テラめし倶楽部 |
■バトル398 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「デカ盛ソースカツ丼(3人前)」 | 2010.2.25・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
江戸屋(福井県越前市) | 1,680円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日頃投稿フォームで北は北海道、南は沖縄まで全国多岐に渡ってテラめし情報を多数いただいている。本当にありがとうございます。 やはり関東の情報が最も多く、既に100件以上の情報をいただいているが、遠方の福井からはなかなか訪問機会に恵まれないため、普段は一読してメールフォルダに入れたまま。 ある日随分溜まったようなので整理仕訳していると、1件の情報メールに目が留まる。
うん?あれ? これは越前市の江戸屋のご主人からのメールだ! 寝ぼけていたのか、江戸という2文字で、無意識に関東のフォルダに入れてしまっていたようだ。でもこれって私への挑戦状なんだよな?(笑) という訳で、早速休日に江戸屋へ向かう。 正午前だったせいか、先客はおらず私が1番乗り。中央のテーブル席に陣取り、早速情報のメニューを探す。 (どれどれ?あった、これだ!)
どれも美味しそうだが、ここはやはりご主人おすすめのデカ盛りソースカツ丼にするべきであろう。 だが、メニューの横にある画像を見ると、思っていた程の盛りっぷりには見えない。デフォの大きさを見ていないが、デカ盛〜は飯も具も2倍だそうなので、これまでの対戦歴を振り返ると中庸の部類、せいぜいちょいヤバ〜ヤバいクラスかと思われる。 (これじゃチョッと物足りないかも?) 『何になされます?』 「デカ盛ソースカツ丼って、大盛にできます?」 『えっ!大盛ですか?普通盛の2倍ありますけど・・・』 店員さんはコイツ何をバカなことを言っているのかと思われただろうが、一応厨房に確認に行ってくれた。するとご主人と思しき男性が出てこられ、前述のメールを頂いた件を伝えると、 『それじゃ、デカ盛ソースカツ丼3人前にされますか?』 元々宴会用メニューだそうで、チャーハンやオムライス同様、デフォの2人前の値段で3人前のボリュームがあるとのこと。本来、デカ盛ソースカツ丼を完食した者のみ許される裏メニューらしいが、今回特別に対戦を許してくれるそうだ。 「是非お願いします!」 この時点ではこの選択が大きな誤りだとは、知る由もなかった。 無事注文が通り、漫画を読みながら料理を待つ。江戸屋にはコミック類が充実しており、待ち時間も飽きさせない。しばらくすると、仕事中と思われる男性2人組が入ってきた。 (何、注文するんだろう?さすがにデカ盛は注文しな・・・) と聞き耳を立てていると、 『俺、デカ盛ソースカツ丼!』 (ぶっ!) 仕事中に食べるとはチャレンジャーだな〜 もっとも私も人のことは言えないが・・・(笑) お昼が近づいてきたせいか、その後も続々とお客が入店。すると、 『こないだデカ盛食べたから、今日は大人し目にしよう!』 『こっちはざるラーメン特盛ね!』 (おいおい、何なんだこの店の客達は!) 周りから特盛だのデカ盛だのという言葉が飛び交う。オフ会かここは?!”類は友を呼ぶ”とは、まさにこの状態かも(爆) そうこうしていると、厨房の暖簾が上がり、待望のデカ盛ソースカツ丼(3人前)(1,680円)が運ばれてきた。 デカっ! 手水鉢のような巨大な器に大きなソースカツが山盛りで、ご飯はほとんど見えない。やはりデフォ?の画像とは迫力が違う(汗) それ以上に私を驚かせたのが、カツのデカさ。1枚およそ12〜3cmはあり、福井のソースカツ丼の中でも割と大判の部類に入る。それが幾重にも重なっているのだ。 (いったい何枚あるんだ?!) 付いてきた小皿に1枚また1枚とソースカツを移しながら、数を数える。 (1枚、2枚、・・・ 8枚、げげっ、9枚もある!) バトル347で対戦した吉ちょうのはるまげ丼。あれもヒレカツが10枚乗っていたが、大きさは5cmほどと約半分の大きさ。それから換算すると、これは18枚相当になる計算。 しかもそれだけではない。カレーうどんのトッピングにもあった玉子天ぷらのフライバージョンが3個ものっている。ご飯も4合(お茶碗約8杯分)は優にありそう。 ざっと計算すると、ご飯1.5kg、ソースカツ900g(1枚100g×9枚)、玉子フライ300g(1個100g×3個)で、本体だけで約2.7kg。付け合せの小うどんや味噌汁を合わせると、間違いなく3kg超は確実であろう。(※カツ、フライ類は推定値) (う〜ん、やっちまったか〜) 己の選択を後悔するが、もう遅い。周りのデカ盛愛好者?たちも、目がテン状態だった(笑) 出てきてしまったものはしょうがない。意を決してバトルを開始する。 まずはカツをひと口。福井独特の甘辛ソースがたっぷり染み込んだソースカツは、叩き伸ばされた豚ロース肉を使用。肉質は柔らかく、パン粉は細粒のものが使われている。衣部分が結構厚く、1枚でも充分食べ応えがあるが、これを残り8枚も食べないといけないと思うとかなり憂鬱。 玉子フライもどんな感じだろうと一瞬箸が近寄るが、手が止まる。だってなんか爆弾みたいなんだもん。玉子は後回しにする。 その後、2人組のデカ盛ソースカツ丼(1,360円)も運ばれてきた。見栄えこそ私の3人前よりは劣るが、カツ6枚、玉子フライ2個が盛られた様は充分テラめしに相応しい。注文された男性の顔も心なしか引きつっているようだ(笑) 順調に食べ進み、16分でご飯は残り1/3ぐらいになったが、カツがまだ5枚、玉子フライに至ってはまるまる3個残っている。 この辺りから急にイヤイヤうさぎが見え出し、スプーンが止まる。 (う〜、苦しくなってきた。でもここを凌げば・・・) 来るべきイーターズハイ(註:テラ辞苑参照)を待ち侘びながら、ひと口またひと口とスプーンを運ぶ。 そして25分が経過した辺りで、待望のイーターズハイが到来。この好機を逃すまいと一気にたたみかける。その甲斐あってか、ご飯は全て食べ尽くすが、カツが残り2枚、玉子フライ残り2個という状態で確変状態が終了。 パチンコでも確変終了後はドツボにハマることが多いように、イーターズハイ終了後は前にも増してイヤイヤうさぎの猛攻が襲ってくる。 (ぐ、ぐるしぃ・・・) 特に追い討ちを駆けたのが玉子フライ。串カツの様に揚げられているのだが、中にはとろっとろの黄身がたっぷり。普通の状態であれば、まいう〜と叫びたいシロモノなのだが、余力があまりない現在の胃袋状態には、この濃厚な味はやはり爆弾以外の何者でもなかった(笑) 既に周りの客たちもほとんど店を後にしており、1人ポツンと残されて給食を食べる小学生の様だった。 最後に残った小うどんも食べ終え、やっとのことで完食。時計をみてみると、なんと60分もかかっていた。 『さすがですね。足りましたか?』 「はい、もう充分に・・・(うぷっ)」 『次回は、同じく宴会用のデカ盛オムライス5人前もいかがですか?』 「できれば、それは遠慮させてください・・・」 ※名称がメガ盛りソースカツ丼に変更されたようです。 |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「江戸屋」 福井県越前市高瀬2-6-15 0778-24-3248 営業時間/11:00〜19:00 定休日/日曜・第3月曜 駐車場/あり ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。 |