2007夏 北東北ツーリング 2007年8月14日(火) 晴れ |
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5日目:その2 霊場恐山 | |
尻屋崎→蘭さんと別れる→(K6)→むつ市→食事処なか川(昼食)→(K4)→恐山(参拝・入浴) |
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蘭さん、またね! | |
大間崎へ向かおうとすると、蘭さんがここで別行動を取り、八幡平に向かいたいとのこと。keiichi_wさんとは昨日会えたし、今回私たちに合流するため、本来の予定から外れて龍飛崎や下北半島までご一緒していただいた。 それぞれが自分の予定を優先して、スポット的にオフ会を楽しむのが今回のツーリング。名残り惜しいがここでお別れとなる。蘭さんに見送られながら、尻屋崎を後にする。 途中、寒立馬がいっぱい集まっていた。今年生まれた馬もいて、母馬にぴったり寄り添う姿は可愛いかった。 |
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絶品!みそ貝焼 | |
大間崎へ向かう前に、恐山へ向かうべく再びむつ市へ。13時を回りお腹も空いてきた。何処か良いお店はないかな?と走っていると、 「下北の味 元祖みそ貝焼」という看板を発見!食いしん坊の第六感が美味そうだと伝えている。よし!ここにしよう!。 お店は食事処なか川。店内に入ると満席で相席となる。これは期待できそうだ。みそ貝焼定食(890円)を注文する。 |
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鍋代わりの大きなホタテの貝殻の中に、ホタテ、カキ、海老、マツモ、ネギ、フキといった海の幸と野菜がたっぷり入っており、中央には生卵が落としてある。煮立ってきたところで、生卵をかき混ぜて出来上がり。 味噌と隠し味の白身魚から出たダシが、ホタテのエキスと混ざり合って絶妙な味のハーモニーを奏でる。ご飯が進む、進む。夏の暑さを吹き飛ばす逸品だ。 |
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【お店データ】 食事処 なか川 青森県むつ市小川町2-21-11 【地図】 0175-22-8211 営業時間/10:00〜19:00 定休日/月曜日 駐車場/あり |
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冷てぇ〜! | |
お腹も膨れ、恐山を目指しK4を北上。途中、道路脇に大勢の人が集まっていた。何だろうと思い近寄ってみると、湧き水のようだ。恐山冷水と呼ばれるこの湧き水は、夏でも冷たく不老の水として昔から大切にされているそうだ。 飲んでみると、ほのかに甘い味がし、冷たくて美味しい。今晩のキャンプ用にペットボトルに詰める。これでコーヒーを入れると美味しいだろうな。 |
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宇曽利山湖 | |
恐山に近づくにつれ、硫黄の臭いが鼻に突いてきた。急に視界が開け、目の前に大きな湖が出現!宇曽利山湖といい、周りを外輪山に囲まれたカルデラ湖である。湖に流れ込む川は温泉らしく、湖水はpH3.5と酸性のため、ウグイしか生息していないそうだ。 湖水は強酸性による貧栄養のためか、不気味なほど透明。湖底がくっきりと見える。 |
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恐山 | |
14時、恐山に到着。天台宗の開祖、最澄の弟子である慈覚大師円仁が貞観4(862)年に開山したとされ、高野山、比叡山と並んで日本三大霊場とされている。 入場料500円を払って境内へ。境内はとても広く、イタコさんたちの控え所や温泉まである。温泉は4箇所あるらしく、しかも無料なので後で入ろう!参道を進んでいくと、次第に硫黄臭が強くなり、火山岩の荒涼な世界に変わる。 |
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賽の河原と呼ばれるこの場所は、あちこちに塔状に石が積んであり、風車が刺してある。賽の河原は、親より先に亡くなった子供が親不孝の報いを受ける地獄とされ、親の供養のため石を積んで塔を作るとされている。ただ鬼が作る尻から壊してしまうので、永遠に繰り返し報われないそうだ。 風車はたいして風もないのにくるくる回っており、どこか物悲しさを感じる。 また岩場のあちこちから、硫黄や亜硫酸ガスが噴出しているので、ご注意を! |
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薬師の湯 | |
境内にある4つの温泉場のうち、3つは判りやすい場所にある。この日は薬師の湯と冷抜の湯が男湯で、古滝の湯が女湯だった。どうやら日によって男女が入れ替わるようだ。もう1つ花染の湯というのがあり、こちらは混浴らしいが、見つけられず断念。くそ〜!(笑) 今回は薬師の湯へ。中に入ると、脱衣場と浴場が一体で、内部全て板張り。お湯はやや熱めで、入ると身体にピリピリ刺激がくる。分析表がなかったので詳細は不明だが、硫黄臭と明礬臭が感じられた。 |
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