テラめし倶楽部

■バトル４０６		観戦者
「から揚げ丼大盛」			2010.5.5・対戦
中華飯店　青葉（鳥取県鳥取市）			９６０円
松江を後にし、再び鳥取市内に戻ったのは１９時３０分過ぎ。すっかり日も暮れてしまった。 　今晩の宿も昨日同様、柳茶屋キャンプ場にごやっかいになるのだが、その前に腹ごしらえ。鳥取市内で他にテラめしスポットと言えば・・・ 　そうだ！以前テラめし情報投稿で、梨太郎さんやＮＡＲＵさんから投稿のあった中華飯店　青葉は、ここからそう遠くないはず。 　携帯にメモっていた住所を頼りに、お店を探す。昨日訪問したレストランＢｅｌｉｅｖｅ（ビリーブ）同様、最寄駅は鳥取大学前なのだが、R9バイパスを越えて、鳥取港近くの賀露町北という住宅街の中にあるようだ。 　持っている地図はツーリング用で、縮尺は１４万分の１。ある程度大きな道なら目印があるのだが、住宅街の中の道はどれも似たような感じで分かり難い。さらに暗闇が拍車をかけ、曲がる場所を見落とし港付近をうろうろする始末。１０分ほど行ったり来たりしながら、ようやくお店らしき灯りを発見！ 　小高い丘の上の閑静な住宅地の中にあり、初めて行く方は事前に下調べをしておかないと、なかなか見つけ難いと思う。 　　（本当にこんなところにテラめしがあるのだろうか？） 　不安になって、ちょうどお店から出てきたカップルに尋ねてみる。 　　「すみません。ココってデカ盛りのお店ですかね？」 　　『えっ？　・・・はい、多分そうですよ。』 　　『ご飯ものがかなりのボリュームがありますね！』 　確かに情報は間違いないようだ。ご協力の程感謝します 　改めて外観を見ると、暗闇の中にチャンチャカハウス営業中という看板がひと際輝いている。チャンチャカハウスってカラオケ？（笑） 　ダボジーを隣の駐車場に片隅停めて、店内へ。内部はテーブル席や中華料理店定番の丸い回転テーブルのある小上がり席を含め、４０席ほど。間口はそれほど広くないが、内部は意外と広い。案内された入口付近のテーブル席へ。 　早速メニューを手に取り、対戦相手を吟味。投稿情報や先ほどのカップルたちも、ご飯もののボリュームがスゴい！と言っていた。 　ご飯ものは、丼類が７種類、定食類が５種類の計１２。梨太郎さんの情報では、特に丼類の大盛が盛りっぷりが良いらしい。その中でも盛りっぷりが良いのはどれだろう？過去の経験からいうと、やきめしやから揚げ丼辺りが相応しそうだが・・・ 　　『何になさいますか？』 　　「丼の中で一番ボリュームがあるのはどれですかね？」 　　『う〜ん、から揚げ丼が結構ボリュームがあると思いますが・・・』 　　「それじゃ、から揚げ丼の大盛をお願いします！」 　軽く注意が入ったが、無事オーダーが通る。 　料理を待つ間、店内の様子やメニューを観察。街の中華料理屋さんといった雰囲気で、先客は家族連れやカップル、学生と思しきグループなど様々。お手頃な価格で中華を楽しめる。 　１０分ほどで、から揚げ丼大盛（９６０円）が登場。直径２５cm、深さ８cmほどの巨大な丼というか、洗面器のような器で登場。その器いっぱいに盛られ、今にも溢れんばかり。期待以上の盛りっぷりに思わず笑みがほころぶ。 　当初、ご飯にから揚げを乗せ甘辛いタレがかかったユーリンチー（油淋鶏）のような感じを想像していたが、出てきたものは中華丼のような餡がたっぷりかかった丼。こっちの方が食べ易そう。 　餡の中身は、ニンジン、白菜、タマネギ、ニラなどのたっぷりの野菜が中心。仕上げに玉子がかけられており、かきたまのような感じ。お味も醤油ベースに味醂が効いていて、中華と和風の中間のよう。 　メインのから揚げは餡の下に隠れており、大きさもまずまず。 　ご飯の量は３合ほどだろうが、餡が多いので配分を気にせず最後まで美味しく食べることができた。 　食べている間も、お客が次から来店する盛況ぶり。正直決して良い立地にあるとは思えないが、地元の方に愛された名店だと改めて認識した。 　ただ気付いたのが、どのグループも丼やチャーハンなどを注文しても、取り分け皿で分け合って食べていたこと。これって１人で食べるもんじゃないんだ！（笑）
ボリューム ★★★★☆ 味 ★★★★★ インパクト ★★★★☆ 料金 ★★★★★ お店の印象 ★★★★★ テラめし度 ８８テラ 所要タイム ２５分・ＫＯ勝ち 難易度 ヤバい 　詳しくはツーリングクラブ　2010春　山陰ツーリング　でも紹介しています。
お店ＤＡＴＡ
「中華飯店　青葉」 　鳥取県鳥取市賀露町北4-1-2 　0857-28-0519 　営業時間/11：00〜15：00　16：30〜22：30 　定休日/火曜・第1・3月曜 　駐車場/あり 　 　※営業時間・定休日は変更されている場合があります。