温泉シールラリー・東濃編 Part3 平成18年2月5日(日) 晴れ時々曇り |
第26湯目:付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯 | |||
R19に合流し、R256経由で恵那市付知(つけち)町(旧付知町)にある付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯へ。到着した18時にはすっかり日も暮れていた。 施設名のおんぽいとは、この付知町付近の裏木曽地方は、江戸時代からヒノキ、サワラ、コウヤマキなどの木材産出地として有名で、川に木材を流して運ぶ作業員の掛け声「おんぽいェー。おんぽいェー」に因む。伊勢神宮の式年遷宮にも、この付知の檜が使われたそうだ。 |
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施設内部はやや手狭な感があるが、木のぬくもりを活かした造りで、なんかホッとする。 浴室は月2回(1・15日)に入れ替わる。内風呂は檜の大浴槽にベンチ浴がある。また椅子・風呂桶とも木製だった。 |
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露天風呂は岩風呂であるが、浴槽が2段になっていて、お湯が上の浴槽から下の浴槽へと掛け流しになっている。またサワラで作られた大きな樽風呂もgood! この日は空に、月やオリオン座などを見ることができた。 残り10湯! |
R257・R41 | |||
東濃エリアにある4湯を制覇し、帰路へつくことにする。付知町からはR256で旧金山町(下呂市金山町)に向かうのが最短ルートであるが、この日は既に氷点下5℃を下回っており、狭路の多い桜峠越えは危険と判断。遠回りではあるが、R257(木曽街道)で下呂市へ向かい、R41(飛騨街道)で金山に至るルートをとった。 R41は飛騨川沿いをクネクネと走っており、日中であれば中山七里と呼ばれる奇岩巨岩の渓谷美が楽しめるはずなのだが、暗闇で全く見えない。富山―高山―名古屋を結ぶ大動脈であるせいか、夜間にもかかわらず交通量が多く、慣れない道なので控えめのスピードで進む。 |
第27湯目:飛騨金山温泉 ゆったり館 | |||
金山町で再びR256に合流。郡上市を目指すが、途中道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉の看板。そうだ。この近くには飛騨金山温泉 ゆったり館がある。もう既に4湯入浴し、少々湯疲れ気味ではあったが、この施設は水曜定休のためなかなか寄れないので、もう1湯行くことにする。 道の駅にも道の温泉駅かれんという温泉宿泊施設があり、あちらも立寄り入浴(450円)が可能。 19時を回っていたので、入浴料は100円引きで300円。こういうサービスはウレシイ。受付の女性は、ラリー帳のシールの数を見て大変驚いていた。半分呆れているんだろうが・・・(笑)。 下呂市の温泉のスタンプを6つ集めると、1箇所無料で入湯できる湯けむりスタンプカードも忘れず提示。 |
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内風呂は広く、名前の通りゆったりしている。サウナが浴室内の2階にあり、階段で登っていくのもチョッと面白い。ただ一番残念なのが露天風呂で、広さは5人も入れば満員。しかも隣が駐車場のためか塀が施されており、眺めは全くなかった。 かれんも湯けむりスタンプカードの対象だが、さすがに6湯目はキツイのと閉館間近だったのでパス。 残り9湯! ようやく残り1ケタになり、ゴールが見えてきた。 |
お腹が空いたよ〜! | |||
先月も通った旧和良村経由で、R156のある郡上市へ向かう。外気温は依然として氷点下5℃で、アイスバーンが続く。 堀越峠からの下りは、エンジンブレーキだけでは減速しきれないほど急で、フットブレーキも使わざるを得ない。だがブレーキパッドが擦り減っているので効きが悪く、強く踏むとロックしそうで怖い。 やむなく、カーブで多少反対車線に膨らみながら進む。夜なので対向車のライトでその有無が判ったが、日中ならレーンを守って走らないといけないのでどうなったことだろうか。 |
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必死の想いでR156へ合流。私は極度のストレスを受けると、すぐお腹が空いてくる。 沿道に1軒の食堂を発見し、たまらずピットイン。 焼きそば定食を注文。栄養補給にはやはり炭水化物に限る。 |
ゆっくり帰ろう! | |||
油坂峠を越えようやく福井県へ戻ってきた。 気温はマイナス10℃を表示。自宅まではまだ80キロ以上あり、この気温ではスピードも抑えざるをえない。焦って事故るより、ゆっくり帰ることにしよう。 約2時間30分ほどかけて帰宅。家のドアをくぐった時は、すでに0時を回っていた。 |