東京モーターショーに行こう!

 10月22日(土)〜11月6日(日)まで幕張メッセ第39回東京モーターショー 2005が開催される。

 会社の同僚Sは大のクルマ好きで、仕事通勤用の他に、ホンダS2000を所有している。彼は以前関東で勤務しており、その頃から東京モーターショーには毎回欠かさず行っているそうで、現在乗用車・二輪車商用車隔年ごとに開催されており、一昨年の第37回にも一人でクルマで日帰りで行ってきたそうだ。

 私も以前関東に住んでいたが、今まで一度も行ったことはなかった。今回、カワサキからダボジーの子孫であるZZ−R1400なるコンセプトモデルが発表されると聞いており、是非とも行ってみたかった。

 しかしここで問題が!仕事の都合もあり、どう考えて開催期間中の連休はムリ。よって行くのなら日帰り往復1200qとなる。この時期バイクでの夜間走行は寒いだろうし、肉体的にもチョッとキツそう。さらにここのところのツーリング三昧のツケのせいか、金銭的にも心許ない。
 どうしようかと考えていると、のことを思い出し、妙案が浮かんだ。

 そうだ!Sのクルマで一緒に行けばいいんだ!

 クルマなら寒さの問題はないし、二人で行けば費用はワリカンにできる。

 Sにこの話を持ちかけ、無事商談成立

 通常ならクルマの運転は交代でするものだが、彼のS2000はマニュアル車で、しかもクラッチミートが難しい。決して私がマニュアル車が運転できない訳ではなく、むしろ免許を取ってからマニュアルに乗っていた期間の方が長い。
 しかし慣れない私が、彼のこだわりのある愛車を運転するのはSも嫌がるだろうから、私は専らナビゲーターに徹することにした。

 決行日は営業締切日の翌日の水曜日。出発は深夜1時となった。

 通行止・渋滞・眠い!
西湘バイパス出口は渋滞中。偶然だが前のクルマのナンバーは777だった。 ランドマークタワーをはじめとする横浜みなとみらい地区。
 東名事故通行止の影響で、大井松田ICからシタミチを余儀なくされた。抜け道を通るが、朝の通勤ラッシュと重なり、思うように進まなかった。
 R1は、横浜市戸塚区の原宿交差点でまた渋滞横浜新道首都高狩場線回りで幕張を目指す。
横浜ベイブリッジ。 首都高湾岸線の大黒PA。
 首都高湾岸線に入り、横浜ベイブリッジが見えてきた。運転するSを気遣い、夜通し起きていたせいか、眠くなってきた。
 大黒埠頭にある大黒PAで休憩。時刻はもう9時を回っていた。幕張まであとどのくらいかかるんだろう?

 幕張メッセ
千葉市美浜区にある幕張副都心。 千葉ロッテの本拠地、千葉マリンスタジアム。
 首都高お台場で再び大渋滞し、大幅ロス。東関道・湾岸習志野ICを降り、11時30分、ようやく幕張メッセに到着!福井から約10時間かかったことになる。
 千葉マリンスタジアムの主の千葉ロッテは、敵地甲子園での日本シリーズ中だったが、混雑を避けるためか、閉鎖されていた。
幕張メッセ外観。 臨時駐車場への案内看板。
 平日にもかかわらず、メッセ内の駐車場は既に満杯。警備員が臨時駐車場へと誘導していた。
 「メッセから3キロもあるの?」 一瞬歩くことを想像したが、臨時駐車場からは無料バスが出ていてひと安心。
第39回東京モーターショー2005。 入口で記念撮影。
 無料バスを降りてようやく東京モーターショー入口に到着。午後から雨の予報で、今にも降りそうな空模様だった。
 入場料1,200円を払って中へと向かう。
 今回で第39回を迎える東京モーターショーも満50周年。記念すべき第1回は、1954年(昭和29年)に日比谷公園で開かれた「全日本自動車ショー」で、以後後楽園晴海と会場を変え、1989年(平成元年)の第28回から、ここ幕張メッセとなった。