尾張日帰りツーリング Part1 
                                       ツーリングクラブ INDEXへ戻る
期間:2004年2月25日(水)
バイク:ダボジー(ZZ−R1100C2)
走行距離:362q

 トラブル

 2004年に入って初めてのツーリング。今冬は雪が多く、平野部の我が家付近でも50cm近い積雪があった。道路はすぐ除雪されるので特に不便はないが、県境の峠や橋梁部は凍結の恐れがあり、1月はすっかり閉じ込められてしまった。冬でもツーリングできた太平洋側が懐かしく恨めしい。

 道路の雪は消えたとはいえ、田んぼや山には残雪があり、朝晩はまだまだ寒い。ツーリングへ行くのなら暖かい太平洋側へ向かおう!今朝も快晴だったが放射冷却現象のせいか、最低気温は氷点下で、気温が上がるのを待っていたため、自宅を出発したのは11時を回っていた。

 ダボジーに給油しようと馴染みのセルフGSに立ち寄る。給油タンクを開けようと、キーを回すが硬くてなかなか回らない。力を入れて回そうとしたら、「ヤバッい!キーが曲がってしまった。」どうやらロック部分が錆びて硬くなっているようだ。マスターキーがあるのでなんとか開閉できたがこのままではマズいので、まず鯖江市のホームセンターで潤滑剤を購入。ロック部に噴射し無事復活!マスターキーのままでまた再発するとマズいので、合鍵を作ろうとするが、このホームセンターではダボジーの鍵は常備されてなかった。

 2qほど離れたところにある南海部品に行くが、ここでも合鍵はしていないとのこと。しかしすぐ先のGSでバイクの合鍵を作ってくれると教えてもらい、ようやくスペアキーをゲットすることができた。
 

 そば処山楽
そば処山楽。武生商工会議所の裏にある。
 とんだアクシデントで1時間30分もロスし、時刻は12時半。R8を南下しながら、目的地の修正に悩むが、空腹には勝てず、おろしそば発祥の地武生市そば処「山楽」へピットイン!


 ここでいつも注文するのは、
”わさびそば(大盛)””メンタイご飯”
 冷たいぶっかけ蕎麦の上にダイコンおろしワサビの茎がのっている。

 よく混ぜて食べないと、脳天パイルドライバーを喰らうので注意。

 「うぅー。今日もキクぜ!」

わさびそば大盛とめんたいご飯

 山楽を出ると、1時半を回っていた。今から”したみち”だと無理なので、武生ICから北陸道に入り、小牧ICまでワープ。

 小牧城

 濃尾平野に標高85.9mとポツんと小さく盛り上がる小牧山。古代は麓近くまで海が迫っており、舟がこの山を目印に帆を巻いたといわれ、帆巻山(ほまきやま)と呼ばれたほか、中世には小牧で馬市が催されたので、駒来山(こまきやま)と呼ばれたのが由来といわれる。山頂に見える小牧城は昭和43年に復元されたもので、鉄筋コンクリート造3層4階建で、内部は小牧市歴史博物館(100円)となっている。

小牧山にそびえる小牧城
信長公が築城した当時の石垣跡。
 麓の小牧市役所にダボジーを停め、デブには苦手な登り道を10分ほど行くと、山上へ。小牧城は、永禄6年(1563年)織田信長公が美濃攻略のためこの山に砦を築いたが、稲葉山(岐阜)城へ移ったため、わずか1年で自然廃城となった。また天正12年(1584年)信長公没後の覇権を巡って、羽柴秀吉徳川家康の両雄が争った小牧・長久手の戦いの舞台でもある。今も残る石組大手道などが往時の様子を偲ばせる。


 小牧市役所の正面入口で見つけた不思議なオブジェ。巨大な球体の御影石が水と一緒にクルクルと回っている。触ってみても確かに石で、かなり重そうだ。どんな原理で回っているのだろうか?

麓の小牧市役所前で見つけた不思議なオブジェ。

 犬山城にも寄りたかったが、午後4時を回っており、家路に着くことにする。帰りはシタミチでのんびり帰ろう!途中お馴染みのびわこ食堂とり味噌野菜鍋を満喫し、北近江の湯でくつろぐなど、帰宅したのは午後10時だった。

ツーリングクラブ INDEXへ戻る  文頭に戻る  次のページへ

Counter