2006秋 南紀ツーリング
 2006年10月18日(水) 晴れ時々曇り
 
ページ TOPへ戻る
ツーリングクラブ INDEXへ戻る

 2日目 その2:瀞峡めぐり
 
 おくとろ公園→(R169)(奈良県)(十津川村)→瀞峡(和歌山県)熊野川町(飛地)→(奈良県)(十津川村)→(和歌山県)熊野川町→(R168)→本宮町→川湯温泉(R168)→新宮市→(R42)→那智勝浦町(給油)→勝浦漁港(朝食)
 
 昨夜のネグラに感謝!
 5時起床。さすがに10月の山中は冷え込み、夜中何度か目が覚めた。昨夜は真っ暗で、あまり分からなかったが、キャンプ場の様子が次第に明らかになってきた。昨夜山かと思っていた所は実は崖で、その先は川だった。良かった、近づかなくて。
 このキャンプ場、利用料として1泊1,000円かかるのだが、早朝なので管理人が不在。しばらく待ってみたが現れそうになく、また早く出発したいので、テントを撤収し7時に出発。お金を払わずじまいとなってしまった。
 すみません、出世払いということで。
 それじゃ永遠に払わなくていいかも・・・(笑)
5:00 起床
キャンプ場は瀞峡のほとりだった。 山には霧がかかっていた。
道の駅おくとろ  隣接する道の駅おくとろも、明るくなってかなり大きな道の駅だということが分かる。山奥のせいか、駐車場で車中泊する車もいなかった。

 道の駅のある北山村和歌山県なのだが、周りを奈良県三重県に囲まれた飛地である。そう言えば昔学校で習ったような記憶がある。

 
 
 瀞峡(どろきょう)
国道脇にある雷の滝  朝もやに煙る瀞峡を見ながらR169を南下。昨夜は暗闇で全く分からなかったが、結構断崖のところを走っていたことに気付く。良かった事故らなくて・・・
 途中道路脇に滝があった。(いかずち)の滝というらしい。
 狭隘なR169の拡幅工事やトンネル工事が随所に行われており、一部キレイな2車線になった箇所もあった。走りやすくなるのはイイことだが、今のクネクネ道がなくなるのもチョッと寂しい気もするが・・・
浸食された大きな岩の渓谷が続く瀞峡。
一瞬足がすくむ眼下には、北山川が流れる。 一部キレイで走りやすい部分もある。
 
 
 日本一広い村
R169  北山村・熊野川町と抜け、奈良県十津川村に入る。この十津川村、面積が672.35kuと日本一広い村であり、なんと奈良県全体の1/5も占める。ちなみに日本一広い町は、北海道の足寄町(1,408.09ku)、市は岐阜県の高山市(2,177.67ku)です。
 村の歴史は古く、神武天皇東征の際に道案内となった八咫烏(やたがらす)が祖先とも言われているそうだ。八咫烏といえば、サッカー日本代表のユニフォームにあしらわれている、あの三本足のカラスだ。
日本一広い村、十津川村へ 蟻越峠にあったバス停。こんなところでバスに乗る人いるの?
 
 
 いつか乗りたいなー
 十津川村を過ぎると道幅が広くなり、並行してながれる北山川の川幅も広くなってきた。瀞峡を巡るウォータージェット船の乗り場があり乗ってみたかったが、早朝なのでまだやっていなかった。もっとも料金が3,340円もするので、貧乏な私にはチョッと手が出ないが・・・

 因縁?の川湯温泉へ向かうべく、宮井大橋からR168を西に進む。以前は熊野川沿いをクネクネと併走する道だったが、いつの間にか長いトンネルができていた。
瀞峡めぐりのウォータージェット船乗り場
川幅も広くなってきた。
 
 
 まだ早かったかぁー
8:10 川湯温泉  8時10分、川湯温泉に到着。ここは前を流れる大塔川の川底から温泉が湧き出ており、川の水量が少なくなる冬期(11月〜2月)に川を堰き止めて、仙人風呂と呼ばれる野趣溢れる巨大な露天風呂が出現する。

 「因縁とは何?」とお思いの方へ。実はこの川湯温泉へは、6年前の日本一周の際に来たことがあり、仙人風呂に入ったのだが、その際に大切にしていた大学のクラブリング紛失してしまったのである。
11月になると、下のようになるのだが・・・
 今回やってきたのは、純粋に仙人風呂に入るためなのだが、あわ良くば紛失したクラブリングを見つけるためでもある。

 だが眼前の大塔川はまだ堰き止められておらず、水が流れている。開始は11月頃からとは聞いていたが、もう10月下旬に近いので、もしかしたら・・・と思って来てみたのだ。地元のおじさんに尋ねると、11月に入ってから仙人風呂造りが始まるのだそうだ。残念、また冬に来るか。
2000年日本一周の際の仙人風呂
 
 ここで仙人風呂に行かれる方に再度お願いです。

 【どなたか見つけられた方、是非ご一報下さい。相応のお礼をさせていただきす。】
 リングは銀製で、真ん中に赤いジルコニアが埋めてあります。また指輪にはローマ字で、大学名氏名背番号が彫ってあります。
 
 
 
 勝浦漁港
 川湯を後にし、R168R42と南下。9時30分、那智勝浦町の勝浦漁港に到着。勝浦は日本有数のマグロ基地であり、延縄漁法による生鮮マグロの水揚げは日本一だ。朝食はマグロ料理に決定!
 市場の隣には、海の湯鮪の湯という無料の足湯がある。海の湯の方が広くて真新しいが、鮪の湯は狭めで古ぼったい感じだった。

9:30 勝浦漁港市場
勝浦漁港そばにある海の湯という足湯(無料)。浴槽の底にはマグロのモザイク画。 こちらはやや古ぼったい感の鮪の湯。心なしか利用者も年配者が多い?
 
 
 お店がありましぇ〜ん!
丘の上に見えるのは、有名な「忘帰洞」のあるホテル浦島  ツーリング時に見ているi‐mode版マエダンゴの部屋に集録したデータを頼りに、お目当ての店魚商食堂を探す。マグロ丼が旨いという情報だ。
 (ええっと、築地7-8-2は・・・ ここが7-6だから、この近くのはずなんだが、)
 幾ら探せど、該当の住所が見つからない。
 タクシーの運転手さんに尋ねてみると、
 『魚商食堂?あぁ、あそこにあったんだけど、今年の夏に火事を出して、燃えちゃったんだよ。』
 え――― 燃えたぁ?

 マグロ丼はどうなるのー?

 2日目その2 へ続く・・・

 前のページ へ     次のページ へ

Counter