テラめし倶楽部 |
■バトル381 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「ギガデミオムライス」 | 2009.10.15・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
Benoah(ベノア)(福井県越前市) | 1,110円 | ||||||||||||||||||||||||||
琵琶湖一周ツーリングを終え、帰宅の途につく。越前市に差し掛かり、あるお店のことを思い出す。 (そういえば、この近くにあったはず・・・) R8の横市交差点を左折し向かったのは、Benoah(ベノア)というお店。タウン誌で情報を得たお店で、まだ開店して1年ほどらしい。もっと早く来たかったのだが、開店が17:30からと遅く、なかなか機会に恵まれなかった。 21時、お店に到着。暗闇の中、ぼぉ〜っと緑色の灯りが浮かんでいる。以前この前を通った際、何だろうと気になった建物だった。 建物の形状は円柱形。正面はガラス面が大きくとられ、付近の住宅とはおよそ似つかわしくないお洒落な建物である。1階はブティックのようで、お店は2階らしい。 (本当にここにテラめしがあるのだろうか?) 少し不安を抱きながらも、店内へ。 『いらっしゃいませ。お1人でございますか?』 ドレスシャツに蝶ネクタイ、カマーベストをまとった店員が登場。どう見てもテラめしスポットで見慣れた店員さんたちとは異なるいでたち。 入口の2階には皮張りの重厚なソファーセットがどーんと置かれ、店内の照明も間接照明が多く暗め。店員に案内され、3階へ。 3階は大きなカウンターがあり、裏にはウィスキーやブランデーといった洋酒がずらり。お洒落なダイニングバーのような雰囲気である。 (もしかして俺、場違いなところにきたのでは・・・) 不安に苛まれながらも、お目当ての料理を探すべくメニューを取る。 メニューにはウィスキー、ワイン、カクテル、ビールなどドリンクが多く、一品料理、おつまみなどと続く。 ようやくごはんものメニューをみつけ、情報のテラめしを探すが、見当たらない。 (あれ、載ってないぞ? もしかして裏メニューなのか?) 恐る恐る店員に尋ねてみる。 (ギガデミオムライスってありますか?) 『はい、ございます。』 良かった〜。ホッとひと安心し、オーダー。 時間がまだ早いのか、店内に先客はおらず、私ひとりのみ。ジャズの音色が流れるお洒落な店内で、ライダージャケットに身を包みテラめしを待つ私。どうも気が落ち着かない。 『お待ちどうさま。ギガデミオムライスです』 約25cm四方の大きな陶板皿にこんもりと盛られたギガデミオムライス。ケチャップライスの上にふわとろ玉子がのっており、デミグラスソースとマヨネーズがたっぷりかけられている。そして最上部には、レタスやサニーレタスといった葉菜がこれまたたっぷり。 ギガ(109)というだけあって、ご飯の量はおよそ2合(お茶碗約4杯分)。テラめしとしては中庸の部類だが、まずまずのボリューム。おそらくお店の雰囲気からして、本来数人で取り分けながら食べるものなんだろう。 写真を撮り終え、早速いただく。 玉子は見た目通りふわとろで、口の中でさぁ〜っと溶けていく。まいう〜 デミグラスソースは甘さの中にもほのかな苦味があり、これがマヨネーズとよくマッチして、絶妙のハーモニーを奏でる。ウエット感があるケチャップライスも、思ったほどスパイシーではない。 今日5度目の食事だったが、14分で完食。最後まで美味しくいただけた。 会計時、店員さんから「店長が不在ですみません」などとお声をかけていただく。うん?もしかすると私だと気付いておられたのかも。なんでも店長さんはハネムーン中とのこと。それはご結婚おめでとうございます。 Benoahは、料理もさることながら、カクテルなども独創的なものが多い。色鮮やかなミントカクテルもいただきたかったが、まだ運転があるので泣く泣くパス。 今度はテラめし以外でも寄ってみよう。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「Sloelife Cafe&Dining Benoah(ベノア)」 福井県越前市村国3-2-1 0778-29-0217 営業時間/17:30〜24:00 ※休前日は〜25:00 定休日/月曜 駐車場/あり ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。 |