■バトル37 |
観戦者 |
|
「からウィン・カレー大盛」 |
2007.2.17・対戦 |
ちょいめしあさチャン(大阪市浪速区) |
800円 |
|
|
|
今年に入って2ヶ月で9バトル、2月もすでに3バトルをこなし、テラめしバトルに邁進するマエダンゴ。昨年が1年間で18バトルだったことを考えると、凄いハイペースでチャレンジしている。このペースで行くと、年間50バトルを超える勢いだ。チョッとまずいんじゃないかなー(笑)
ネット仲間からも色んな忠告を受けており、今月の残りは大人しくしていようと思っていたが、週末が近づくとどうもそわそわしてくる。ガマンしようと思うが、逆にテラめしへの情熱の炎は一段と燃え盛る。
「ガマンし過ぎる方が、精神衛生上良くない!」
そんな勝手な理論?で今週もテラめしバトルへGO!
今回の対戦相手は、関西テラめし界の雄、ちょいめしあさチャン。関西のみならず、爆食ファイターなら知らない者がいないと思われる超〜有名店で、私も前々からチェックしていたのだが、未だその暖簾をくぐっていなかった。
ここは前回のオフミにご参加いただいたアッキー殿のシマで、先週もマジョリでのバトルの翌日に訪問されたそうだ。私一人で行っても良かったのだが、何の挨拶もなしにアッキー殿のシマを荒らす訳にもいかない。前日の夜、メールで連絡すると、既に別のバトルの予定があったにもかかわらず、ご一緒していただけることになった。誠にかたじけない。
8時にマーチで出発し、シタミチと高速を経由して12時半に大阪日本橋に到着。現地は南海難波駅近くにある日本橋でんでんタウン内にある。東京の秋葉原をこじんまりさせた雰囲気だ。大阪屈指の繁華街のため、お店の駐車場はなく、少し離れたところのコインパーキングにマーチを入れる。駐車料金は土曜ということで、1時間500円。高ぇー!
お店の近くで無事アッキー殿と合流。早速お店の前に行く。小雨にもかかわらず、店先には3名ほど並んでいた。アッキー殿の話では、土日は開店してすぐに満席になり行列ができるそうだ。今日はこれでも少ない方らしい。
待つ間、入口脇にある貼り紙を眺める。あさチャンは不定休で、次回の休日を告知するポスターが貼られるのだが、これが毎回笑わせてくれる内容らしい。
「曙がリベンジのため、胸を貸してというので・・・」
「つんくから頼まれて、加護ちゃんを叱咤激励するために・・・」
「日直の当番という重大な任務のため・・・」
待つこと20分、団体客が出てどっと席が空き、入店を許可される。店内は想像していたより、キレイ。もっと小●いお店かと思っていた。(笑)カウンターではなく、4人掛けのテーブルに案内される。混雑するからカウンターでいいんだけど・・・
今回アッキー殿をお誘いしたのは、ここのメニューは豊富で複雑で、ネット上でも色々情報があるが、真偽がイマイチだったからでもある。来るまではあさチャン丼中盛(950円)に挑戦しようと考えていたのだが、アッキー殿のアドバイスによると、丼の中盛はご飯5合分もあるらしい。さすがにいきなり5合はキツイかも。しかも残すと中盛は罰金2,500円、混雑時には5,000円と書いてある。またリバースすると更に3,000円追加だそうだ。
下を残すと・・・ |
盛具合 |
料金 |
罰金(通常時) |
罰金(混雑時) |
丼 中盛 |
5合 |
+200円 |
2,500円 |
5,000円 |
丼 大盛 |
1升 |
+300円 |
3,000円 |
1万円 |
丼 特盛 |
2升 |
+500円 |
5,000円 |
2万円 |
丼 スペシャル |
? |
? |
? |
4万円 |
サラダ大盛 |
|
+100円 |
1,000円 |
1,000円 |
リバース |
3,000円 |
ちなみにTVチャ●オン等で超有名なフードファイター、キング山本こと山本卓弥氏が昨年12月16日に来店し、あさちゃん丼特盛(1,300円)を完食されたそうだ。特盛はご飯2升(=20合、つまりお茶碗40杯分)、玉子10個も使っており、さらにカツが3枚、エビフライ5本、唐揚げ約800g、ウィンナー3本が盛られているらしい。
こんなの残さない奴の方が、人間じゃないよ〜!
今回は初めてなので、アッキー殿オススメの、からウィン(から揚げ&ウィンナー)カレー大盛(800円)を注文しよう。カレーの大盛はご飯が約3合半ぐらいだそうだ。なんで丼の中盛の方がご飯が多いの?
アッキー殿は今回ビジュアル重視?で定食でいくそうだ。
『すみません、から揚げ・しょうが焼定食(700円)のご飯大盛(+50円)、おかず大盛(+300円)で、サラダ中(+50円)にして下さい!!』
なんか、呪文が長いぞ〜!?
