テラめし倶楽部

 ■バトル150 観戦者 Counter
 「スーパー特盛りカレー」※6/30付で終了。 2007.12.14・対戦
 和洋食 大満足定食 かつ壱番屋(千葉県市川市) ※旧 銀座天善 2,000円
スーパー特盛りカレー(2,000円)
東京メトロ東西線「南行徳」駅内のメトロセンター2番館にある。 とんかつを中心にしたお店。
 つ、ついにテラめしバトルも通算150回!
 10月7日にバトル100を迎えてから2ヶ月間50バトル。1週間に5バトル以上という脅威のハイペースに、我ながら驚くとともにいささか反省。

 12月のある日、会社の同僚が、
  『マエダンゴさん、近くでテラめし見つけましたよ!』

 そう言って写メを見せてくれる。

同僚が撮ってきてくれた写メ。

 彼のよく行く馴染みのとんかつ屋らしく、メニューの中にあるのを偶然見つけ、私のために撮ってきてくれたそうだ。
  『マエダンゴさんなら楽勝でしょう!?』
 織田信長 「ま、まぁ〜な!軽いもんだよ・・・」

 総重量2.5sスーパー特盛りカレー(2,000円)。まさしくテラめしで、同僚には軽いもんだとは言ったが、心してかからねば・・・
 昼テラで食べるにはかなりへビィな部類。だが12月限定のメニューのようなので、今月中に行かないとならない。また来週からは出張や仕事が立て込んでおり、やはり今週中に行っておかない厳しい。という訳で、早速昼メシがてら寄ってみることにする。

 場所は東京メトロ東西線南行徳駅。線路高架下にあるメトロセンターという商店街の一画にあるらしい。最初大ボケをかまして、なぜかひと駅先の行徳駅で下車。お店を探せども見つからない。同僚に電話して南行徳だったことを思い出す。
 仕方なく行徳駅から南行徳駅まで線路沿いを歩いていく。この区間2q近くあり、バトル前のいいウォーミングアップになった。(笑)

 汗だくになりながら、ようやく今回の対戦相手、銀座天善(てんよし)に到着。南行徳にあるのになんで銀座が付くのだろうか?
 ピークを過ぎていたせいか、店内にはお客の姿はチラホラ。店内にはテーブル席のほか、カウンター席があり、カウンター席に案内される。本当に紹介されたテラめしがあるのだろうかと、メニューを探す。
 織田信長 (えっ〜と、あった!これだ!)

 情報通り、スーパー特盛りカレーのメニューがあり、ひと安心。
 織田信長 「すみません、スーパー特盛りカレー下さい!」
 ウェートレス 『はい、スーパー特盛りカレーですね。かしこまりました。』

 特に制止や注意もなく、無事注文が通る。結構注文があるのか、それともコイツなら大丈夫だろうと思ったのか分からないが・・・(笑)

定食類はご飯・味噌汁・キャベツがお替り自由!普通のカレー類もボリュームがありそうだ。

 待つ間、定番のメニュー熟読タイム。とんかつなど揚げ物を中心にした定食やカレー、丼など豊富なメニューがあり、価格はだいたい1,000円前後。特に定食の種類が豊富で、メイン料理のほかに小鉢生卵(納豆)などが付くなど内容もまずまず。しかも定食はすべてご飯・味噌汁・キャベツお替り自由。またテーブルには無料ふりかけも備えられており、ご飯大好きの私にとってはうれしい限りで、バトル以外でも寄りたくなる。
 また普通のカレーは780円とやや高めだが、+50円〜300円別皿フライ類が付けられる。フライ類は定食のメインディッシュと変わらぬボリュームで、キャベツも山盛り。CP度もかなり高そうだ。

 入店から15分ほど経過。まずは揚げ物の皿が運ばれてきた。

まずはフライ類が運ばれてきた。

 ロースカツメンチカツ鶏唐揚げコロッケがのった皿は直径20pほどあり、なかでもロースカツやメンチは単品でもメインディッシュを張れるほどデカイ!しかもキャベツも山盛りで、この皿だけでも1sは優にありそうだ。
 そしていよいよ本命のカレーがやってきた。

カレーだけでも2s超はある。

 直径35cmはあろうか、揚げ物の皿よりはるかに大きな皿にこんもり盛り上がったご飯。そこにルーがびっしりかけられている。
 メニューにはご飯1.5s(約4合)と書いてあったが、ルーもいれると間違いなくこれだけで2s超はあるだろう。そうすると先ほどのフライ類と合わせると、総重量は公称の2.5s程度じゃなく、3s〜3.5sぐらいはあることになる。※後日再計量したところ、3.5sだったそうです。(笑)
 これはバトル97で苦い敗北を喫した、お食事処ぼんち恐怖の大王(びっくりカツカレー大盛)に匹敵するボリュームで、とても仕事の合間の昼テラに食べる量ではない!

