テラめし倶楽部 |
■番外編 | 観戦者 | ||
TVチャンピオン2 第4回デカ盛り王選手権 |
■ 予選 1stステージ ・・・9月2日(日) 満福寺(さいたま市北区) | ||||||||||||||||||
いよいよ予選ステージの朝。今日は予選ステージ1回戦と2回戦を行い、決勝ステージで現チャンピオンの加藤氏と戦う1名を決める。 集合場所は川越(埼京)線の日進駅に9時。浦安からは結構遠く、朝7時に自宅を出発。京葉線・日比谷線・高崎線・川越線と乗り継いで、10分前に到着した。日進駅のホームに降り立つと、同じ電車から見覚えのある方が降りてきた。 テラめし倶楽部会員のよしぞう殿だ。うん?あれは? なんと!第1・2回デカ盛り王のいっし〜殿こと、石戸康明氏もいる。なんでぇ〜? 先日ディレクターから、今回石戸氏は出ないと聞いていたのに・・・。石戸氏の話では、急遽出場が決まったらしい。他にも飽食万歳の森田氏、ホゥスニウス馬っ気の筧氏など、そうそうたる面々が顔を揃えている。関東、いや日本のデカ盛り界を引っ張ってきた重鎮たちを前に、緊張しっ放しだった。 |
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ディレクターの案内で、収録現場へ。 予選ステージ1stの舞台は、さいたま市北区にあるその名も満福寺。満腹にかけてこの場所になったようだ。(笑)真言宗智山派のお寺で、鎌倉時代に開創された古刹。よく収録を許可してくれたものだ。 まずは控室となる寺務所へ。控室のテーブルには、各出場者のゼッケンが置いてあった。出場者の氏名が書かれたゼッケンは、それぞれ色が異なり、私は紫色だ。紫は古代ローマでは皇帝のみ利用が許された高貴な色だし、日本でも聖徳太子が定めたとされる冠位十二階の最高位の色でもある。これは縁起がいいと勝手に満足する私。(笑) その中でひと際目立っていたのが、現チャンピオン加藤氏のゼッケン。挑戦者は全て白地なのだが、チャンピオンのものは唯一ゴールド。やっぱりチャンピオンは別格なんだ。
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まずは前フリの収録。挑戦者全員が並び、ディレクターから立ち位置や順番の指示を受ける。ここでチャンピオン加藤氏の登場を待つシナリオだ。ADさんにマイクをつけてもらい、緊張感が高まってきた。 MCの松本明子さんも程なく登場。昔オール●イト●ッポンで鶴光師匠とアブナいトークをしていた頃からのファンだが、対面はもちろん初めて。想像以上に小柄で華奢な方で、ほぼ全員が3ケタオーバーの巨体に囲まれて、松本さんの小さい身体が余計に小さく見える。 今回私もあの中では、幾分スリムに見えたかも・・・(爆) |
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いよいよ、チャンピオン加藤氏の登場シーン。コンバーチブルに乗って、大きなデカ盛り王選手権の看板をぶち破って登場する演出だ。看板は1枚しかなく、NGは効かない一発勝負。現場に否が応でも緊張が走る。 どかーん! 轟音とも共に看板が裂け、チャンピオン加藤氏が登場。 加藤氏は恐怖からか、若干顔が引きつっていたが、なんとか無事成功! でもありゃ、誰でも怖いわな。(笑) |
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前説の収録が終わると、予選1stの収録準備のため、再び控室へ。収録は本堂で行なうのだが、1件法事が入っていたのとカメラや照明機材のセッティングに手間取っていたこともあり、出番待ち状態。何度もADさんが、もうしばらくお待ちくださいと伝えにきた。 控室では、各挑戦者たちとデカ盛り談義。和気あいあいとした雰囲気は、ほとんどオフ会のようだった。収録前にお昼となり、ロケ弁が配られる。微妙に中身が違うみたいだが、私のはかき揚げ・カニ玉・鯖塩焼きだった。ご飯が少なく、お替りもないのでかなり物足りない。 デカ盛り王選手権だったら、せめて1人3個はくれないと・・・(爆) |
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待つこと、2時間半。ようやく本堂のセッティングが完了したらしく、一同本堂へ移動する。 カメラや照明機材がアチコチに置かれており、避けて歩くのに結構大変。沢山の照明は多量の電気を消費するらしく、電気容量ぎりぎりのためか、エアコンはオフ。この日は残暑厳しく、気温は既に30度超。デブには堪える暑さで、タオルが手放せない。 我々は横一列に座布団1枚だが、チャンピオン加藤氏は解説役として、松本さんの横に座布団を5枚重ねて座っている。我々はあぐらでも長時間座っていると足が痺れるので、チャンピオンの座布団が羨ましかった。(笑) |
