第3回 北海道ツーリング(2003.08.12〜08.20)

 1日目:浮かれ気分で・・・
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 8月12日(火) 晴れ
 フェリー予約

 2000年の2度の北海道ツーリングから早3年。転職・父の死など目まぐるしい日々が続き、北海道は遠い存在になっていた。「今年こそは・・・」と想いながら、夏の北海道行きフェリーのプラチナチケット争奪戦のすさまじさを考えれば、一日も早く予約しないと焦る日々。しかし夏季休暇の日程が未発表で、悲しいかな営業職の身。成績が上がらないとそれどころではない。

 7月20日、夏季休暇の日程が発表され、今年は8月13日(水)〜16日(土)の4日間。4日間で北海道はキツいが、19日(火)・20日(水)も定休のため、17日(日)・18日(月)の2日に有休を使えば、8日間の休暇となる。
 その夜帰宅するなり、ネットで予約確認すると、敦賀〜苫小牧航路は往路は18日まで、復路も21日までずっと満席
 舞鶴〜小樽航路は往復ともまだ若干空席があり、、自宅から少し遠くなるが、往復で予約する。予約完了のメールで安心し、気持ちは北海道へと浮かれきっていた。
 
 
 そんなバカな・・・

 復路は小樽発(10:00)でなく、苫小牧発(23:50)にした方が、最終日夜まで滞在できるので、こまめにネットでチェックしていると、出発1週間前に、満席だった苫小牧〜敦賀の復路に空席が出た。
 すかさず復路の予約変更をしようとアクセスするが、復路の該当予約なしの画面表示。
 そんなバカな! 何度も予約番号を入力するが、同様で焦りまくる。
 もしかして?と往路出発日にして確認すると、なんと舞鶴出発と同じ日に小樽からも出発する予約になっていた。慌てて予約を変更し事なきを得たが、もし空席が出ず予約変更しなければ、気付かずに帰りのフェリーに乗り損ねるところだった。
 コンピューターも同日出発の往復予約であれば、チェックしてくれればいいのに・・・

 珍しい?ことに、営業成績もまずまずで、これなら何とか気兼ねせず有休も取れそうだ。残りの仕事は休み明けになるよう段取り(画策)し、出発日当日を迎える。同僚に休暇中の事を頼み、「現場から直帰します」と定時前の4時には帰宅。(ゴメンなさい!)
 
 
 舞鶴フェリーターミナル
乗船を待つダボジー。
 出発前の舞鶴フェリーターミナル後方に見えるのは、新日本海フェリーのニューあかしあ号
 ダボジー後部に搭載しているのは、市販のトランクBOXを加工して作った自作の
トップBOX。ホクレンフラッグを付けるフックも装備し、製作費は2,800円。

 
 
 大胆な人

 乗船待ちで、滋賀県草津市からきた山下さんと知り合う。
 彼の愛車は今日納車したばかりのジュベルで、ショップから直接舞鶴に走って来たとのこと。オドメーターはわずかに100q、代金の領収書も持っていた。
 慣らしで北海道ツーリングとはなんと大胆な人だ!

 このジュベルを購入したことを、彼の奥さんはまだ知らないらしい。

 
あぁ、恐ろしや!

この日の走行距離:142q

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