テラめし倶楽部

 ■バトル28 観戦者 Counter
 「うなぎ丼(上丼)・大盛」 2007.1.5・対戦
 新玉亭(三重県津市)  1,575円
うなぎ丼(上丼)・大盛(1,575円)
12:30 新玉亭到着 メニュー。前回の経験を活かし、今回は上丼大盛にした。
 2007年最初の対戦は、三重県津市の新玉亭。ほぼ1年前のバトル9(2005年12月)で対戦した相手である。今回07’初ツーリングを兼ねて、CBさんからのたってのご要望?により、ここが会場となったのだ。参加したは、私マエダンゴ蘭さん(002)、CBさん(003)、真珠さん(006)に準会員のkeiichi_wさんの計5名。

 集合場所の道の駅月見の里南濃からR258・R23と走り、大した混雑もなく12時30分に新玉亭に到着。駐車場はほぼ満車状態で、相変わらずの盛況ぶりだ。keiichi_wさんはもっと大衆食堂っぽい雰囲気を想像していたのか、その立派な建物に少々驚いていた。

 中に入ると、前回案内された1階は満席で、3階の座敷席に案内される。3階もほぼ満席だったが、ちょうど空いた一番奥のテーブルに通される。
 ここで私以外の初めての方々に、メニューの内容をレクチャー。ここのうなぎ丼は、うなぎの切数並丼(2切)中丼(3切)上丼(4切)特上丼(5切)とあり、さらにご飯の盛り具合で普通盛、中盛(+105円)と大盛(+210円)と分かれる。

 前回私は中丼で苦戦した経験から、大盛チャレンジの場合は上丼以上を勧め、私と蘭さん、CBさんは当然の如く上丼大盛を注文。女性会員の真珠さんは上丼(普通盛)、準会員のkeiichi_wさんは特上丼(普通盛)となる。

 店の仲居さんに注文を告げると、
 仲:『大盛は非常に量がありますけど、大丈夫ですか?』
 マ:「大丈夫です!」
 仲:『残されると、折り詰めでお持ち帰りになりますけど・・・』
 マ:「大丈夫で〜す!」

 無事注文が通り、待つ間ツーリングやテラめし談義に華が咲く。20分ほど待たされるが、
 待つこともウナギを食べる楽しみの一つである。
 そうこうしていると、まずはうなぎ丼の普通盛が運ばれきた。ごく普通のサイズである。
 その後、待望の上丼大盛が運ばれきた。

左が上丼大盛、右が上丼普通盛。

 お〜!すげぇー!

 keiichi_wさんや真珠さんは、目をパチクリし、言葉がない。
 CBさんはココロなしか、顔が引きつっているようだ。
 蘭さんは、「案外大したことなさそうだな〜。これなら完食できそう」となんとも頼もしいお言葉。それでこそ正会員です!(笑)

ご飯がパンパンに盛られた大盛。

 蘭さんはスプリンターらしく短期決戦を挑むべく、最初から飛ばして行く。同氏曰く、脳の中枢神経に満腹のシグナルが届く前に、どれだけ食べるかが大切だそうだ。そりゃ一理あるが、最初からそんなに飛ばしていると、後が大変だと思うけど・・・
    

 一方CBさんは、弱気な言葉とは裏腹に、黙々と地道に箸を進めていた。私はこの時点では、失礼ながらCBさんが完食できるとは思っていなかった。
    

 この二人、まるでウサギのようだ。(笑)

 肝心のは、前回同様まず蓋の上にうなぎを全部避けて、ご飯とうなぎの配分を目算。
 ご飯ご飯ご飯蒲焼ご飯ご飯ご飯肝吸いご飯ご飯・・・というペース配分を守りながら食べ進む。
    

 keiichi_wさんの頼んだ特上丼は、ウナギが2段重ねになっていた。久々に美味しいウナギを食べたとご満悦のご様子。
     

 真珠さんも上丼を美味しそうに食べていた。中盛にすれば良かったですかね?(笑)
     


 やはり前回同様、半分ぐらい食べたところで、急激な満腹感に襲われる。
 (く、くるしい・・・、今回は前回以上にキツイなー)
 (辞めようかな?)

 でも今回はテラめしオフミであり、私がみんなの前でリタイアする訳には絶対いかない!
 (ガマン、ガマン。キツイの今だけだから・・・)

 それは過酷な状況下では、ピークを過ぎるとマラソンランナーのランナーズ・ハイの如く、中枢神経がマヒし、満腹感が一時的になくなるからである。
 やがてその言葉通り、あれほど苦しめられた満腹感がウソのように消え、再び箸が進み出す。


 『あなどっていたけど、結構ありますねー』
 『けっこうキツイなー』
 蘭さんは、最初の威勢良さは何処行く風の如く、言い訳が増え始める。
 ヤバイ!これはモチベーションが下がってきている兆候だ。

半分食べてもまだ普通盛より多い。

 底のご飯はほぐすと、いきなり量がに膨れ上がる。それは飯が崩れないように、底の方のご飯はぎゅうぎゅうに詰められているからだ。家が崩れぬよう基礎をしっかり作るように、大盛も土台が肝心なのだ。黙々と食べているCBさんも、これにはさすがに参っていた。

 ウサギさん(蘭さん)は口数も少なくなり、急激にが止まりだした。相当苦しそうだ。
 終始マイペースで食べていたさん(CBさん)は、終盤戦に入りスピードが加速
 まさにイソップ童話のような展開だ。

2番手(19分)で完食。

 CBさんはなんと、一番フィニッシュ
 マイペースで地道に食したのが、勝利した要因だろう。見事国境食堂リベンジを果たされる。

 keiichi_wさん、真珠さんは美味しくうなぎ丼を満喫しながら、無事完食
 後日談だが、真珠さんもCBさんが完食されるとは思っていなかったらしく、余った分を貰おうとされていたらしい。(爆)

 私もCBさんに遅れること2分、2番手でGOALする。

戦いに敗れ、うなだれる蘭さん。敗者の証、お持ち帰りの折り詰め。

 蘭さんは健闘むなしく、玉砕
 敗因はやはり、見かけの分量や器の大きさを侮って、ペース配分を見誤ったことだろう。

 『あぁー、これで序の口に降格かなー?』
 大丈夫です! 昇進はするけど、降格はないから・・・(笑)


ボリューム ★★★★★
★★★★★
インパクト ★★★★★
料金 ★★★★☆
お店の印象 ★★★★★
テラめし度 96テラ
所要タイム 19分・KO勝ち
難易度 ヤバい

 詳細は、ツーリングクラブ 2007.1.5 三重オフミツーリング でも紹介しています。
 またkeiichi_wさんのHP Sunshine breakthrough でも紹介されています。
 さらに蘭さんのHP RAN’S CBR でも近日中に紹介される予定です。

 お店DATA 
 「新玉亭」

 三重県津市丸ノ内養正町5-1
 059-224-0008
 営業時間/11:00〜20:00 ※平日は14:00〜16:00休憩
 定休日/毎週月曜
 駐車場/あり
 地図
新玉亭