テラめし倶楽部

 ■バトル100 観戦者 Counter
 「つけ麺ブラックホール盛」 2007.10.7・対戦
 練馬梅もと(練馬区練馬) ※現在の店名は、麺屋じんべぇ 700円
つけ麺ブラックホール盛(700円)
西武池袋線練馬駅のすぐ前にある。 黒い板張りの外観。


 2005年のバトル1から、2年。つ、ついにテラめしバトルがバトル99達成。今回はいよいよ記念すべきバトル100である。
 本来ならバトル100は、マジョリあたりで盛大にオフ会でも開いて、会員諸侯たちと一緒に祝おうと思っていたのだが、9月からの怒涛のテラめし連戦。あっという間に90台になり、充分な告知もできないのと、諸事情により単独バトルにすることにした。

 それでは、100バトルはどのお店にしようか?節目になる戦いであり、生半可なバトルでは許されない。過去の99バトルのトリを飾るに相応しいバトルに思い悩む日々が続く。

 (ここじゃ、チョッと物足りないなぁ)
 (あそこでもいいが、少し遠すぎる)
 すると、或るお店が思い浮かぶ!

 (そうだ!ここしかない!)

 向かったのは東京都練馬区、西武池袋線と都営地下鉄大江戸線の練馬駅前にある練馬梅もとバトル33バトル83で対戦した豊島区雑司ヶ谷にある梅もとから独立して、今年(2007年)の4月25日にオープンしたお店である。

 ダボジー(ZZR1100C2)の駐車場所に手間取ったが、お店のある駅前へ。高架になっている西武線の駅舎の隅に、小さな看板を発見!以前雑司ヶ谷本店で見せてもらったギャル曽根嬢ジャイアント白田氏写真が貼ってある。駅舎の脇の細い路地にお店があり、すぐ見つけることができた。
 お店の外観は黒い板張りで、雑司ヶ谷本店から比べるとかなりお洒落でモダンな感じ。これなら女性客やカップルも、デカ盛りの巣窟とは知らずに入ってしまいそうだ。(笑)

つけ麺は小盛(1玉)から流星盛(20玉)まで、700円の同一価格。お洒落な雰囲気に騙されて?、若い女性も入ってくる。(笑)

 店内は白い壁クロスに焼き板風の腰壁で、古民家風を意識した落ち着いたモノトーンの内装だ。システムは本店同様、券売機で食券を購入して注文する。

 ここで梅もとのつけ麺の盛り具合について、解説。

 つけ麺は700円だが、小盛(1玉)から流星盛(20玉)まで全て同一金額でいただける。ただしこれは、お店側のお腹いっぱい食べて欲しい!という愛情からのサービスなので、地球盛(3玉)以上は残すと罰金700円(流星盛は2,000円)となる。なお女性や子供を意識してか、小盛の下のミクロ盛(2/3玉)なるメニューもあった。

名称 麺の数 重量(生麺) 重量(茹上時)
ミクロ盛 2/3玉 100g 200g
小盛 1玉 150g 300g
中盛 1.5玉 225g 450g
大盛 2玉 300g 600g
地球盛 3玉 450g 900g
銀河盛 4玉 600g 1,200g
宇宙盛 5玉 750g 1,500g
ビッグバーン盛 7玉 1,050g 2,100g
ブラックホール盛 10玉 1,500g 3,000g
流星盛 20玉 3,000g 6,000g
 値段は全て700円。(ミクロ盛は500円)
 地球盛からブラックホール盛は、完食できない場合、
 
罰金700円。流星盛は、罰金2,000円

 すでにビッグバーン盛(7玉)を完食しているので、今回注文するのは、ブラックホール盛(10玉)か流星盛(20玉)のいずれしか選択肢は残されていない。流星盛はあのギャル曽根嬢ですら敗北したシロモノで、私のような一般人が食べられる訳がない。ここは無難?に、つけ麺ブラックホール盛(10玉・700円)をチョイス。

お店のナンバー2、つけ麺ブラックホール盛(10玉)を注文。茹で上がった麺を、冷水で一気に締める。

 織田信長 「ブラックホール盛をお願いします!」
 店員 『10玉ありますけど、大丈夫ですか?残されると罰金になりますが・・・』
 織田信長 「以前、ビッグバーン盛を完食したので大丈夫だと思いますが。」
 店員 『わかりました・・・』

 若い店主らしき方は、今年の1月に雑司ヶ谷本店でお会いした方だったが、どうやら私の顔は忘れてしまったらしい。

 大丈夫とは言ったものの、10玉は7玉の1.4倍。ビッグバーン盛の際、まだ多少余力があったのと、あれから怒涛のテラめしバトルで鍛えられ、パワーアップした胃袋がどこまで通用するのか、内心不安いっぱい。ボリューム以上に、見た目のインパクトでやられないよう注意せねば・・・

 茹で上がったのか、大きな金ザルに入ったが冷水で一気に引き締められる。そして水切りされ、に盛られ始めた。

 店員 『お待ちどうさま。ブラックホール盛です!』


タバコ(10cm)と比較上から見たところ。

 大魔王ブラックホール降臨!

