温泉シールラリー初挑戦! 平成18年1月3日(火) 曇り時々雪 |
美濃國分寺跡 | |||
今年から温泉シールラリーにチャレンジしようと決意したが、生憎の雪でダボジーは冬眠状態で、今回は愛車マーチでの出動となった。 途中まで北陸道を使ったが、帰省ラッシュのため米原JCT付近で15q以上の大渋滞との表示。しかたなく長浜ICで降りて、R365で岐阜県に入る。 初めて通る県道53・216を走っていると、 「史跡美濃國分寺跡」という看板を発見。チョッと寄ってみることにした。 |
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ご存知の通り国分寺は、741年(天平13年)に聖武天皇の詔勅により、諸国に「金光明四天王護国之寺」(僧寺=國分寺)と「法華滅罪之寺」(尼寺=國分尼寺)として造られたとされる。 東西230m・南北250m以上ある伽藍地は、約1万6千坪もあり、本当に広い! 創建当初は高さ約58mあったと推定される七重塔や回廊で金堂を取り巻く巨大な寺院であったそうだ。 |
え〜、休み〜! | |||
まず記念すべき第1湯目は、安八町にある「安八温泉保養センター」にした。R21から県道220に入り南下。この安八町は、揖斐川と長良川に挟まれた輪中で有名である。 センターの駐車場に着くと、たくさんの車が停まっていた。さすが人気があるのだなぁと思いながら、入口へ向かうがどうも様子がおかしい。よく見ると、なんと12/28〜1/3までは年末年始休業との張り紙が。確かHPで確認した時は、そんなこと書いていなかったが・・・ サービス業のくせして、キッチリ正月3が日休むなんて、今どき珍しいよ!また出直しだ。 |
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第1湯目:南濃温泉 水晶の湯 | |||
仕方なく南下し、合併して海津市となった旧南濃町にある「南濃温泉 水晶の湯」に向かう。 温泉はどうやら道の駅月見の里南濃の背後にある月見の森という丘の上にあるようだ。 |
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丘の上の施設までは道が狭いのと駐車場がないため、4輪車、2輪車、自転車は麓の駐車場で無料シャトルバスに乗り換えることになる。もっとも歩いて行くことは可能らしいが、上り坂で約20分ぐらいかかるので、ほぼ全員バスを利用する。 さすがに正月三が日のせいか、バス待合所は満員。しかも一回のバスで27人しか運べないので、混雑と係員の段取りが悪いこともあり、横入りされて乗れなくなる乗客が係員に八つ当たりしている姿もあった。 まーまー、そんなことで怒ってもしょうがないでしょう。気長に待ちましょう! 結局待つこと30分。2回バスを見送って、3回目にようやく乗ることができた。 |
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確かに道が狭く、途中でクルマがすれ違うことはできそうにない。傾斜も結構急で、歩くのも大変そうだ。 5分ほどで施設に到着。するとまたしてもここで行列が。どうやらロッカーが少ないので、入場制限しているそうだ。 |
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再び待つこと30分。ようやく中に入ることを許された。駐車場から中に入るまで、約1時間ロスしたことになる。 いそいで浴場に向かう。この日の男湯はときめきの湯だ。レイザーラモンHGじゃあるまいし、男だらけでときめきも何もないとは思うが・・・ セイ、セイ、セイ。ときめきありました! ここの露天風呂は高台にあるせいか、下界が一望。この日は生憎の雪まじりの天気で、ほとんど視界がなかったが、それでもかすかに望む眼下の景色を見ながらの入浴は、ほんとサイコーでした! |
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入浴後、ロッカーの鍵を返却して食事コーナーで遅めの昼食を取る。 中京方面にきたなら、やはりナポリタンとどて煮を食べなきゃ。どて煮(350円)は値段の割りにボリュームがあり、八丁味噌大好きな私は大満足! |
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帰りのバスの運転手さんに聞いたところ、源泉は麓の道の駅のそばにあるらしく、わざわざポンプで高台まで引き上げているそうだ。そんな面倒くさいことをせず、下に造れば良かったのにと思い尋ねると、麓に造れば普通の温泉施設と変わり映えしないので、眺望という差別化を図るため丘の上のみかん畑をつぶして造ったそうだ。 第1湯目、結構気に入った温泉だった。 残り35湯! |
道の駅月見の里南濃 | |||
駐車場に戻り、近くの道の駅月見の里南濃に寄ってみることに。結構大きな道の駅で、レストランや土産物屋がいくつかあり、チョッとした商業施設になっている。 目を引いたのが正面にある足湯。水晶の湯と同じ源泉を使っているそうだ。でも循環していたとはいえ、たまり湯っぽい感じで衛生的に大丈夫だろうか? |
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南濃の名産はみかんだそうで、みかんに因んだみかんうどん、みかんラーメン、みかんソフトなども売られていた。鬼饅頭あずき(300円)を購入。小麦粉を練ってあずきとさつまいもを混ぜて焼いたもので、結構美味しかった。 |
第2湯目:グリーンハイツ養老 | |||
次に向かったのが、養老町の県道56沿いにある「グリーンハイツ養老」。国民年金保養施設で、フロントや広々としたホールなどホテルの雰囲気。露天風呂は情緒のある岩風呂だが、眺めが期待できないのと内風呂と別になっているのが難点だ。 | |||
残り34湯! |
第3湯目:池田温泉 新館 | |||
もう6時を回っていたが、せっかくなのでもう1湯回ることにし、池田町の「池田温泉」に向かう。ここには本館と新館があるらしいが、係員の誘導で有無を言わさず新館になった。 ここもスキー帰りの家族連れでごったがえしていて、子供がはしゃぎ回っていて騒がしい。多少子供がふざけるのは仕方ないが、全くそれを諌めようとしないバカ親たちに少し閉口しながら、そそくさと後にする。 温泉的にはまあまあで、人が少ない時がオススメ。 残り33湯! 帰りは高速が渋滞していたので、R365、R8とシタミチを使い、3時間かけて無事帰宅。 全湯制覇まで、まだまだ遠いよ〜! |
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