テラめし倶楽部

 ■バトル450 観戦者 Counter
 「デカ盛りトマトベーコンパスタ(約8人前)」 2010.12.23・対戦
 POCCTARTNO(ポッチャリーノ)(新潟県糸魚川市) 1,800円
デカ盛りトマトベーコンパスタ(1,800円) ※本来はチャレンジメニュー
糸魚川市のR8沿いにあるヴィラオレッタ。 お店は2階にある。
 巷はクリスマス一色で、街には鮮やかなイルミネーションが瞬く。イブイブのこの日に、Xmasグルメオフ新潟県糸魚川市にて開催されるとのこと。
 主催者はバトル436でご一緒させていただいた、越後のデカ盛り伝道師こと、司祭さんで、他に激辛マニアtakeさんが参加を表明。当初休めるか微妙だったが、なんとか調整できたので、司祭さんに参加を表明。どうやらむさい漢3名だけのオフ会になりそうだ(笑)
 休日特別割引が適用されるので、北陸道で一路糸魚川へ。自宅からは片道およそ250qの行程である。オフ会の開始は13時半からで、時間調整しながら走ってきたのだが、40分ほど早くオフ会会場のヴィラ オレッタ(VILLA ORETTA)糸魚川に到着。
 R8沿いにあるパチンコ店、コンビニ、飲食店、フィットネスなどが入った複合商業施設で、ツーリングの際にもよく前を通っている。中に入るのは初めてだが、その独特な外観から気になっていた。
 建物は円筒形で、さながら古代ローマのコロッセウムを彷彿させる。なるほど、幾多の食のバトルがまさしくここで繰り広げられてきたのだ。

巨大なテディベア2頭が出迎えてくれる。今回の会場のポッチャリーノ。
 お店は2階にあるらしいので、エスカレーターで2階へ。すると、巨大な2頭のテディベアが出迎えてくれる。クリスマスバージョンの赤い衣装を纏った2頭は、私よりずっと高く、左が男性で、右が女性のように見える。髪型が特徴的だったので、もしやと思ったら、やはり左が大国主命で、右が奴奈川姫をモチーフにしているみたい。
 なんでもカップルが「ありがとうございます」と唱えながら、撫でると2人の愛がさらに深まるそうだ。
 この2頭のテディベアの隣にあるのが、本日の会場であるPOCCTARTNO(ポッチャリーノ)司祭さんのブログで存じており、前から来てみたかったお店でもある。

激辛や鬼辛といった文字が普通に並んでいる(笑)
 入口の脇には料理のPOPが所狭しと貼られているのだが、ん?なんか辛いとか危険とかという文字がやたら目立つんですが・・・(汗)
 お二人はまだ来ていないようなので、付近をぶらぶら散策。すると、司祭さん、続いてtakeさんも登場。共に七福オフ以来の再会である。開始時刻にはまだ20分ほど早いが、全員揃ったので店内へ。

店内の様子。

 店内は結構広く、テーブル席で50席ほど。店員さんからは落ち着く奥のテーブル席を勧められたが、司祭さんの判断で、写真映りが良くなる窓際の席へ。
 ほぼ注文は決まっているが、一応メニューを拝見。

 織田信長 (どれどれ、う〜ん、これか!)

今回の対戦相手、デカ盛りトマトベーコンパスタ。

 今回対戦しようと思っているのが、デカ盛りトマトベーコンパスタ(約8人前)(1,800円)。

 チャレンジメニューでもあり、制限時間20分完食した場合、無料になる。2009年12月の開始から、これまで幾多の挑戦者が挑んできたが、時間内完食者はたったの1名のみ。司祭さんもチャレンジしているが、残念ながら失敗されている。
 もともと人より食べるスピードが遅く、早食い苦手な私。まず間違いなく、20分間での完食は困難である。しかも実際に対戦した司祭さんの話では、量もさることながらパスタ内部はかなりの熱さがあり、これも大きな障害になっているとのこと。
 そこで今回はタイムチャレンジは行なわず、完食のみを目指すことにする。簡単に完食を目指すと言うが、表記では約8人前とあり、乾麺800gを使っているとのこと。市販の徳用スパゲッティ1袋が200〜300gぐらいなので、決して楽な量じゃない。
 8人前で1,800円であれば、1人前あたり約230円と、CP度の高さも際立っている。ただし複数でコレだけを注文してシェアしたんじゃ、お店は成り立たないので、あくまでもお1人で食べる分として注文しましょう。

世界一辛い唐辛子ジョロキアを使ったメニュー。こっちは美味しそう。
 一方他のお二人は、完全に激辛挑戦モード
 メニューを見ながら、あ〜でもない、こうでもないと悩み、店員さんを捕まえては色々尋ねている。。
 結局、司祭さんが、鍋焼きカレーぱすたジョロキアW(ダブル)極太生麺version
 takeさんが、激辛ハバネロトマトパスタジョロキアW(ダブル)タリアテッレversion。しかも追加でハバネロPIZZAまでもオーダー。どんだけ〜!
 どちらも呪文が長く、しかも各自カスタマイズされているので、値段までは覚えられませんでした(笑)
 ところでお二人が追加ショットしたジョロキアとは?
 インド北東のアッサム地方原産の唐辛子で、正式名称はブート・ジョロキア(Bhut Jolokia)。現地の言葉で、「幽霊のトウガラシ」という意味もある。辛さを現すスコヴィル値(SHU)は、1,001,304SHUで、同じく辛くて有名なハバネロの2倍以上もあり、世界一辛い唐辛子とされている。
 そんなジョロキアをシングルでは飽き足らず、ダブルにするお二人。本当に大丈夫?