常連のアッキー殿がご一緒だったせいか、私の注文を含め店員の制止もなく、無事注文が通る。
料理を待つ間、アッキー殿と歓談しながら店内の様子を観察。店内のあちこちには様々な貼り紙がいっぱい。そのほとんどがお客のモラルに対するものだ。店内が混雑して待っている人がいるのに、食後だらだらしゃべっていたり、明らかに自分の分(キャパ)をわきまえていない注文をし、挙句の果てに残す輩などへの戒めである。まさに貼り紙どおりで、テラめし道の風上にもおけぬ愚挙であろう。
礼儀正しい民族とされた日本人も、こんな貼り紙をしないとならないぐらい愚かになってしまったかと思うと、情けなくなってきた。
注文して15分、ようやく待望の料理が運ばれてきた。
まずは私の注文したからウィン(から揚げ&ウィンナー)カレー大盛。
てんこ盛のご飯の上に、チキンカツといった方が良いほどのから揚げ1枚とウィンナーが3本。
うん?ルーは??
ご飯の盛が多いため、ルーは別皿で出てくるのだ。しかも大盛はその皿が2つ!
この深皿1皿だけでも、充分他店の大盛カレー以上のルーが入っている。
まもなくアッキー殿のから揚げ・しょうが焼定食 ご飯・おかず大盛・サラダ中もやってきた。
こちらもお盆が2つで、1つには山盛りキャベツと前述のから揚げがなんと3枚も。それだけでなく付け合せにイカリング2つ、揚げシュウマイ2個、目玉焼き。これだけでもヘタな店のランチのおかずぐらいある。
もうひとつのお盆には、これまたたっぷりのしょうが焼に丼いっぱい(約1合半)のご飯に味噌汁と漬物。まさに2つの定食大盛が一緒になった感じである。
カウンターでなく、テーブル席に案内された理由がようやく判った。カウンターじゃ前に並ばないよなー(笑)
爆食メニュー目当ての客が多い中、我々のテーブルはさすがに異彩を放ち注目を浴びていた。別に見世物じゃないんですが・・・
私の後ろにいた高校生と思われるグループは、丼の小(他店の普通盛レベル)でも一苦労しており、「並盛(他店の大盛レベル)を頼まないでよかった!」とのたまっていた。
(君ら、若いんでしょう!?ご飯の2合ぐらい平気で食べなきゃ!)
ほんとこんなことじゃ、将来の日本はどうなるのだろう?
オジサンの小言はこれぐらいにし、早速いただくことにする。
ルーとご飯が別々のカレーはチョッと高級なレストランでは珍しくなく、普通ルーをご飯にかけながらいただくが、このカレーはご飯をルーにつけて食べる。まぁーこんな食べ方もありか?
う、うま〜い!
万人向けの甘口ではあるが、じっくり煮込まれて具材が溶けて込んだルーは濃厚な味。もっと大味かと思っていたが、カレー専門店にも負けない美味しさだ。ご飯も大量の炊き込みをされているだろうが、ふっくらと炊けている。パクパクとスプーンを走らせ、あっという間に半分クリア。
秘伝のタレをしっかりつけられたから揚げも、外はパリパリ、中はジューシーでまいうー。から揚げダブルでも良かったかも。アッキー殿の話では、から揚げと親子丼は開店からすぐに売り切れるそうで、この日も我々の注文直後に売切れになっていた。
甘口とはいえ、多数の香辛料が入ったカレーを食べ続けていくと、発汗作用で汗が噴出してくる。また味の単調さからなのか、ペースが鈍り始め、最初ちょうど良いと思われたルーが、濃く感じられてきた。ミニサラダ(200円)も頼めば良かった。
同じものでないので比較はできないが、今回はアッキー殿より早く、23分で完食。まだチョッと余力があるかも。
でも堪えたのが、付け合せの福神漬け。ご飯・ルーは美味しかったのだが、この福神漬けだけはやたら塩辛く、しかも最後にまとめて食べたので、かなり苦痛で水でようやく流し込んだほどだった。
アッキー殿も遅れること5分。見事完食を果たされた。キャベツの量が多かったので、顎が疲れたそうだ。食後まったりしたいところだが、待っている方がいるので、早々に出ることにする。
勘定のためレジに向かうと、
『えっ〜と、800円になります。』
どうやらママさんのタイプじゃなかったみたいだ。でも嫌われなかっただけでもマシか?(笑)
|
ボリューム |
★★★★★ |
味 |
★★★★★ |
インパクト |
★★★★★ |
料金 |
★★★★★ |
お店の印象 |
★★★★☆ |
テラめし度 |
94テラ |
所要タイム |
23分・KO勝ち |
難易度 |
|
ヤバい |
|
|
|
|
|
|
お店DATA |
「ちょいめしあさチャン」
大阪府大阪市浪速区日本橋3-8-2
06-6631-1134
営業時間/11:00〜18:00
定休日/不定休(月1〜2回程度)
駐車場/なし
|
|