テラめし倶楽部 |
■バトル56 | 観戦者 | ||||||||||||||||||||||||||
「つけ天 富士山盛り」 | 2007.6.2・対戦 | ||||||||||||||||||||||||||
味奈登庵 総本店(横浜市中区) | 900円 | ||||||||||||||||||||||||||
市川食堂から一夜明けた土曜日。天気が良いので、ダボジーで横浜まで向かいテラめしバトルをしよう。今回の対戦は、横浜では超メジャーな味奈登庵(みなとあん)。横浜市中区を中心に11店舗(2007.6.2現在)を展開しており、山下公園の近くにある総本店へ。 午後2時過ぎという遅い時間にもかかわらず、店内は大勢のお客で賑わっていた。ここはお蕎麦を中心にした麺類と丼物がメイン。そして有名なのが、並盛りと同じ料金で全品大盛りできること。これはお客様にできるだけお腹いっぱい召し上がっていただきたいという社長の太っ腹からで、我々大喰いにとっては、うれしいサービスだ。 もりそばやざるそば系は、さらに大盛りの上をいく富士山盛りも並盛りと同じ料金。富士山盛りは大盛りの3倍近くあるそうで、もりそば富士山盛りの場合、500円という低料金で他店のもりそば6枚分ほどあることになる。 もりそば富士山盛りでも良かったのだが、ボリュームのせいで味が単調になる恐れがあり、奮発して人気ナンバー1のつけ天富士山盛り(900円)を注文。 せいろの上にうず高くそびえたつ蕎麦は、まさに富士山さながらである。山体崩壊させないよう、頂上から注意深くアタックを開始する。 そばは細めで、更級系の白っぽい感じ。鰹節と昆布などから取られた出汁(だし)はかなり濃厚で、わたし的には少し塩辛く感じた。 つけ天は海老、ピーマン、かぼちゃ、ごぼうかき揚げの4種。そばの量から比べると、明らかに少ないので、食べるタイミングを誤ると後半が苦しくなりそうだ。 順調に8合目、6合目と食べ進むが、4合目を過ぎた辺りから、やや味が単調になってきた。ここからようやくつけ天に箸をつける。カラッと揚がった天ぷらは、出汁によく合い食欲が復活。特にピーマンの天ぷらは美味しかった。また出汁の汁も半分ぐらいに減ってくる。出汁のお替りは、100円でできるのだが、なんとかこれで間に合わそうと軌道修正。 裾野に近づくほど、そばの量が増えてくる。また上からの重みで固まっているので、ほぐすと量が一段と増える。 天ぷらで味を変えながら食べ進み、無事15分で完食。そばはあまり噛まなくていいので、思ったより簡単にクリアできた。 食後、お店の仲居さんに、 「富士山盛りの上をいく、マリンタワー盛りとかエベレスト盛りとかはないんですか?」 と尋ねると、 『そんなもの、ありません!』と軽くあしらわれてしまった。(笑) |
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お店DATA | |||||||||||||||||||||||||||
「味奈登庵 総本店」 神奈川県横浜市中区山下町25 上田ビル1F 045-641-8290 営業時間/11:00〜22:00 (Lo21:45) 定休日/なし 駐車場/なし 公式HP/http://www.minatoan.com/ |