 しばらく3人でデカ盛り談義に華を咲かしていると、まずは私のデカ盛りトマトベーコンパスタ(約8人前)が運ばれてきた。

想像以上のデカさに唖然。
どう見ても1人で食べる量じゃない。

 これバイキングの大皿?

 司祭さんのブログの画像を見てある程度覚悟していたが、こんなにデカいとは・・・
 茹で上げ後の麺、ソース、具全部を合わせると、2.7kgあるそうだ。

 続いてtakeさん注文の激辛ハバネロトマトパスタジョロキアW(ダブル)タリアテッレversionが運ばれてきた。
 鮮やかな赤のトマトソースに、幅広で平たいタリアテッレ。一見美味しそうだが、隣にいるだけでも危険な香りがプンプンしてくる。
 まさにバイオハザードな一品である。

takeさん注文の激辛ハバネロトマトパスタ・ジョロキアダブル・タリアテッレバージョン。見るからに辛そう〜
2つを比較すると、いかに大きいのかが分かる。

 司祭さんの料理はまだきていないが、お先にいただくことにする。
 お店の方が食べ易いようにと、取り皿を何枚も用意して下さった。ありがとうございます。早速小分けにしようとパスタ掴みで持ち上げると、大きな湯気が立ち上がる。うわ〜、熱そう。

 次々と取り皿にパスタを分けていく。こうすることで、荒熱が取れて随分食べ易くなる。この皿1枚分で計算すると、軽く30杯以上ありそう。

取り皿に小分けすることで、荒熱を取って食べ易くする。

 2人が食べ始めて5分後、司祭さん注文の鍋焼きカレーぱすたジョロキアW(ダブル)極太生麺versionも運ばれてきた。

 濃厚そうなカレーとたっぷりかかったチーズが美味しそう。でもこの後司祭さんのとんでもない姿を目の当りにするだが・・・

司祭さん注文の鍋焼きカレーぱすた・ジョロキアダブル・極太生麺バージョン。

 食べ始めから10分経過。意外と少なく見えるが(もっともこの表現自体がおかしいのだが)、ほぐすと量が増え、食べても食べてもなかなか減っていかない。

 麺の熱さは幾分和らいできたのだが、次に私を苦しめたのが、隣のお二人の料理から発せられる怪しい香り。どちらもジョロキアダブルにしてあり、その料理から揮発した成分が辺りに充満しているようで、なんか目が痛い。
 それもそのはず。ジョロキアは軍隊などで使われている催涙ガスの原料だそうだ。貴方たちは食べる凶器かー!(笑)

10分経過。隣からの毒ガス攻撃に悩まされる(笑)

 毒ガス?を撒き散らしながら、takeさんは激辛パスタを15分ほどで完食。かなり余裕で食べているかのようでしたが、takeさん曰く、「コ●イチの10倍カレーなんか目じゃない辛さ」だそうです。とても私には真似できそうにありません。

 一方司祭さんの様子をみると、頭から大量の汗が噴き出している。ノーマルでも辛いカレーぱすたに、さらにジョロキアをダブルイン。辛くない訳がない。
 滝のような汗がぽたぽたと顔を伝い、タオルで拭いても拭いても止まる気配がなさそう。後で床を見ると、水溜りができておられました(爆)

takeさん注文のハバネロPIZZA(2,000円)。
 takeさんが追加注文されたハバネロPIZZA(2,000円)も登場。見るからに本格的なPIZZAで、本当に美味しそう。でも辛いんだろうなと思っていると、takeさん曰く、「辛さは全然感じない」とのこと。それって貴方だけでは?(笑)
 お決まりのサドンデスソースで辛さを補充されていました。(爆)

 私もと勧められ、バトル中の状況下で遠慮せざるをえなかったが、機会があれば是非一度食べてみたい。

20分経過。チャレンジならここでタイムアップ。35分経過。この辺からめっきりキツくなる。

 20分経過。チャレンジならここでタイムアップだが、まだ1/3以上も残っている。やはり私にはチャレンジは無理だったようだ。

 司祭さんも苦悩されながらも、見事完食。残るは私だけ。
 35分経過。熱さ毒ガスもなくなったが、今度はイヤイヤうさぎが目の前から離れない。残り1人前を切ったが、かなりキツくなってきた。

55分でなんとか完食。最後は本当にキツかった。

 その後苦しみながらも、55分でなんとか完食。食べ切るだけでもかなりキツいのに、20分で完食するのはかなりの難関です。
 その後、店長さんを交えて歓談。他の激辛料理のことや最近ブレイク中の糸魚川B級グルメの裏話など色々聞けてとても楽しかった。

 店長さん、お約束したレポアップが大変遅くなってすみません。


ボリューム ★★★★★
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 96テラ
所要タイム 55分・KO勝ち
難易度 極悪凶暴

 このオフ会の様子は、下記のHPでも紹介されています。


 お店DATA 
 「POCCTARTNO(ポッチャリーノ)」

 新潟県糸魚川市寺島3-2-40 ヴィラオレッタ糸魚川2F
 025-550-1688
 営業時間/11:00〜15:00(LO14:00)17:30〜21:00(LO20:00)
 定休日/不定休
 駐車場/あり
 公式blog/ http://blogs.yahoo.co.jp/pocciarino2
 地図
 ※営業時間・定休日は変更されている場合があります。
「POCCTARTNO(ポッチャリーノ)」  住所/新潟県糸魚川市寺島3-2-40 ヴィラオレッタ糸魚川2F 電話/025-550-1688 営業時間/11:00〜15:00(LO14:00)17:30〜21:00(LO20:00) 定休日/不定休 駐車場/あり