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いよいよ、収録が始まる。この予選1stステージは、デカ盛りに関する映像問題で、全8問。調理課程の映像を見終えた時点で、店名と料理名をフリップボードに記入する内容だ。 この1stステージでは7名の挑戦者の中で、成績上位3名が2ndステージに進める狭き門だ。 照明がライトアップし、ディレクターの指示のもとカメラが回り始める。慣れない収録現場の雰囲気に、胸の鼓動は急上昇。汗もどんどん出てきて、緊張状態が続く。
第1問目、これは見た瞬間分かった。あの焼肉とキャベツを見れば、答えは歴然!バトル54で対戦した麻釉の焼肉重スペシャル(1,000円)だ!私を含め5人が正解。幸先の良い滑り出しだ。
第2問目、これも器を見てうすうす分かり、ご主人の顔を見て確信!バトル86、リトルショップの気まぐれCセット大盛り(800円)。すぐ分かったのも当然。実は収録の前日に行ったお店だからである。ラッキー!これは全員が正解。
第3問目、これは最初何かなと思ったが、ご主人のお顔が出て、具材のトッピングが始まる前に、分かった。バトル80で行ったいわき市の中華のんきののっけ丼スペシャル(1,000円)である。これも収録の2週間前に、北東北ツーリングの帰りに立寄ったお店だ。自分が最近行ったお店が立て続けに出てきて、うれしい。よっしゃー、これで3問正解。
第4問目、これまたご主人の顔ですぐ分かる。バトル69で対戦した住吉飯店のもやしそば(735円)だ。5名が正解し、私、石戸氏、森田氏、松本氏が4問でトップ。
第5問目、味奈登庵のもりそば富士山盛り(500円)。バトル56ではつけ天富士山盛りを頂いた。
第6問目、映像が流れ、店名はすぐに分かった。千葉県我孫子市にあるリバーサイドだ。だが問題は料理名である。バトル49の際は、布佐駅前交番スペシャル大盛り(950円)を頂いたのだが、ここには他にも、いちごちゃんスペシャル(ドライカレー&焼きそば)やデビちゃんスペシャル(ピラフ&ナポリタン)といったスペシャルメニューがいっぱいある。いちごちゃんはスパゲティじゃなく焼きそばだったから絶対違う。サリーちゃんはミートソースは合っているが、ピラフでなくカレーだったはずで、これも消えた。 (デビちゃんだったっけ? パンチくんだったっけ?) 頭の中で、必死にメニューを思い出す。確かどちらもピラフは付いたが、問題はスパゲティ。私の記憶が確かであれば、ナポリタンとミートソースの違いだったはず。迷った末、ヤマ感でパンチくんスペシャル大盛り(950円)とフリップに書きこむ。 皆、この問題には大いに悩んだみたいで、回答はデビちゃん、いちごちゃん、ぱんちくんの3つに分かれる。チャンピオンのコメント通り、まさに勝負の分れ目になりそうだ。 正解はぱんちくんで、かろうじて正解。石戸氏がまさかの不正解で、一歩後退。でもまだ油断はできない。
残る問題はあと2問。第7問目はいきなり大きなカツを揚げる映像。どこだ?これ?最初全く思いつかなかった。放映ではカットされていたが、店内の様子の映像でようやく、バトル16で行った京都のグリルアローンだと分かる。だが料理名は、多分チキンカツだと思うが、イマイチ自信がない。 答えはチキンカツ・ライス大盛り(880円)で、定食が付く付かないで正解不正解に分かれた。私は一応正解にしてもらえたが、私の答えも正確にはライスが抜けていたから、本当は不正解だったと今でも思っている。 いよいよ最終問題。私と松本氏はここまで一応全問正解でトップ。3位の石戸氏と2ポイント差であるため、最終問題に答えられなくても予選1stステージ通過が決定。まさに自分でも予想外の展開にビックリ!
映像が流れ始める。やばい、どうやら私の苦手な分野、ラーメンだ。二郎系のラーメンはデカ盛りで有名で、私も情報はピックアップしているが、行ったことあるお店は極めて少ない。そこで大会前に、デカ盛りラーメンの情報はネットで重点的に予習しておいたのだが・・・ 最初二郎かと思ったが、麺3kg、てんこ盛りの野菜、総重量8.5kg以上というテロップが流れ、松戸市にある山勝角ふじのラーメン麺3kg増し(780円)だと思い出す。予習で覚えたお店で、自分の住んでいる千葉県なので、いつか行ってみようと思っていたから、印象に残っていたみたいだ。 これで予選1stステージの全問題が終了。私と松本氏は、なんと全問正解でTOP通過。優勝候補の石戸氏はかろうじて3位で通過。 通過のうれしさのあまり、勝ち名乗り際にお飾りに頭をぶつけたのはご愛嬌でしたが・・・(笑) |