テラめし倶楽部

 ■バトル42 観戦者 Counter
 「破壊王」 2007.3.12・対戦
 吉祥寺どんぶり(東京都武蔵野市) 1,100円
破壊王・醤油しょうが味(1,100円)
吉祥寺駅公園口(南側)から歩いて2分。右下の看板も気になるが・・・ 店内はカウンター席のみ。
 東京出張、初日目。上司から「一杯行かないか?」とお誘いを受けたが、『今日は人と会う約束があるもので・・・』とかわし、テラめしチャレンジへ。せっかくの東京滞在、有意義に過ごさねば。(笑)
 今日のチャレンジは、吉祥寺のその名も吉祥寺どんぶり。略して吉どんとも呼ばれている。研修先の渋谷から井の頭線に乗って、終点の吉祥寺駅を目指す。

 駅に着き、公園口から出て右へ進むと、大きな看板が見えてきた。おー、あれかー。
 お店は6坪ほどの細長いスペースにカウンター席のみ。既に順番待ちのお客が並んでいた。

味は醤油にんにく・醤油しょうが・塩にんにく・塩しょうがの4種類の中から選べる。壁には丼の食べ方の指南が書かれている

 券売機で食券を買うのだが、今回は醤油しょうが味(550円)の破壊王(550円)を注文。丼は味が、醤油にんにく醤油しょうが塩にんにく塩しょうがの4種類から選べ、御飯の盛と肉の盛を追加できる。破壊王は、肉の量が普通盛の5倍、御飯が2倍になる。

 ようやく席が空き、着席を許される。食券を差し出すが、特に制止もなく注文が通る。店内には吉丼の美味しい食べ方が書かれている。周りを見渡すが、誰も破壊王を食べていない。どうやら俺だけか?

厨房では店員が一生懸命鍋を振っていた。丼用の生卵。

 カウンターには食べ放題のお漬物をはじめ、醤油、塩だれ、マヨネーズ、一味など色んな調味料が置いてある。味を変えられるのは、完食に向けてウレシイ配慮だ。
 そして目の前にひと際大きな丼が運ばれてきた。



 破壊王降臨

 他の客の丼を遥かに凌駕するその姿に、少し不安になる。店員は丼を置きながら、
 『頑張って、行ってらっしゃい!』
 とこれから始まるバトルにエールを送る。どうやら破壊王の挑戦者に送る決まり言葉らしい。

 丼には肉また肉、肉、肉・・・・というぐらいに、がのっている。さすが普通盛の5倍は伊達じゃない。普通盛ではこぼれぬ様、くぼみ(エッグゾーン)を作って、生玉子を落としてかき混ぜて食べるのだが、破壊王の丼は巨大なので、そのまま上からかけても問題ないぐらいだ。
 御飯の量も多いのだが、それ以上に肉の量が多いので、御飯とのバランスも問題なし。また醤油しょうが味のタレは、甘くどくなくイケる。ただレンゲやスプーンがなく、箸なので早食いするにはチョッと食べにくかった。

生卵の空いた器に、漬物をどっさり入れる。学生さんが頼んだ破壊王(塩にんにく味)

 1/2を過ぎた辺りで、味を変えるべく、マヨネーズ一味をかけてみる。マヨネーズを加えると、味がマイルドになり、また変わった味わいを楽しめる。一味のピリ辛も、胃を刺激して食欲の衰えを感じさせない。
 途中、隣りに大学生とおぼしき3人組が座ってきた。彼らの注文したメニューは、3人とも破壊王。そうだ!それでこそ学生だよ。でも彼らは店員に破壊王のボリュームを聞き、私が食べているのがそうだと知ると、顔が少し引きつっていた。(笑)

19分で完食

 格闘19分、無事完食。混雑していたので、早々に席を立つ。
 帰り際、学生さんにエールを送ると、彼らは後悔の念を浮かべながら、箸を運んでいた。
 ありゃ、無理かもな?


ボリューム ★★★★☆
★★★★☆
インパクト ★★★★★
料金 ★★★☆☆
お店の印象 ★★★★☆
テラめし度 82テラ
所要タイム 19分・KO勝ち
難易度 ちょいヤバ

 お店DATA 
 「吉祥寺どんぶり」

 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-3
 0422-79-1213
 営業時間/11:30〜25:30
 定休日/無休
 駐車場/なし
 地図
吉祥寺どんぶり