テラめし倶楽部

■バトル３６６		観戦者
「谷口盛り」　※１日１５食限定			2009.7.31・対戦
麺房みなみ（富山県射水市）			１，２６０円
越後信濃ツーリングもいよいよ大詰め。節約の為、R8で一路福井を目指す。富山市にさしかかった頃には時刻は既に１９時を過ぎ、辺りはすっかり暗くなる。そろそろまたお腹が空いてきた。そう言えば、この付近に確か・・・ 　庄川を渡る手前で県道11に入り南下。北陸線のガードをくぐり旧大門町中心部へ。ここにテラめし情報投稿ではっしーさんから情報を貰った麺房みなみがある。 　暗闇のせいか少し迷ったが、無事到着。閉店まで残り２０分。大丈夫かな？ 　店内はテーブル席と小上がり席で３５席ほど。先客はおらず、ますます不安が募る。 　　「あの〜、谷口盛りってまだできますか？」 　　『はい、できますよ！』 　あ〜良かった！ホッとひと安心し、テーブル席に着席。 　谷口盛り（１，２６０円）とは、大きな海老天とざるそば３枚分なのだが、１日１５食限定。閉店間際だったので、もう駄目かなと不安だったのだが、無事注文することができた。 　ところで、「谷口盛りってなぁに？」と思われる方が多いだろう。 　お店の方によると、蕎麦嫌いだった谷口さんという方が、みなみの手打ち蕎麦のおかげで大の蕎麦ファンになり、それが高じて「もっと沢山の蕎麦が食べたい！」ということでこの谷口盛りが生まれたそうだ。 　蕎麦嫌いの谷口さんを蕎麦好きに変えた手打ち蕎麦。いったいどんなお蕎麦なんだろう？ 　他にも山芋・めかぶ・大根おろしの３つの味が楽しめる好味そば（１，１５０円）や自分で大根をおろすおろしそば（８４０円）など食指をくすぐるメニューがいっぱい。これは期待できそうだ。 　１０分ほどで谷口盛り（１，２６０円）が運ばれてきた。ざる１枚が１．５人前あり、合計２枚あるのだが、１枚だけ先に出てくる。どうやらこれは美味しく食べてもらうため、１枚食べ終える頃を見計らって、もう１枚を出す心配りのようだ。薬味が刻みネギ、山葵のほか大根おろしもあるのもうれしい。 　その心配りに感謝しながらも、女将さんにお願いして、２枚同時に出してもらう。無理を聞いていただきありがとうございます。 　まずは薬味を入れずにいただく。蕎麦は平太で、所謂田舎蕎麦と呼ばれる黒い蕎麦。噛むと弾力があり、もっちりした食感だ。新潟の名物へぎそばのように、つなぎに海草を入れているのかも。 　そばつゆは鰹節と醤油が効いた濃い目の味で、蕎麦の味をしっかり受け止めている。 　喉越しもよく、３分で１枚目をクリア。２枚目は薬味を入れて味の変化を楽しむ。大きな海老天もカラッと揚がっており、衣はサクサク、身はプリプリ。あっという間に平らげ、８分で完食。 　蕎麦の味には満足だが、せめてもう２枚ぐらいあるといいのだが・・・（笑）
ボリューム ★★☆☆☆ 味 ★★★★★ インパクト ★★★☆☆ 料金 ★★★★☆ お店の印象 ★★★★★ テラめし度 ７８テラ 所要タイム ８分・ＫＯ勝ち 難易度 入門編 　詳しくはツーリングクラブ　2009夏　越後信濃ツーリング　でも紹介しています。
お店ＤＡＴＡ
「麺房みなみ」 　富山県射水市大門101 　0766-52-0322 　営業時間/11：00〜20：00　※月〜金は15：30〜17：00準備中 　定休日/火曜　※祝日の場合翌日 　駐車場/あり 　 　※営業時間・定休日は変更されている場合があります。