■バトル52 |
観戦者 |
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「スタミナカレー大盛」 |
2007.5.20・対戦 |
牛八(東京都品川区) |
800円 |
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パセリオフの帰りに立寄ったのが、品川区大井町駅前にある牛八。以前品川区に住んでいたことがあるが、その時は毎週のように通っていたお店である。そこまで私を虜にしたのは、この店の一番人気メニューであるスタミナカレー。カレーに生姜焼きがかかったもので、何故か一度食べるとまた食べたくなるという惹かれる味である。また大盛は約2合ほどと準テラめしクラスではあるが、まずまずのボリュームだ。
7年前に来て以来、ずっとご無沙汰。大井町周辺は近年の再開発で結構変わってしまったみたいだが、まだお店はあるのだろうか?
不安を抱きながらお店の場所へ行ってみると、昔と変わらず営業しており、ひと安心。ただお店の経営者は変わってしまったようだ。昔のオーナーは、ギャンブル好きだったなー。
店内は間口1間、2坪ほどの広さで、立ち席のカウンターのみ。5人も並べばいっぱいで、人の移動も不自由する狭さだ。店内には先客がひとりだけで、すんなり入れる。
壁のメニューを見ると、メニューの内容も昔とほとんど変わらない。もっとも値段は10年前と比べると2割近く値上がりしてしまったが・・・
「スタミナカレー大盛と野菜サラダを下さい!」
サイドメニューのひとつ(残念ながら写真を撮り忘れてしまいました。)、野菜サラダ(100円)もスタミナカレーに次いでの人気メニュー。野菜サラダって言っても、ほとんどキャベツだらけで、お情け程度に人参の千切りと茹で卵を砕いたものがのっているシンプルなもの。だがサラダにかけられている特製ドレッシングがイケル味で、スタミナカレーに実に良く合うのだ。
注文して数十秒。スタミナカレー大盛が運ばれきた。相変わらずスピードが速い。早速、いただくことにする。決してメチャうまという訳ではないが、昔のライスカレーを思い起こさせるようなカレーは懐かしい味である。生姜焼きと言いながら、玉ねぎとじっくり煮込まれた豚肉は、甘めの味付け。
そのうち野菜サラダもでてきて、カレーと一緒に口に含む。昔ながらの味のままだ。
7年ぶりのスタミナカレーを満喫しながら、ふと隣にいる先客の方を眺める。先客は珍しいことに一人の女性。漢(おとこ)飯の代表のような店であり、客のほとんどが男性客のこのお店に不釣合いな客。もっとも最近は吉〇家にも女性一人が平気で入る時代なので、決して不思議ではないのだが・・・
何気に彼女の食べているものを見ると、明らかに私の皿より大きい皿。
(なにぃ?)
この女性、年の頃は20代前半。顔立ちもなかなかの美形である。
(もしかして、あ・れ・を食べているのかな?)
あ・れ・とは、この店のフラッグシップ、牛八スペシャルカレー(1400円)である。ご飯1s、牛肉400g、豚肉400g、カレールー200gの合わせて2sのシロモノで、今回私も食べようかと悩んだのだが、昨日のパセリオフの後だったので、自重していたのに・・・
彼女のお皿は既に1/3ぐらいになっており、苦痛に顔を歪める訳でもなく、むしろ余裕すら感じさせる。
『ご馳走さまでした』
はつらつとそう言って、彼女は店の外へ。
店主はおもむろに、壁に貼ってあるスペシャルカレー完食者の数字を235人目に書き直していた。
「あの女性、スペシャルを完食されたんですか?」
店主にそう尋ねると、
『そうなんだよ。凄かったなー。あんな可愛い顔して、10分ほどで平らげていったんだよ!いやぁービックリしたよ』と店主もかなり驚いていた。どこぞの名のある姉御さんだったのかな?(笑)
改めて日本女性の底力を思い知らされた感があり、私も負けじと次回スペシャルに挑戦!?
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ボリューム |
★★★☆☆ |
味 |
★★★★☆ |
インパクト |
★★★☆☆ |
料金 |
★★★☆☆ |
お店の印象 |
★★★★☆ |
テラめし度 |
72テラ |
所要タイム |
10分・KO勝ち |
難易度 |
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ちょいヤバ |
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お店DATA |
「牛八」
東京都品川区大井1-2-20
03-3776-5994
営業時間/11:30〜25:00
定休日/年中無休
駐車場/なし
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