 ご存知の方も多いかもしれないが、ビッグバーン盛まではラーメン鉢で出てくるのだが、ブラックホール盛からは、木製の桶に変わる。桶の直径は約30cm、高さも10cmはあり、その中に大量の麺が山の様に盛られている。
 店内に居合わせた若い女性たちやカップルも、唖然とした表情をしながら、携帯の写メを一斉にコチラに向けている。おいおい、俺は見世物か?(爆)

 またつけ汁の器も、通常の小鉢でなく、ラーメン鉢だ。なお、つけ汁は宇宙盛(5玉)まではお替りできないが、ビッグバーン盛以上は、ビッグバーン盛が1回、ブラックホール盛が2回、流星盛は4回までお替りできる。ピットイン(つけ汁交換)のタイミングが、勝負の分れ目になりそうだ。

ラーメン鉢に入ったゴマ味のつけ汁。8分経過。約4玉をクリア。

 店員 『頑張って下さいね!』

 見た目に圧倒されるが、意外にするすると麺を減らしていく。というのも、ビッグバーン盛の場合、ラーメン鉢に7玉を盛るせいか山盛りになり、また重さで絡み合った麺をほぐすにも、崩れない様注意しなければならず、結構食べづらい。
 だがブラックホール盛の場合は巨大な桶なので、麺をほぐすにもさばき易く、スピードを落とさず食べられる。10分ほどで、約半分をクリアする。

 だが、宇宙盛レベルを超えたあたりから、徐々に味の単調さを感じ始め、つけ汁も薄まって箸を運ぶスピードが鈍りだした。この状況を打開するためには、つけ汁のお替りをするしかない。だがピットインする際に、交換に手間取ると食欲が減衰しかねない。注意深くピット(厨房)内の状況を確認。
   ピットサインもOKが出ている。今だ!

 店員の見事なピットワークで、ロスタイムなくバトルに復帰。再び6速全開で食べ始める。

 ビッグバーン盛レベルを超え、ここからは未知の領域に突入。リフレッシュしたつけ汁で食欲が回復したとはいえ、桶の下部にある麺は3sの重さのせいで固まっていて食べ難い。ストマックメーターレッドゾーン突入で、脳からリミッターがかかりっぱなし。

開始から26分。もうミクロ盛以下だ。30分で完食。

 開始から26分経過。もう残り1玉分を切って、ミクロ盛以下。ここまで来ると先が見えているのだが、一回に口に運ぶ量は大幅に激減。
 そして格闘30分。最後のひと口が喉を通り、ようやくブラックホール盛を完食

 店員 『スゴイですね!完食されましたね』

 店員も最初は完食できるとは思っていなかったらしく、かなり驚いていた。店主の話では、4月のオープン以来、4人目ブラックホール盛完食者だそうだ。 腹具合は9分目ぐらいで、まだ地球盛(3玉)ぐらいならいけそうだ。

見事、ブラックホール盛を完食。

 食後、店主といろいろ話しているうちに、ようやく1月のことを思い出してくれたみたいだ。難攻不落の流星盛(20玉)は、ついに完食者が現れたらしく、なんと、あのキング山本氏だそうだ。帰り際、店主が

 店員 『次回はいよいよ流星盛に挑戦ですね!?』

 織田信長 「無理ですっ!」(笑)

※訪問当時は「練馬梅もと」という店名でしたが、現在は「麺屋じんべぇ」に店名が変更されています。なおレポ中の表記は、敢えて訪問当時の名称のままとしております。ご了承ください。


ボリューム ★★★★★
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★★
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 98テラ
所要タイム 30分・KO勝ち
難易度 極悪凶暴

 詳細は、テラめしクエストV 〜そして伝説へ〜 でも紹介しています。
 またバトル1〜100までをまとめた テラめしバトル分析 も是非ご覧下さい。

 お店DATA 
 「練馬梅もと」 ※現在の店名は、麺屋じんべぇ

 東京都練馬区練馬1-5-13
 03-5879-7885
 営業時間/11:00〜14:00 17:00〜25:00
 定休日/無休
 駐車場/なし
 地図
練馬梅もと