温泉シールラリー・東濃編 Part1

 平成18年2月5日() 晴れ時々曇り

 寒い朝。
 今日は月イチの日曜休み。温泉シールラリーで水曜休みの施設も多いので、東濃エリアを中心に回ろう。
 今朝は昨夜からの降雪と放射冷却現象のためか、路面はアイスバーン状態R8R365だけでなく、岐阜県内のR22も凍結路面。先行車がノロノロ運転のため、思った以上にスピードが上がらない。
 6時に家を出て、瑞浪市に着いたのは10時50分だった。

伊吹山麓付近。路面はすっかり凍っていた。

 第23湯目:天然温泉 瑞浪の湯 たかさご
天然温泉 瑞浪の湯 たかさご。なまこ壁風の外壁。  R19から少し入ったところに天然温泉 瑞浪の湯 たかさごがある。隣接してボウリング場や昭和食堂などもあった。
 ホール床には床暖房が施されていて、素足でも暖かいのがうれしい。また料金には、タオル・バスタオル・館内着が含まれている。
 休憩室はそれほど大きくはなく、ロビーにはリラックスチェアもいっぱいあるが、エントランスから丸見えなので、館内着でくつろぐにはチョッと気後れ気味。

駐車場にあった看板。温泉の成分表も掲げてあった。エントランス横にあった珪化木。木の有機物が火山灰の珪酸と置換してできたものだそうだ。 浴室入口。右が志野。左が織部。リラックスチェアがずらりと並んだロビー。
日本庭園が見事な露天風呂。 そんなに広くはないが、ゆったりと入れる。
 浴室は織部志野に分かれており、この日の男風呂は志野だった。内風呂の浴槽はやや小さめで、一部分ジェットバスが付いていた。
 露天風呂も湯舟は決して大きくないが、横に広がる日本庭園はかなり広い。特に枝の長さが約50mもある長寿の松は実に見事だ。
 なぜか知らないが、素焼きのカッパの夫婦の像がなんとも笑えた。

 残り13湯!

露天風呂にあった素焼きのカッパの夫婦。

 県道11
水の浸食作用で造られた渓谷美が楽しめる。 こんな大きな岩もあった。
 次に2004年10月に恵那市に合併した旧串原村に向かう。この付近は、西濃から比べると山肌にはほとんどがない。ただ冷え込みは厳しそうで、日陰部分は凍結していた。道幅が細く、細かいカーブが続くため、慎重にマーチを進める。
 途中県道11沿いを流れる明智川では、自然が作り出した巨岩・奇岩などを見ることができた。

 第24湯目:くしはら温泉 ささゆりの湯
 12時、くしはら温泉 ささゆりの湯に到着。山あいののどかな山村にある施設だが、駐車場は結構クルマでいっぱいだった。エントランス横には、狭いながらもバイク専用駐車スペースが確保されていた。こういう心づかいはうれしい。

 内部は木のぬくもりを生かした造りで、天井は吹き抜けとなっている。浴室は東側のもえぎの湯と西側のあかねの湯があり、この日男湯はもえぎの湯だった。

くしはら温泉 ささゆりの湯。
エントランス横にあるバイク置場。入口から吹き抜けの階段で2階へ。 天井まで吹き抜けの内部。この日の男湯はもえぎの湯。
開放感・眺めとも抜群の露天風呂。 東濃の山並みを眺めながらの入浴。
オープンデッキからの眺めもGOOD!  露天風呂には内風呂とは別の入口から入る。露天風呂は、天気が良いせいもあるが、開放感いっぱい。回りに柵や植え込みを施してあるが、東濃や木曽の山並みを望むことができる。湯加減・湯量も申し分なく、ゆったりとくつろげる。

 内風呂も天井は吹き抜けとなっている。週代わりの薬湯があり、この日は梅の香で、紫色をしたお湯だった。

 残り12湯!

月替わりの「本日のおすすめ定食(750円)」 旧串原村特産のヘボの子。
 お腹がすいたので、中にあるレストランくしはら亭で昼食を取ることにする。さぁ何にしようか?
 まず、へぼちらし寿司(700円)というメニューが目に入る。
 ”へぼ”っていったい何だろう?」 よ〜く見ると、ゲッ、ゲー

 ”へぼ”というのは、蜂の子、正確にはクロスズメバチの幼虫のことらしい。そう言えば昔学校で、長野県辺りでは蜂の子を食材にしていると習ったっけ。ここも長野県境に近いので、そういう食文化があるのだろう。

 チャレンジしてみようかとも考えてみたが、勇気がなかったので本日のおすすめ定食(750円)を注文。月替りで内容が替わるが、この日は鶏の唐揚こんにゃく田楽、温泉玉子、みそ汁、漬物、ご飯。こんにゃくも串原村の名物だそうだ。定食類はご飯、みそ汁のお替りが無料サービスもうれしい。、もちろんご飯3杯、みそ汁2杯お替りしました。(笑)
 他にもアマゴの甘露煮、ざる豆腐などがついたささゆり定食(850円)や五平餅定食(700円)、とろろ定食(800円)も美味しそうだった。

 トマト大福
温泉の隣にあるマレットゴルフ場の一画にあった地蜂(ヘボ)友好の碑。  温泉を出て隣にあるマレットゴルフ場の一画に、何やら記念碑を発見。停まって見てみると、地蜂(ヘボ)友好の碑と刻まれている。
 近年の山林の開発や環境の変化に伴い、ヘボが減少していることから、ヘボの増殖、保護活動が行われている。また丹精こめて育てたヘボの巣の重さを競う、全国ヘボの巣コンテストが毎年開かれているそうだ。

 マーチに戻り出発しようとすると、今度は気になる看板を発見!

 日本でここだけ トマト大福

 一度は時間もないので、次の目的地へと出発し始めたのだが、”日本でここだけ”というフレーズに後ろ髪を引かれ、Uターン
 マレットハウスいっぷくという農産物販売所に入り、1個(100円)購入。外見は普通の大福より小振りで、おまんじゅうの様だ。
トマト大福の看板。
トマト大福(100円)。中にはプチトマトがまるごと1個入っている。  ひと口かじると、プチトマトが1個入っている。ふた口目をいただくと、トマトとお餅が口の中に。トマトのほの酸っぱい酸味とお餅の上品な甘さがマッチして結構イケル。イチゴ大福とも少し違うが、こんな味もありかも。一度ご賞味あれ。

 かんてん村パーク
 旧明智町はかの明智光秀一族発祥の地とされている。ここにある日本大正村は、大正時代の建物が移築保存されていて、是非寄ってみたいと思っていた。
 しかし博物館フリークの私は、一度入ると2時間ぐらいは平気で居てしまうので、ラリーの継続を考え、今回は泣く泣くあきらめる。

 隣の旧山岡町R363沿いにあるかんてん村パークで小休止。

R363沿い、旧山岡町にあるかんてん村パーク。
かんてん茶屋。 特産の寒天を使った、寒天ラーメン、寒天そばなどが食べられる。
花の日本列島という花壇。  ここは寒冷で乾燥した天候を活かして、寒天作りが盛んで、特産品となっている。寒天はノンカロリーでしかも食物繊維が豊富なので、ダイエットにはうってつけの健康食品。茶屋内部では、お土産のほか、ヘルシーな寒天料理をいただくことができる。まさに私向きの食事だ。(笑)
 駐車場横には日本列島の形をした花壇があったが、時期尚早で土だけだった。春にはキレイな花が咲くらしい。見てみたいなー。

 Part2 に続く・・・

   

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