公称の総重量2.5sをはるかに超えるボリュームに不安になる。

 しまった!やっちまったか〜?

 お店の人も不敵な笑みを浮かべながら、
 ウェートレス 「決して無理しないで下さいね。」

 どうやら完食できないと思っているようだ。この発言が逆に私の闘志をつける。
 織田信長 (よ〜し、やってやろうじゃない!)

 まずはバトルをシュミレーション。大きく分けて3つの戦法が考えられる。

 @ お腹に溜まりやすいフライ類を先に食べていく戦法

 A カレーを先に食べて、最後にフライ類を食べる戦法

 B 普通の食事のように両者を交互に食べていく戦法

 セオリー的には、@。テラめし倶楽部の他の会員たちもよく取る戦法だ。ただ最初に咀嚼回数が増えるのと、ご飯やカレーが固まってしまうのが難点
 Aは後半に油っぽいものが続くので、大量の香辛料でダメージを受けたには結構ハード。

 だがこの2つはどちらか一方を先に片付けてしまうので、達成感というか、目標が見つけやすく、モチベーションが切れにくい。

 Bは両方を食べていくので、味の変化をつけやすい反面、@Aから比べるとなかなか減っていかない。さながら先の見えないマラソンのようなもので、モチベーションをしっかり持ち続けないと厳しい。

 個人的には、完食するためだけに@Aといった偏った食べ方は好きではない。テラめしバトルは完食することも大切だが、美味しくいただくことも重要なポイント。だが、Bは今回のボリュームではかなり厳しい戦いになるのは必死。悩んだ末、敢えて修羅の道Bの戦法を選択する。

 カレーは中辛で、家庭の味のよう。具の大部分は溶け込んでしまっているが、ニンジンやタマネギの切れ端が一部残っている。
 ご飯はびっしりと盛り固められており、4合どころか、5合近くはありそう。しかも厳しいことに、炊きたてのご飯が使用されており、内部はがこもっていて食べづらい。
 カツはロースカツだが、脂身は少なめ。備え付けの特製ソース辛しを付けていただく。メンチカツもジューシーで肉汁がいっぱい。唐揚げは1個と思いきや、キャベツの陰に2個も隠れていた。(笑)

20分でカレーを完食。フライ類もコロッケ半分と唐揚げ2個となる。

 15分を経過した辺りから満腹指令が出始め、スプーンの勢いが鈍る。また山盛りのキャベツは、繊維を噛み切る必要があるので、咀嚼回数も激増。
 だがモチベーションは思ったほど衰えず、ひたすら口へ運び、20分でカレーを完食。残るは僅かなフライとキャベツが少々。ようやく完食への光明が見えてきた。

苦闘26分、無事完食。

 最後のキャベツが喉を通り、26分で完食3s超がお腹に収まったのだが、思ったほど苦しくない。このところ怒涛のバトルで、またレベルアップしたのだろうか?

 完食した姿を見て、
 ウェートレス 『スゴいね〜!2人目の完食者です!』

 この企画が始まって私で9人目の挑戦者らしく、完食者は私の前に1人だけいるそうだ。
 またこの店の若い店員さんも先日チャレンジしたそうだが、2/3ほどでギブアップ。そのせいか、みんなからヘタレ呼ばわりされていた。いえいえ、これを完食できなくてもヘタレじゃないと思いますが・・・

 余談ですが、最終営業日の30日に再訪。お店の方にスーパー特盛りカレーのチャレンジ状況をうかがったところ、あれから6人ほど挑戦者があったが、完食者は一人もいなかったそうだ。この時も仕事中だったので普通に定食を注文。もっともご飯は4杯お替りしましたが・・・(笑)

 残念ながら、スーパー特盛りカレーは2007年12月30日で一旦企画終了になりましたが、会計の際、店長らしき方にレギュラー化もしくは復活をお願いしたところ、検討してみるとのお返事をいただき、1月から2月14日まで延長されました。
 ※その後レギュラーメニュー化されましたが、6/30付で終了し、現在は提供されていません。

 またご飯1.5s海老天5本かき揚げ2枚ビックリ天丼(1,680円)も新メニューとして誕生しました。1/9現在、2人挑戦2人完食となっています。もちろん2人ともテラめし倶楽部会員ですが・・・(爆)


ボリューム ★★★★★
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★☆☆
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 92テラ
所要タイム 26分・KO勝ち
難易度 極悪凶暴

 お店DATA 
 「和洋食 大満足定食 かつ壱番屋」 ※旧 銀座天善

 千葉県市川市相之川4-17 南行徳メトロセンター2番館
 047-358-8277
 営業時間/11:30〜23:30 (LO23:00)
 定休日/無休 ※年末年始除く
 駐車場/なし ※付近にコインパーキングあり(20分100円程度)
 地図
銀座 天善