かれているので、シャキシャキ感も味わえる。 特筆すべきは、3cmはあろう肉厚のロースカツ。表面はカラっと揚がっているが、内部はジューシーで柔らかい。肉質もさることながら、丁寧に調理されている。 食べ進んでいくと、当初はシャキシャキしていたキャベツがしんなりしてきて、また異なった味のアクセントが楽しめる。 最後まで美味しくいただき、25分で無事完食。腹具合は6〜7分目ぐらいだが、珍しく汗一つかいておらず、これなら大盛りも可能だったかも。 食後の一服をしたいところだが、回りを見渡すといつしか店内は満席。席を譲るべく、お店を後にする。 外で一服しながら、次の行程を確認していると、出前に向かうご主人が話しかけてきた。 『えらくあっさり食べられましたね。』 「はい、大盛りを食べたかったんですが・・・(笑)」 『次回は是非大盛りをどうぞ!』 「ありがとうございます。」 大盛りの約束は取り付けたが、果たして本当に食べられるだろうか・・・
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詳細は、ツーリングクラブ 2009春 越後上越ツーリング でも紹介しています。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「食堂 萬来」 新潟県柏崎市半田1-8-36 (R8バイパス沿い) 0257-24-1337 営業時間/11:30〜15:00 17:00〜21:00 定休日/火曜 駐車場/あり ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。 |